バーバリアン
どうも、松本13です。
今回は、『バーバリアン』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『バーバリアン』は、2022年に制作されたアメリカのホラー映画。民泊を利用した女性が恐ろしい事態に巻き込まれていく姿を予測不可能な展開で描く。
【あらすじ】
仕事の面接を受けるためデトロイトにやって来た女性テスは、ネット予約した宿泊先の民家に到着するが、そこには既にキースという男性が滞在していた。嵐の中、他に行く当ても見つからないテスは、キースとともにそこに宿泊することを決める…
この映画、めちゃくちゃ面白かったです。
私のような偏った趣味の人間にはめちゃくちゃ刺さる内容の映画でした。
ここ数年のホラー映画では『エスター ファーストキル』と『マグリナント 凶暴な悪夢』と並ぶ傑作。
そう考えるとここ数年のホラー映画というのはかなり豊作ですね。
上述の作品を一つでも見たことがあり、その内容が好きなのであれば他の作品もおそらく好きなはず。
この作品の傾向としては「その手」の作品だと思います。おそらくこれだけでも伝わる人には伝わるかとは思いますが。
主人公の女性が民泊サービスで予約した宿に行くとダブルブッキングで、すでに先客の男性が。しかもその宿にはどう考えてもまともな用途に使われたではないであろう超絶怪しい地下室が。
これどう考えても先客の男が怪しいと思うのですが、映画はまだまだ序盤。もう犯人ほとんどわかっちゃったようなものなのだけれどここからどう物語が進んでいくのだろうか?
…からの展開が超絶に面白い。めちゃくちゃ引き込まれますし、もう夢中になって見てしまいました。
予想不可能なストーリー展開に翻弄されまくり、しかし荒唐無稽な超展開というわけではなく、ラストはめちゃくちゃしっかりと落ちますし、バーバリアンというタイトルの回収もしっかりとなされます。
いやー面白かったな、というのが本当に素直な感想です。
正統派ホラー作品とはちょっと違った毛色の作品なので、それなりに好みは別れるかと思いますが、好きな人は本当に大好きなはず。どちらにしてもとても良くできた映画なので一見の価値はあると思います。
しかも途中からジャスティン・ロングが登場。
このジャスティン・ロングがこれまた凄まじい。何がどう凄まじいかはネタバレなので伏せますが。
そもそもホラー映画にジャスティン・ロングが出てきた時点である種のフラグだったりもするのですが。
空飛ぶおっさんに拉致られたり、 薬盛られて足を切られたり、他の出演作品でも散々な目にあってきてジャスティン・ロングですが。
もちろんこの映画のジャスティン・ロングもただでは済みません。
しかしそれも予想とは全く違った方面だったり。とにかくこの映画のジャスティン・ロングは本当に凄まじい。しかし最後の最後は安定のジャスティン・ロングだったり。
この映画は民泊ホラーとして紹介されることも多いかと思います。民泊ホラーと言うとちょっと地味な内容を想像してしまいがちですが、退屈は一切することのない盛り沢山な内容の映画ですので、あまりかしこまらず気軽な気持ちで見て見るのがいいのかなと。
そして怒涛の展開に翻弄されてのフィニッシュ。後には一切何も残らない気持ちよさ。
とにかくセンスの溢れるとても素晴らしい映画なので興味のある方は是非一度見てみてください。
というわけで今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。