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プロジェクト・イーグル

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どうも、松本13です。今回は、『プロジェクト・イーグル』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『プロジェクト・イーグル』は、1991年に公開されたアクション映画。監督・脚本・主演はジャッキー・チェン。 【あらすじ】 冒険家「アジアの鷹」ジャッキーのもとへ新たな仕事の依頼が届いた。彼はサハラ砂漠に隠されたヒトラーの金塊の手掛かりを求めて、当時ナチスの副官であった男の屋敷へ忍び込むのだが… 本作品は『サンダーアーム』や『ライジング・ドラゴン』などの、「アジアの鷹」シリーズの一作ですが、ストーリー的なつながりはほとんどないので単品映画で楽しめるかと思います。ちなみに『プロジェクトA』シリーズとも無関係。 個人的にこの映画は数あるジャッキー映画の中でTOP3には間違いなく入るくらいに好きな作品です。 この映画はジャッキー映画としてはもちろん抜群に面白いのですが、それに加えてこの映画はジェネリック『インディ・ジョーンズ』的な側面も持ち合わせています。 これまでインディ・ジョーンズを目指して数々のアドベンチャー映画が制作されてきました。 個人的にその中でかなりいいところまでインディ・ジョーンズに近づいたと思える作品は3つあります。 1つは『ハムナプトラ』。これは私個人だけではなく多くの人の共通見解と言ってもいいかと思います。 もう一つは『センター・オブ・ジ・アース』。これは私個人として。とは言ってもジェネリック度はハムナプトラに比べて大分劣りますが。 そして最後の一つがこのプロジェクト・イーグルです。 この映画は簡単に言ってしまえばジャッキー・チェン版インディ・ジョーンズ。 ジャッキー扮する冒険家がサハラ砂漠でナチスの残した金塊探し。 もちろんそれを狙うのはジャッキーだけではなく… そんな感じでカーチェイスありドンパチありの大活劇。 もちろんジャッキーならではのカンフーやアクションシーンなども満載。 この映画を見ればわかるかと思うのですが、ジェネリック・インディジョーンズ要素とジャッキーアクションの親和性というのはめちゃくちゃ高いんですよね。 遺跡や砂漠が舞台ということもあり、他のジャッキー映画とは一味違うジャッキーアクションを楽しむことができます。 この映画はジャッキーアクションのコミカルさが遺憾なく発揮された作品でもあるので、ジャッキー映画としてもとて...

ヤング・マスター/師弟出馬

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どうも、松本13です。今回は『ヤング・マスター/師弟出馬』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヤング・マスター/師弟出馬』は、1980年に製作された、ジャッキー・チェン監督・主演の香港映画。折り合いが悪かったロー・ウェイプロダクションから強行移籍したジャッキー・チェンの、ゴールデン・ハーベスト社における第1回監督・主演作品。 【あらすじ】 捨て子だったタイガーとチェンは正風道場のカン先生に拾われ、功夫を学びつつ今やりっぱな若者に成長していた。そんなある日、カン先生のかねてからの厳しい修行に嫌気がさしていたタイガーが道場を追い出されてしまう。帰るに帰れないタイガーは、大悪党のキム一味の用心棒となる… ジャッキー・チェンのゴールデン・ハーベスト移籍第1作目となる今作。 ジャッキー・チェンがカンフー・スターからアクション・スターとなった第一歩がここからと言っても過言ではないでしょう。 実際、今作からすでに過去作品にはない、いろいろな要素が組み込まれています。 修行して敵討ちといった悲壮感漂うシリアスなストーリーではなく、今作はかなりコミカルな内容です。 その部分も後のジャッキー映画に通じる部分なんじゃないかと感じます。 様々なジャッキー・アクションの片鱗は見え始めてはいるものの、ただ後のドタバタ喜劇&決死のスタントのようなアクション要素はだいぶ控えめです。 それでも肉体的にはゴリゴリの全盛期だったジャッキーの体力に物を言わせた、キレキレのアクションはかなり見ごたえがあります。 逆に、あれこれ小道具を使わない純正アクションとしては、相当に見応えがあるんじゃないかと思います。 コミカルなシーンは多々あるものの、格闘シーンに関してはあれこれ小細工のないストレートなアクションゆえ、絵面的には大分地味なのですが、じゃあ退屈かと言ったら全然そんなことはなく、特に今作のラストバウトは20分近い長尺です。 その部分もギミックなどはほとんどない荒野での戦いゆえ、絵面が結構地味なのですが、それでもめちゃくちゃ食い入って見てしまうくらいに面白いんですよね。 そういう見せ方は本当に素晴らしいと思いますし、今作ならではの魅力でもあるかと思います。 とにかく、そういう混じりっけなしなジャッキーのカンフー・アクションを楽しむのなら、この映画はめちゃくちゃおすすめです。 先述の...

片腕ドラゴン

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どうも、松本13です。今回は『片腕ドラゴン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『片腕ドラゴン』は1972年に公開された、香港のカンフー映画。ジミー・ウォング監督、脚本、主演。 【あらすじ】 多くの人から人格者と慕われる道場主のハン・ツイ。一方、近くに道場を持つチャオ・ラ・ルーは悪徳商売で儲けていた。そんな両道場の仲がうまくいくわけもなく、抗争は次第に激化していく… 今作、作品単体としての知名度ってそこまで高くないと思うのですが、ただタランティーノに影響を与えたカルト映画としては、かなり知名度のある作品なんじゃないかと。 実際この作品を見たことがなくても、タランティーノ関連でこの作品の名前くらいは聞いたことがある、ジャケットを見たことがある人も多いはず。 実際に見てみると、タランティーノに影響を与えたと言っても納得するくらい、本当にタランティーノ映画の劇中劇みたいな作品なんですよね。 本当にいい意味での、かつての大味なカンフー映画といったところでして、とにかくツッコミどころ満載のカルト映画としてはめちゃくちゃ楽しめます。 悪道場の師範が己の野望のために世界各国から強者を集めるのですが、だいたい全員中国人だったり。 なぜか日本人に牙が生えていたり、肌を塗っただけのインド人だったり…。 特にインド人はヨガの達人として紹介されたりしているのですが、実際の格闘は全然ヨガは関係なかったり。 ただ格闘に全く関係のないヨガを格闘というジャンルにぶち込むって、もしかしたらこの作品が初だったのかもしれません。 そう考えると、この作品がなかったら『ストリートファイター2』のダルシムも存在しなかったのでは?これが原点だったのでは?なんて考えたり。 そんなこんなで、前半はかなりツッコミどころ満載なのですが、ただこの映画、後半に差し掛かるとそのツッコミどころがかなり加速してきまして、とにかく異次元の方面へ話が進んでいくんですよね。 正直この映画、前半だけ見ると一部好事家向けのいにしえのもっさりカンフー映画かなと思ってしまいがちなのですが、後半に入ると圧倒的にぶち抜けたぶっ飛んだ展開や、もう何周かして笑えてしまうくらいの展開のオンパレードでして、そういうとんでも映画としてもめちゃくちゃ楽しめたりします。 そもそも主人公が片腕となった理由が「え?そこなの?」みたいなところ...

プロジェクトA

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どうも、松本13です。今回は、『プロジェクトA』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『プロジェクトA』は、1983年に香港で制作されたアクション映画。主演、監督、武術指導、脚本をジャッキー・チェンが務めている。 【あらすじ】 20世紀初頭、イギリス統治下の香港。海賊退治を命じられた水上警察は、任務に失敗し、ライバルの陸上警察に併合されてしまう。しかし紆余曲折の末、再度征伐作戦「プロジェクトA」決行のチャンスが訪れるのだが… 何がベストオブジャッキー映画かについては、直撃した世代とか思い出補正などによる部分も多いかと思います。 私自身、思い出補正込みでのベストオブジャッキー映画であったら『ポリスストーリー』が圧倒的ナンバーワンなのですが。 ただ個人的な要素を抜きに客観的に判断すれば、間違いなくこの映画がベストオブジャッキー映画なのではないかと思います。 そもそも、大抵のアンケートやランキングでもこの映画が1位だったりしますし、決死のスタントが売りのジャッキーアクションにおいて圧倒的に有名な時計台シーンがあったり、それ以外にもアクション満載。 椅子や自転車などの小物を使ったジャッキーアクションからチャップリンオマージュ、コメディシーン、さらにユン・ピョウ、サモ・ハンを含むゴールデントリオ出演作品ということで、もはやジャッキー映画における魅力のすべてが詰まっていると言ってもおかしくはない内容だと思うんですよね。 しかも今作、今一つぱっとしない沿岸警備隊が解散を命じられるも、再結集して海賊退治するという胸アツ展開などもありまして、しかし、海賊退治と言っても船が一隻もない、じゃあどうするの?みたいな、そういうストーリー面もかなり面白いと思うんですよね。 ラスボスである海賊もかなりいいキャラしていまして、強さについてもジャッキー映画最強クラス。 とにかく本当に見どころしかない映画なんですよね。 この映画、時計台アクションだけが売りの作品というわけではなく、時計台シーンについてもクライマックスというわけではなく、作中のちょっとしたシーンだったりしますし、それ以外にも「こんな落ち方したら死ぬでしょ?」みたいなシーンがめちゃくちゃあるんですよね。 本当にこの時代のジャッキー映画って人が落ちる高さに関する感覚がイカれてるんですよね。 それと今作、ジャッキー、サモ...

男たちの挽歌 II

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どうも、松本13です。今回は『男たちの挽歌 II』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『男たちの挽歌II』は、前作『男たちの挽歌』の大ヒットを受けて1987年に制作された香港映画。監督はジョン・ウー。出演はティ・ロン、チョウ・ユンファ、レスリー・チャンなど。 【あらすじ】 相棒マークを失い刑務所に服役中のホーは、偽札製造組織の摘発に協力するよう香港警察から頼まれる。刑事である弟キットが潜入捜査に関わっていると知ったホーは依頼を引き受け、元ボスのルンに接触するのだが… 男たちの挽歌ってストーリー的には1で終わっておくのが完璧だと思うんですよね。 ただ、実際に1を見てみると、多少無理やりでも、ストーリー的に蛇足でもいいから続編が見たい。そう思わせてしまうくらいにチョウ・ユンファが魅力的でして。 前作の展開的に再登場は絶望的に思われたチョウ・ユンファが、まさかの再登場。今作のチョウ・ユンファが、これまたとんでもなくかっこよくてですね。 その部分だけでも一見の価値はあるんじゃないかと。 とにかく今作は、絵になったりある種のネットミームになったりするような名シーンが山盛りでして、そういう意味では本当にネタの宝庫。 シリーズならではの男気あふれる胸アツドラマも多々あり、そして前作以上のドンパチシーンは必見中の必見です。 本当に、ガンアクションの歴史が変わったゼロ地点って、この映画だと思うんですよね。それくらいにもう、前作の儲けを全部火薬代にぶち込んだんじゃないかというぐらいすさまじいシーンの連続。 とにかく、現代アクションの一つの礎となったと言っても決して大げさではない作品ではあるので、一度は触れておいても損はないかと思います。 本当に名シーンしかない作品ですし、今作のチョウ・ユンファって本当に圧倒的だと思うんですよね。 静止画で見ると、まあ一昔前のアジア系俳優の優男みたいな印象くらいしか持てないかもしれませんが、動画で見ると本当に圧倒的なかっこよさ。 実際、この路線でチョウ・ユンファを超える俳優っていまだに出てきていないかと思いますし。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦

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  どうも、松本13です。今回は、『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』は、2024年の香港のアクション映画。かつて香港に実在し、無法地帯として知られた九龍城砦に住む人々と裏社会の勢力争いが描かれている。 【あらすじ】 1980年代。香港へ密入国したチャンは身分証を買う金を稼ぐため、黒社会の大ボスが開催した賭け試合に出場するも、トラブルにより組織から狙われることに。彼らの手から逃れるため、チャンは無法地帯である九龍城砦へと逃げ込むのだが… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 香港映画好きにとってはもうこれ以上にない映画なんじゃないかと。 しかも今作、舞台となるのは九龍城。 今は存在しないアジアンスラムの代表格かつ伝説的存在。 様々な作品で舞台やモデルとされたゆえ、特定の年代やちょっと偏った趣味の人間にとってはもう聖地のような存在だったりするかと思うのですが。 そんな九龍城を舞台に繰り広げられる胸熱カンフーバトル。 色気ゼロ、男臭さ満載。 特に今作のラスボスに関しては相当な名キャラなんじゃないかと。思わず語りたくなること請け合いです。 そしてめちゃくちゃ真似したくなるんじゃないかと。心の中の男子小学生が大暴れすること間違いなし。 細けえことはいいんだよ的な香港映画クオリティが存分に味わえる作品。 逆に言うと香港映画や九龍城という部分に思い入れや愛着のない人にとってはそこまでぶち抜けた作品ではないかもしれませんが。 とはいえアクション映画としては相当にレベルの高い作品ですので、上述のような予備知識などがなくても十分に満足できる作品であることは間違いないかと思います。 おそらく格闘アクション映画としてみれば、多くの人にとっては80点〜100点満点くらいの点数をつけられる作品かと思います。 香港映画への思い入れによっては100点満点中5億点くらいつけられる作品かと。 アクション映画、特に格闘アクション方面が好きなのであれば間違いなく一度は見ておいても損はない傑作かと思います。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ハイリスク

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どうも、松本13です。  今回は、『ハイリスク』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ハイリスク』は、1995年の香港のアクション・コメディ映画。主演はジェット・リー。 【あらすじ】 特殊部隊に所属するリーは、「ドクター」と名乗る男が仕掛けた爆弾によって目の前で妻子を殺されてしまう。数年後、彼はアクションスターのボディガードとして働いていた。ある日、宝石展に同行することになったリーは、あの「ドクター」が展示会を襲撃しようと企んでいることを知る… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。頭を空っぽにして見れるタイプの素晴らしい映画。 冒頭で主人公であるジェット・リーの妻子がテロリストに爆殺されるというハードなシーンから始まるので、その後もそれなりの展開を想像してしまいがちですが、この映画はジャンルとしてはアクションコメディ。 冒頭はハードな展開ですが、それ以降は割と気軽に見れる軽いノリで話が進んでいきます。その部分を勘違いさえしなければ誰でも楽しめる映画なんじゃないかなと。 冒頭でハードなアクション映画と勘違いしてしまうと、それ以降肩透かしですが。主演がジェット・リー ということもあり硬派なアクションを期待してしまう人もいるかと思いますが。 現場で台本がコロコロ変わる、そもそも台本自体が存在しないなんていうのは一昔前の香港映画あるあるだったりしますが、この映画こそまさにそのようにして作られたのではないかと思ってしまうような内容です。 冒頭はハードで重たい展開なのに、そこから一転してコメディ展開になったり。雰囲気にしてもストーリーにしても本当にコロコロ変わるんですよね。 その部分を真面目に見てしまうとこの映画はダメだと思います。この時代の香港映画はこういうものだと割り切ってみるとむしろ最高に楽しい。 ストーリーに関しては香港版『ダイ・ハード』。テロリストに占拠されたビルでジェット・リーが右往左往。 エレベーターを利用したアクションや換気ダクト内の移動など、ダイ・ハード オマージュも多々あったり。 ちなみに妻子亡き後のジェット・リールは香港のアクションスターのスタントマンという役どころ。 ちなみにそのアクションスターは代役を使わないことで有名な、もろにジャッキー・チェンを彷彿とさせるキャラ。実際はジェット・リー扮する主人公がアクションシーンを...

男たちの挽歌

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どうも、松本13です。 今回は、『男たちの挽歌』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『男たちの挽歌』は、1986年制作の香港映画。監督はジョン・ウー。主演はチョウ・ユンファ。 【あらすじ】 相棒のマークと香港の裏社会を仕切るホーは、学校を卒業した弟キットが刑事を志していると知り、足を洗おうと決意。部下のシンと最後の取引に臨むが、それは敵の罠だった… 今作は監督のジョン・ウーと主演のチョウ・ユンファの出世作としても有名。その名を世界に知らしめた名作中の名作と言っても過言ではないかと思います。 今でも様々な場所で語られたり引き合いに出されたりしているので、タイトルやビジュアルや作中のワンシーンなど、大抵の人は一度くらいはどこかで見かけたことはあるのではないでしょうか? じゃあ実際に見たことがある人はどれくらいいるかと言うと、公開が大分昔ということもあり、そこまで極端に多くはないかと思います。 配信サイトなどでの再生回数はそれなりにあるかと思いますが、おそらくその中の大半は私のようなこれまで何度も見たことがある作品のファンによるものだと思います。 この映画はめちゃくちゃ素晴らしい映画なのですが、何分公開が少し昔ということもあり、また香港ノワールという今ではちょっと手を出しづらい、というか当時を知らない人にとってはよくわからないジャンルなのかもしれませんが、とにかく映画史に残る往年の名作の中ではとっつきづらい部類に入る作品なのかもしれません。 主演のチョウ・ユンファにしても全盛期をリアルタイムで知らない世代にとってはちょっととっつきづらい部分もあるかもしれません。どちらにしてもジャッキー・チェンほど気軽にはいかないかと思います。 それに世代が違うとチョウ・ユンファの魅力というのはちょっと分かりづらかったりする部分もあるかもしれませんし。 実際私も男たちの挽歌についてはリアルタイムで鑑賞したというわけではなく、むしろ私が物心ついた時にはすでに今のような名作扱いとなっていました。 ビジュアルに関してもちょっと古いイメージがありましたし、チョウ・ユンファの格好良さというのもいまいち分かりませんでした。 が、実際に見てみると作品の圧倒的な面白さと、それより何よりチョウ・ユンファの圧倒的な格好良さにやられました。 もちろん主人公のティ・ロンやレスリー・チャンな...

イップ・マン外伝 マスターZ

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どうも、松本13です。  今回は、『イップ・マン外伝 マスターZ』 についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『イップ・マン外伝 マスターZ』は、2018年の香港映画。実在の武術家葉問(イップ・マン)を主人公とする人気シリーズの三作目『イップ・マン 継承』のスピンオフとして制作された。 【あらすじ】 詠春拳の正統争いに敗れた男は、武術と闇稼業から足を洗い、息子と穏やかな日々を送っていた。しかし、犯罪組織に追われていた女たちを救ったことで彼はその組織と対立し、再び武術を解き放つ… イップ・マンを題材とした映画は多々ありますが、当たり外れが結構激しかったりします。 というよりもドニー・イェンのイップマンが圧倒的すぎて、そこそこの良作程度では満足できなかったりします。 この作品はドニー・イェン主演のイップ・マンシリーズの作品です。が、しかし外伝的作品ということもありドニー・イェンの出演はほとんどなし。回想シーンに一瞬出てくる程度。 なのでそこまで期待はしていなかったのですが、いい意味で期待を激しく裏切られました。 この映画はめちゃくちゃ面白いです。カンフー映画としてもアクション映画としても恐ろしく完成度が高い。 ドニー・イェン主演の過去作品と同じぐらいのテンションで見ても全く問題ないレベルです。ドニー・イェンが出演していないからと期待値を下げる必要もなし。めちゃくちゃ期待して大丈夫です。 どんなに期待値を上げて見ても大抵の人の期待は叶えられる、それくらいに素晴らしい内容の映画です。 今作の主人公であるチョン・ティンチ を演じるのはマックス・チャン。彼もとても素晴らしい俳優ではあると思うのですが、しかしながらドニー・イェンと比べるとやはり少し弱いかなと。 ドニー・イェンと比べれば大抵はそのような評価になってしまうかと思うので、そもそも比較するのが酷なことではあるかと思うのですが。とはいえ過去作品ではドニー・イェンがいた主役の位置にいるわけなのでどうしても意識せずにはいられません。 確かに主人公単体では若干弱い部分はありますが、この映画は脇役がとにかく豪華。脇役も含めて考慮すれば本家イップ・マンと比べても引けを取らないレベル。 シリーズがヒットしたついでにもう一本作っておいた、みたいな低予算映画というわけではない制作陣の本気の度合いが伝わってきます。...

レイジング・ファイア

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どうも、松本です。 今回は映画『レイジング・ファイア』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『レイジング・ファイア』は2021年の香港・中国合作映画。2020年8月に逝去したベニー・チャン監督の遺作となった。 【あらすじ】 長年追い続けてきた凶悪犯ウォンとマフィアの麻薬取引現場に踏み込むはずだった警部チョン。ところが、直前になってチョンのチームは作戦から外され、警察の動きを熟知した何者かが、捜査官たちをウォンの一味もろとも惨殺する。捜査線上に浮かび上がったのは、4年前に起きたある事件を発端に復讐心を燃やすチョンの元部下だった… この映画、めちゃくちゃ好きな映画です。というより少なからずアクション映画が好きな人間でこの映画が嫌いという人はいないのではないでしょうか? それくらいに魅力のぎっしり詰まった素晴らしい映画です。ツッコミどころや隙が全くない万能型の映画。 『HEAT』と『ダイ・ハード』と『ポリス・ストーリー』を足して割ったような、と言えばこの映画の魅力が少しは伝わるでしょうか? まさに大人のお子様ランチ。 ここまで没頭して夢中になれた映画というのも中々無いかなと思います。 この映画に対する個人的な印象。それは香港映画全部乗せ。 80年代から90年代の香港映画に慣れ親しんだ世代にとっての全てがこの映画の中にあると言っても過言ではないかと思います。 香港ノワールからド派手なアクション、銃撃戦、肉弾戦、胸熱展開から爆発、カーチェイスに至るまで。 香港映画全部乗せ。そしてアクション映画としても全部乗せ状態だと思います。 それだけの要素を詰め込んだらちょっとバランス的におかしくなってしまったり、無駄に尺が長くなってしまったり、どこかしらおかしな部分が出てきてしまったりするのですが、この映画はそれら全ての部分が見事に調和しており、奇跡的にと言ってもいいくらいのバランスで一つの映画として成立しています。 昔の香港映画のように、ここぞというアクションシーンなどでこれ見よがしなスローモーションは使ったりしないのですが、もしそのような演出を使っていたらアクションシーンの大半がスローモーションになってしまうくらいにアクションシーンのレベルは高いです。 個人的には古典的なスローモーション演出も大好きなのですが、最近の映画はそういうとんでもないアクションシーンもさ...

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