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天使にラブ・ソングを…

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どうも、松本13です。今回は、『天使にラブ・ソングを…』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】  『天使にラブ・ソングを…』は、1992年のアメリカ合衆国のコメディ映画。主演はウーピー・ゴールドバーグ。 【あらすじ】  殺人事件を目撃したクラブ歌手デロリスは、重要証人として警察に保護される。安全の為にと警察はデロリスを厳格な修道院へ匿う事にするのだが… この映画、もはや語るべくもない名作中の名作かと思いますが。 とはいえこの映画、誰もが一度は通っていて、そして大抵の人は大好きな映画であるにも関わらず、ちょっと忘れがちな立ち位置の作品な気がするんですよね。 もしかしたらそれはこの作品が「見せられる映画」の典型だからかもしれません。 実際この映画を誰かから見せられた人って結構多いと思うんですよね。 親とか学校とか。 個人的にもこの作品は学校で見せられる映画といったイメージが強いです。 学校で見せるのだからそんな滅多な映画は選べないわけで、やはり内容的には無難にならざるを得ないのですが。 おそらくそのような選択肢の中での最強クラスがこの映画だと思うんですよね。もしくはチャップリン。 というかチャップリンと同格に並んでいるだけでも十分すごいかと思いますが。 とにかくこの映画、無難な全年齢対象にもかかわらず、内容は抜群に面白いんですよね。 学校で『サウンド・オブ・ミュージック』を見せられても全然わからなかったけど、『天使にラブ・ソングを…』はめちゃくちゃ面白かったなんてのも私だけじゃないんじゃないかと。 そんな映画ゆえ、大人になってからわざわざ自発的に見るなんてこともあまりないかもしれませんが、とはいえテレビ放映時や配信で見かけた時などにふと見てみると、本当にめちゃくちゃ面白いんですよね。 子供の頃に見ても面白かったけど、大人の視点で見てもこれまた面白い。そういう映画って実際なかなかないと思うんですよね。 しかもめちゃくちゃ泣ける。 別にお涙頂戴なシーンがあるわけでも、特別感動的なシーンがあるわけでもないのですが。 この映画の歌唱シーンを見てると不思議と涙が出てくるんですよね。 人って魂が揺さぶられると不思議と涙が出てくるものだと個人的には思っているのですが。 ただ実際に魂が揺さぶられる経験ってそうそうあるわけでもなく。 感動やら何やらで...

ザ・ハッスル

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  どうも、松本13です。今回は『ザ・ハッスル』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ザ・ハッスル』は2019年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画。主演はアン・ハサウェイ、レベル・ウィルソン。 【あらすじ】 南フランスの高級リゾート地で荒稼ぎする凄腕の詐欺師ジョセフィーヌと、三流詐欺師ペニー。ひょんなことから二人は手を組み、大金を狙うことになる……。 個人的に『スティング』や『マッチスティック・メン』などの詐欺師を主人公とした映画は大好きなのですが、今作はそれらほどの名作ではありません。 むしろ批評家からは酷評されまくりで、一般的な評価もそこまで高くはない作品だったりします。 ただ、私個人としては結構楽しめちゃいました。 主演はアン・ハサウェイ。 個人的にアン・ハサウェイはめちゃくちゃ素晴らしい俳優で大好きなのですが、出演作品の当たり外れはかなり激しいイメージがあります。 なので、この作品に関しても過剰な期待はしませんでした。 そのくらいの期待値で見れば、この映画は普通に楽しめるんじゃないかと。 良くも悪くもゆるい感じで「可も不可もないコメディ」くらいの感覚で見れば、大抵の人は満足できるんじゃないかと思います。 それくらいのテンションのコメディ映画って、ありそうでなかなかないと思うんですよね。 特にこの手の女性チームものやバディムービーって、割と外れが多いと思うんです。 もちろん中には大当たり作品もあったりするのですが、妙にポリコレ方面に気合いが入りすぎていたり、下ネタがきつすぎたり、そもそも映画として全然面白くなかったり……。 そういう外れ作品が多いので、「可もなく不可もなく見られるそこそこの良作」みたいな映画ってなかなかないんですよね。 今作は本当によくも悪くも可もなく不可もない、気楽に見れてそこそこ楽しめる作品です。 大味なストーリーかつきつすぎるネタも大してなく、一応の起承転結とどんでん返しがあって、最後はしっかりオチる。最低限のお約束ノルマは果たしているかと思います。 とにかく、主演のアン・ハサウェイとレベル・ウィルソンに過剰な期待さえしなければ(彼女たちが過去に出演した名作レベルのクオリティを求めなければ)、普通に楽しめる作品かと思います。 ポップコーン映画としては割と優秀だと思うんですよね。 というわけで、今回はこ...

ドラマな二人

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  どうも、松本13です。​今回は『ドラマな2人』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ドラマなふたり』は、2026年のアメリカ合衆国のロマンティック・ブラックコメディ映画。主演はロバート・パティンソン、ゼンデイヤ。 【あらすじ】 ボストンのカフェで運命的な出会いをしたチャーリーとエマは、結婚も決まり幸せの絶頂にいた。結婚式まであと7日に迫った夜、彼らは、これまでに自分が犯した最悪の行いを告白し合うのだが… ​『トワイライト』シリーズや『ザ・バットマン-』のロバート・パティンソンと、『スパイダーマン』や『デューン 砂の惑星』のゼンデイヤが主演のラブストーリーとなる今作。それだけ見ると、ちょっとした直球ラブコメみたいに思えてしまう今作ですが、よくよく見てみると、ちょっとビジュアルに不穏さがにじみ出ていると思うんですよね。 ​そして配給は、地獄のような映画を多数世に放ってきている「A24」でして、それなりに嗅覚がある人なのであれば、それだけでも今作が普通のラブストーリーではないことがわかるかと思うのですが。 ​今作、ストーリーのベースはラブストーリーながら、ブラックコメディ要素がかなり強め。サスペンスやホラー要素なども内包している作品ゆえ、ラブストーリー以外の楽しみ方もできる作品でして、むしろそっちの方が結構高評価を得られる作品なんじゃないかと。逆に、直球ラブロマンスを期待してみると、ちょっと肩透かしを食らってしまう部分もあるんじゃないかと思います。 ​結婚式を1週間後に控えたカップル。陽キャノリ全開で結婚式に向けて右往左往する2人。コミュ障にとっては地獄のような、まあハリウッド映画によくある明るく楽しいアメリカノリなのですが、ただ、ひょんなことから「今までやった中で一番やばい過去を告白し合う」という、多分結婚1週間前に絶対にやってはいけないゲームを行ってから、事態が斜め上の方向に進んでいくのですが……。 ​そこからのストーリー展開が本当に面白くてですね。とにかく、ハリウッド有数のイケメンであるロバート・パティンソンの表情がみるみるうちに死んでいく様が、本当に素晴らしくて。 ​個人的にロバート・パティンソンって、めちゃくちゃ好きな俳優なんですよね。正統派なイケメン役で世界中の女性を虜にさせながら、マニアックな映画で狂気的な役をやったり、闇堕...

燃えよデブゴン TOKYO MISSION

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どうも、松本13です。今回は、『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』は、2020年制作の香港のアクション・コメディ映画。監督は谷垣健治、主演はドニー・イェン。 【あらすじ】 公私のストレスで暴飲暴食に走り肥満体系となってしまった刑事。しかし正義の心と身体能力は健在。その能力を駆使し、容疑者護送で降り立った日本で巨大な陰謀に立ち向かっていく… ソースとマヨネーズとか、マーシーとヒロトとか、この世には間違いない組み合わせというのがあると思うのですが。 ドニー・イェンと谷垣健治というのも、そんな間違いのない組み合わせの中の一つだと思います。 主演がドニー・イェン、監督が谷垣健治という時点でもう勝ち確定だと思うんですよね。 その手の香港映画ファン目線で見たら、この映画、めちゃくちゃ面白い作品だと思うんですよね。 香港映画やドニー・イェンの各作品などへのオマージュも多数あり、そういう部分でもかなり楽しめるんじゃないかと。 それと、太ったドニー・イェンの特殊メイクが、思った以上に似合っているんですよね。 そもそもこの映画、CM撮影で太った特殊メイクをしたドニー・イェンが意外なほど似合っていたのが発端らしいので。 もう見た目に関しては別人なのですが、動きはもういつものキレッキレのドニー・イェン。 その部分のギャップも何とも面白い。 ひとまずアクションについては、いつものドニー映画の期待をしても全く問題ないかと思います。 じゃあ、香港映画などの知識がないと楽しめないかと言ったら、決してそんなこともなく、なんかやたら動ける太ったおっさんが無双してる映画くらいの感覚でも楽しめると思いますし、そもそも『燃えよデブゴン』ってそういう映画ですからね。 とにかくアクションシーンのすさまじさは一見の価値ありだと思います。予備知識ゼロでも十分に楽しめるレベル。 ちょっとしたアクションコメディ作品としてもかなり面白い作品ですし、いつもとは少し毛色の違ったドニー・イェン主演作品としてもめちゃくちゃ楽しめる作品なので、一度は見ておいても損はないんじゃないかと。 個人的にはめちゃくちゃ おすすめです。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ミッション・ポッシブル

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​どうも、松本13です。今回は、『ミッション・ポッシブル』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ミッション: ポッシブル』は、2021年2月に公開された大韓民国のアクションコメディ映画。 【あらすじ】 金さえもらえれば何でもする町の探偵ウ・スハン。ある日、彼のもとに任務に命を懸ける秘密工作員ユ・ダヒから報酬1000万ウォンの依頼が入る… ​韓国の万年金欠なお調子者の探偵と、堅物な中国の女スパイが、紆余曲折あってコンビを組むこととなり、巨悪に立ち向かうというストーリーの今作。 ​あからさまに『ミッション:インポッシブル』に寄せたタイトルとか、ビジュアルなどで、様々な方面への期待がもてるかと思うのですが。 ​本家のような重厚なスパイものや、本格的なアクション要素を期待すると、ちょっと肩透かしの部分はあるかもしれませんが、ただ、重すぎず軽すぎずなスパイ・コメディくらいの感覚で見るのであれば、めちゃくちゃ楽しめるんじゃないかと思います。 ​個人的には、スパイ・コメディとしてはかなりの傑作といった印象です。 ​個人的に、スパイ・コメディというジャンルって傑作が多い、かなりの激戦区なのですが、その中でも今作はかなり良い位置に来る作品ではないかと。 ​それに加え、お調子者の韓国の探偵と、堅物な中国の女スパイというバディムービーとしても、かなり楽しめるのではないかと思います。 ​とにかく、その手の映画として見るのであれば、一度は見ておいて損はないんじゃないかと。 ​過剰な期待は禁物とはいえ、アクションシーンもかなり見応えはありますし、ストーリーも思った以上によくできています。 ​安直なラブロマンス方面には持っていかず、しっかりバディムービーに徹しているんですよね。 ​コメディ要素については、全年齢向けの、重すぎず軽すぎずなちょうどいい内容なので、本当にポップコーン・ムービーにはぴったりなんじゃないかと。 ​個人的には、めちゃくちゃおすすめの作品です。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。 ​  

ザ・ボディガード/ローグ・ミッション

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どうも、松本13です。今回は、『 ザ・ボディガード/ローグ・ミッション 』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『 ザ・ボディガード/ローグ・ミッション 』は、2023年のアメリカのアクション・コメディ映画。主演はジョン・シナ。 【あらすじ】 元特殊部隊員のメイソンは引退後の生活に刺激を求め、南米の独裁国家へ取材に行くという記者クレアの護衛任務を引き受ける。しかし独裁者のインタビュー中にクーデターが発生してしまう… ​アクション俳優ジョン・シナと、『96時間』の監督であるピエール・モレル監督がタッグを組んだ今作。贅沢を言わせてもらえば、この2人だったら「もうちょっと行けたんじゃないか」と感じる部分は多少あったのですが、とはいえ今作単体に関しては十分に面白く、めちゃくちゃ楽しむことができました。 ​ジョン・シナといったら、まるで80年代にタイムスリップしたかのような、気持ちがいいぐらいに振り切ったゴリゴリな筋肉系。 そんな彼が、​特殊部隊上がりのボディーガードというコテコテの設定なので、安定の大味な映画かと思いきや、ストーリーの方は意外と凝っています。筋肉アクション要素に加え、二転三転する展開も結構楽しめました。大味なB級映画だと思って観ると、意外に驚かされる部分もあるはずです。 ​何か一つぶち抜けた要素があるわけではありませんが、アクションもストーリーも非常にバランスが取れています。妙な偏りやクセもない分、気楽に観られるポップコーン映画としてはかなり優秀です。 ​とても元特殊部隊とは思えない、腰撃ち全開なジョン・シナの筋肉アクションはもちろん、今作は脇役でクリスチャン・スレーターが出演しているのもポイントです。クリスチャン・スレーターといえば90年代アクション映画の常連俳優ですが、今作でも結構重要な役どころを演じており、個人的にはかなりの見どころでした。一時期は話題作に出まくっていたものの、いつの間にか見かけなくなっていた彼を久しぶりに見ましたが、元気そうで何よりです。 ​そんなこんなで、見どころが多々ある作品ですので、アクション映画が好きなのであれば一度観ておいても損はないと思います。 ​ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

俺たちのアナコンダ

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​どうも、松本13です。 今回は、『俺たちのアナコンダ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『俺たちのアナコンダ』は、2025年制作のアメリカ合衆国のコメディ映画。主演はジャック・ブラック、ポール・ラッド。 【あらすじ】 少年時代から映画を愛してきた幼なじみのダグとグリフは、1997年公開のパニックスリラー映画「アナコンダ」をバイブルとして崇めていた。ある日、地元のパーティで再会した2人は、長年の夢だった「アナコンダ」のリメイク版を自主制作するべく立ち上がる… ​90年代を代表するモンスターパニック映画『アナコンダ』のリブートとなる今作。90年代洋画に慣れ親しんだ世代なら、知らない人がいないほどの名作だけに、かなりの期待をしている人も多いかと思うのですが。 ただ​今作は、視聴に際してちょっと注意が必要な作品だったりします。 ​今作って、相当にメタ要素が強い作品なんですよね。 『アナコンダ』のリブートである今作ですが、作中でも同様に「『アナコンダ』のリブートを撮影する隊」がジャングルで本物のアナコンダに遭遇するという、めちゃくちゃメタいストーリーでして。しかも、基本的にはコメディータッチの作品です。 ​そもそも『アナコンダ』といえば、その脅威をこれでもかというくらいに世界に知らしめた作品。というか、「アナコンダ」という蛇の総称を誰もが知る一般的な用語にまでメジャー化させたのが、あのオリジナル版だと思いますし。 ​ただ、リブート版となる今作は、作中でも言及がありますが、一般的なリブートや続編というよりは「精神的続編」でして。アナコンダそのものではなく、「映画『アナコンダ』に関しての言及やネタ要素」などが非常に多いんですよね。 ​なので、ひとまず原作のような「モンスターパニック要素」に関しては、皆無ではないものの、期待は相当に控えめにしておいた方がいいかと思います。 ​それと、主演のポール・ラッドやジャック・ブラックって、それこそ「コメディ映画ランク」の上位に必ず食い込むような名作に多々出演しているので、コメディとしても過剰に期待してしまいがちなのですが。 今作も相当な傑作ながら、彼らが過去に出演した「超」がつくほどの名作を超えるかと言ったら、そうは言い切れない部分もあったりするので、そのあたりの期待もある程度は控えめにしておいた方がいいかと。 ​期...

マイ・スパイ

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どうも、松本13です。今回は、「マイ・スパイ」についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『マイ・スパイ』は2020年のアメリカ合衆国のスパイアクションコメディ映画。主演はデイヴ・バウティスタ。 【あらすじ】 元特殊部隊兵で今はCIAエージェントのJJは、腕っぷしこそ強いが頭を働かせることは苦手。監視任務中に頭の回転が速い9歳の少女ソフィに見つかってしまう。秘密を隠す交換条件として彼女にスパイの手ほどきをする事になる… 脳筋ゴリラと可愛い子供の組み合わせって、ハリウッド映画においては鉄板の組み合わせかと思うのですが。 しかもジャンルはアクションコメディ。 結論から言ってしまうとこの映画、その手の映画としては間違いのない作品かと思います。 ただ、この映画は名作映画の激戦区「スパイ映画」なんですよね。 その部分に過剰に期待してしまうと、ちょっと肩透かしかもしれません。 かなり大味な部分がありますし、内容としては良くも悪くもファミリームービーといったところです。 その部分については、人によっては欠点ではなく魅力と感じるかもしれませんが。 とにもかくにも、かなりとっつきやすく見やすいライトな内容。 適度な笑いと爽快感を味わえる良作かと思います。 そのような作品の性質さえ事前に理解しているのであれば、一見の価値ありな作品かと思います。 スパイ映画って本当に名作が多いので、何かと過剰に期待してしまいがちだと思うのですが。 スパイコメディという部分だけに絞っても、相当に名作があったりしますし。 ただ今作は良くも悪くも良作といったところ。 人によっては傑作になりうるかもしれませんが、どちらにしてもハードルはそこまで上げない方が楽しめるかと思います。 主演のデイヴ・バウティスタの存在感や脳筋ゴリラ感、アクションに関してもかなり見ごたえはありますし、コメディゆえに笑いどころも豊富。大味ゆえに妙な裏切りも鑑賞ストレスもなく、ポップコーンムービーとしてはかなり優秀なんじゃないかと。 マッチョ俳優がパブリックイメージ通りの脳筋ゴリラに徹している映画も近年ではそこまで多くはないかと思いますので、そういう意味でも一見の価値はある作品なんじゃないかと。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ブゴニア

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​どうも、松本13です。今回は、『ブゴニア』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ブゴニア』は、ヨルゴス・ランティモス監督による、2025年のブラック・コメディ・スリラー映画。2003年の韓国映画『地球を守れ!』の英語リメイクである。主演はエマ・ストーン。 【あらすじ】 宇宙人が地球を侵略しようとしていると信じる2人の男。彼らは、宇宙人の陰謀を阻止すべく全米から注目を集めるカリスマ経営者のミシェルを誘拐しようと企てる… ​ギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス監督作品。 出演はエマ・ストーン、ジェシー・プレモンスという、どちらも名作請負人と言っても過言ではない名優。もはやこの時点で勝ち確定だと思うのですが、実際の内容も優勝レベルの作品です。 ​ヨルゴス・ランティモス監督作品って、批評家受けは圧倒的にいいものの、内容的には見る人を選んだり、難解であったり、大衆的な娯楽作品ではない一筋縄ではいかない作品が多かったりするのですが。 ​今作も「頭にアルミホイルを巻いているタイプ」の陰謀論者が大企業の社長を拉致監禁するという、一見するとちょっとした社会派作品に見えたりもするのですが、実際の内容はブラックコメディやホラー、サスペンス要素も内包した作品です。 ​韓国映画のリメイクということもあってか、ヨルゴス・ランティモス監督作品としてはかなりとっつきやすく、直感的に理解できる「普通に面白い」作品です。 ​ブラックコメディ要素が強い作品ではありながら、昨今社会問題化している「陰謀論」がテーマということもあり、結構笑えないシーンなどもあったりするのですが。 ひと昔前って良くも悪くも、陰謀論を気軽に茶化したりネタにしたりということが普通でした。 冷静に考えると、かつてコメディであったものが笑えないサスペンス味を帯びてしまうって相当危ういと思いますし、場合によっては現実がもう既にフィクションを追い越してしまっている部分もあったりするのですが。 ​それに加え、ちょっとしたホラー要素や、シーンによっては容赦ないバイオレンス要素もあったりするので、設定やストーリーだけでなく、視覚的にも十分な刺激のある作品。とにかく何が起きてもおかしくない世界観なだけに、先の展開が全く読めないですよね。 ​それゆえ、大どんでん返し系サスペンス的な面白みもあったりと、本当に盛りだくさんな作...

モダンタイムス

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  どうも、松本13です。今回は、『モダンタイムス』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『モダン・タイムス』は、1936年のアメリカの喜劇映画。監督・製作・脚本・作曲・主演はチャールズ・チャップリン。 【あらすじ】 1930年代。文明という名の機械化の波があれよあれよという間に押し寄せる中、工場で働くチャーリーは、スパナを両手に次々と送られてくるベルトコンベアーの部品のネジを締めていた。絶え間なく運ばれてくる部品を見ていた彼は、次第に精神に異常をきたしていく… この映画、個人的に大好きな映画なのですが。 それに加えて、私の考えうる限り「最強の映画」だったりもします。 いや、わかるんですよ。なんかこの手の往年の超名作こそ至高みたいな、そういうのに対するちょっとしたアンチテーゼみたいなの。 新しいものを取りあえず否定する懐古主義の老害ムーヴが真っ先に引き合いに出すのがチャップリン映画だったりもしますし。 私自身何て言うか、こういうド定番がナンバーワンみたいな風潮にはむしろ逆張りしたくなるようなひねくれた人間だったりしますし。 『ショーシャンクの空に』がナンバーワンの名作映画ランキングとか見るとちょっとなんかアレな気分になりますし。 いや、確かにショーシャンクはいい映画なんですけど、ただ違うんだよ、そういうのじゃないんだよみたいな。 『ゴッド・ファーザー』やそういうのじゃなくて、『酔拳2』とか『クール・ランニング』が入ってるランキングが見たいんだよみたいな。 ただこの「最強の映画」という部分に関してはちょっとした前提条件がありまして。 何かの拍子にデスゲームかなんかに巻き込まれたりして、任意で1本の映画を選び、それでどれだけ多くの人を楽しませられるかみたいな勝負をすることになった時に選ぶ、そういう意味での最強の1本だったりします。 なので個人的なオールタイムベストとかとはちょっと違った類の「最強」だったりします。 私個人の趣味ならばおそらく筋肉系かスピルバーグ系かと思うのですが。 チャップリンにしてもモダンタイムスにしても大好きですが、個人的に推すなら『街の灯』の方ですし。 ただ生き残りをかけたデスゲームということで、やはり多くの人に楽しんでもらうにはそれなりの大衆性やある種の無難さなども必要だったりしますし、全世代全年齢対応の方がより勝負...

アフリカン・カンフー・ナチス

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どうも、松本13です。今回は『アフリカン・カンフー・ナチス』についてです。 ​まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『アフリカン・カンフー・ナチス』は、2021年に公開されたガーナ・ドイツ・日本合作のアクション・コメディ映画。 【あらすじ】 第2次大戦後、アフリカのガーナに逃亡したヒトラーと東條英機は、魔術的パワーを秘めた「血塗れの党旗」を用いて人々を洗脳。現地を制圧して世界侵略を目論む。そんな中、一人の青年が復讐のために立ち上がる… ​この映画、もはやタイトルの時点で内容が察せられると思うのですが。 タイトルにしてもビジュアルにしても、あらすじにしても、もはやこの映画をまともな映画として見る人はまずいないわけでして。 逆にそれでもこの映画を見ようと思える人にとっては、この映画はかなりの大当たりなんじゃないかと。 ​実は生きていてガーナまで逃げ延びたヒトラーと東条英機が魔術と空手で現地を制圧し、地元のカンフー道場の青年がそれに立ち向かうという。 まともな人が聞いたら「一体この人は何を言っているんだ?」といったストーリーなのですが。 あといくらマイナーな低予算映画とはいえ、ちょっとこの題材はまずいんじゃないかみたいな部分もあるかと思うのですが。 製作国がガーナだから、かろうじて、本当にかろうじてシャレになっているわけでして。そういう意味ではある意味貴重な作品でもあります。 ​そんなガーナの悪ノリに配給会社も全力で乗っかっていて、字幕や吹き替えが全て関西弁、しかもその関西弁がめちゃくちゃマッチしてるんですよね。 ​肝心の中身はと言うと、雑なZ級映画ではあるのですが、ただめちゃくちゃ勢いのある悪ノリとアイディアでもって、かろうじてB級映画レベルくらいの楽しみは得られるんじゃないかと。 そもそも​時代考証にしてもむちゃくちゃですし、セットも小物もかなり適当。アクションも一部では結構気合は入ってはいるものの、全体としてはもっさり気味。 それでもなんだかんだで全編通して見れてしまうんですよね。不思議なことに。 しかも結構面白いという。そういう意味ではこの手のZ級映画としては稀有な作品でもあるんじゃないかと。 ​作品のアイディアやむちゃくちゃな勢いはもちろんのこと、そこに関西弁字幕や吹き替えで全力で乗っかった日本の配給会社もかなりいい仕事をしているんじゃないかと。 逆にその...

チャップリンからの贈り物

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どうも、松本13です。今回は、『チャップリンからの贈り物』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『チャップリンからの贈りもの』は、2014年のフランスの伝記コメディ映画。チャールズ・チャップリンの死後、金銭目的で遺体を誘拐した2人の犯行の実話をもとにしている。 【あらすじ】 刑務所から出所したばかりのお調子者エディは、親友のオスマンとその幼い娘に温かく迎えられる。しかしオスマンは、入院中の妻の医療費が工面できずに追い詰められていた。そんな時、テレビでチャップリン死去のニュースが報じられ、エディは、チャップリンの棺を盗み出し、身代金を頂くことを思いつく… この映画、個人的にはとても好きな映画です。 ミニシアター系映画が好きな人にはめちゃくちゃおすすめしたい作品。 というかミニシアター系やインデペンデント系映画が好きな人にとっては、この映画めちゃくちゃ琴線に触れる作品だと思うんですよね。 そもそも『チャップリンからの贈り物』というタイトルが、もうこれでもかというくらいにミニシアター系映画っぽいですし。 ビジュアルに関してもめちゃくちゃ良さそう。 しかもフランス映画。 もう名作フラグが立ちまくりなんですよね。 ただこの映画、ミニシアター系映画という特性を加味しても、そこまで知名度は高くなく、評価もそこまで突出して高い作品ではなかったりします。 ただ内容としては全然悪くはなく、私個人としてはめちゃくちゃ好きな内容。 ただこの映画、前述のようにめちゃくちゃ名作フラグが立ちまくっているので、その部分に過剰に期待しすぎるとちょっと肩透かしに感じてしまう部分があるかもしれません。 この手のミニシアター系って本当に名作中の名作みたいな作品がかなり多いので。星5つ中星4.5以上みたいな。 プロモーションでもキャストでもなく、100%内容勝負で、その勝負に大勝利したゆえに知名度のあるミニシアター系作品の名だたる名作と並べてしまうと、確かに一段二段劣る感の否めない作品ではありますが。 そういう部分での過剰な期待さえしなければ普通に面白い映画。そして普通にいい話。 よくも悪くも薄口、派手さはないものの、ただしっかり心に残るものもあるみたいな。ミニシアター系特有のクオリティもしっかりありつつ。 そこまで重たい内容ではないので何度も見たくなってしまう。 そんな映画です。 名...

メジャーリーグ

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どうも、松本13です。今回は、『メジャーリーグ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『メジャーリーグ』は、1989年のアメリカのスポーツ・コメディ映画。主演はトム・べレンジャー。 【あらすじ】 伝統こそあるが、長年優勝から遠ざかっているインディアンズ。新たに就任したオーナーはフランチャイズの拠点をクリーブランドからマイアミへ移すために、三流プレイヤーばかりを集めて故意にチーム最下位を狙うが、それを知った選手たちは一致団結してリーグ優勝を目指す… この映画、めちゃくちゃ好きな映画です。 スポーツ・コメディものとしては本当に名作中の名作なんじゃないかと。 公開からそれなりに時間が経ったということもあり、意外と忘れがちなところではあったりするのですが、今見てもめちゃくちゃに面白い映画だと思います。 今や大谷翔平などの話題で毎日ニュースになる大リーグですが、かつては日本ではそこまでメジャーなものではなかったと思うんですよね。 イチローやそれ以前の野茂などの日本人選手が活躍する以前の大リーグって本当に今とは比べ物にならないくらい日本ではマイナーな存在だったかと思います。 知ってはいるけど実際に見たことはないという人が大勢いた時代。 そんな時代の大リーグのイメージって実際の選手よりこの映画のイメージだったと思うんですよね。 実際大リーグの原体験がこの映画という人も多いはず。 そんな古き良き大リーグのノスタルジーを味わうこともできる作品かと思います。 とにかく映画としても見る人を選ばない、本当に面白い作品なので未見の方にもご無沙汰の方にも全方位に向けて激しくおすすめしたい作品です。 本当にめちゃくちゃ気持ちのいい映画ですし、この映画を見ているか否かで、『WildThing』を聞いた時のテンションも全く違ってくると思うんですよね。 この映画を通っていればWildThing聞いただけでめちゃくちゃテンション上がるようになると思うんですよね。 そのためだけにでも見る価値はあるんじゃないかと。 めちゃくちゃ名曲ですし、この映画を通っているか通っていないかで本当にこの曲での盛り上がりは違ってくると思いますし。大リーグニュースなど、未だに様々なところで使われる曲だったりしますし。 そういう意味でもこの映画は本当に一度は通っておいても絶対に損はない映画かと思います。 と...

タイムトラベル家族 ~1991年から愛を込めて~

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どうも、松本13です。今回は、『タイムトラベル家族 ~1991年から愛を込めて~』 についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『タイムトラベル家族 ~1991年から愛を込めて~』は、2022年のスペインのSF・コメディ映画。主演はカルメン・マチ。 【あらすじ】 1991年の夏。ビーチで休暇を過ごしていたガスパール家は、ボートで沖に出た際に嵐に巻き込まれてしまう。ようやく岸に戻った時、彼らは2022年にタイムトラベルしていた… この映画、B級SFコメディくらいの感覚で見るのであればめちゃくちゃ楽しめる作品だと思います。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や、『バタフライ・エフェクト』レベルの期待さえしなければおそらく大抵の人にとっては良作の範囲に収まる作品なんじゃないかと。 そもそもタイムトラベルものとコメディってめちゃくちゃ親和性の高い組み合わせだと思うんですよね。 シリアスになりすぎないストーリーはもちろんのこと、タイムトラベルに関する大味な部分も、「コメディ」だからでなんとかなったりしますし。 今作はスペインのとある家族が1991年から2022年にタイムスリップしてしまうという話。 今やタイムスリップものって半ばテンプレ化したよくあるジャンルだと思うのですが。 ただ現在から過去へとか、現在から未来へというのはあっても、主人公が特定の時代から現代へというパターンはありそうで実際そこまで数は多くないんじゃないかと。 そういう意味では見ていて意外と新鮮でした。 とはいえこの映画、パッと見でなんとなく内容の予想ができてしまうと思うんですよね。 90年代から現代にタイムスリップして、そのギャップに驚いて、スマホの使い方わからなくて、インターネット?なんだそりゃ?みたいな。 まあそんな感じのドタバタコメディなんでしょ? と私も思っていたのですが。 まあ実際の内容もそんな感じっちゃそんな感じなのですが、ただ要所要所でこちらの予想をいい方向に裏切ってくるストーリー展開がかなり秀逸でした。 おそらく映画をそれなりに見る人なのであれば、この手の映画のパターンって、だいたい読めてくるかと思うのですが。 そのパターンの、ありそうで実際はなかなかないみたいな、そんな展開の連続。 決して突飛なことをしているわけでも斬新なことをしているわけでもないのだけれど。 既存のテンプ...

ナイト&デイ

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どうも、松本13です。今回は『ナイト&デイ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ナイト&デイ』は、2010年のアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。監督はジェームズ・マンゴールド。主演はトム・クルーズとキャメロン・ディアス。 【あらすじ】 理想の男性との出会いを夢見ていた女は、妹の結婚式に向かう途中の機内で謎めいた男と出会う。その男はつい最近までCIAのエージェントだった。その出会いをきっかけに彼女は巨大な陰謀に巻き込まれていく… トム・クルーズと言ったら『ミッション:インポッシブル』のイメージが強い俳優かと思います。 それゆえに何を見てもイーサン・ハントに見えてしまうって結構あると思うんですよね。 それなりのアウトローや悪役を演じている作品もあったりするのですが、それを見ても無愛想なイーサン・ハントにしか見えなかったり。 そんな良くも悪くもミッション:インポッシブルなトム・クルーズが、爽やかなイーサン・ハントにしか見えない役柄を演じているのが今作でして。 本当にこの作品、言ってしまえばライトなミッション:インポッシブルみたいな作品なんですよね。 そこにちょちょいとラブコメ要素をプラスしたような。 故にミッション:インポッシブルレベルを期待すると、ちょっと物足りなかったりするのですが。 ただ回を重ねるたびにどんどん長尺で重厚なものになっていくミッション:インポッシブルにちょっと胸焼けしたあたりで見ると、むしろこの映画の軽さってめちゃくちゃ心地よかったりするんですよね。 ちなみに今作のヒロインを演じるのはキャメロン・ディアスです。 トム・クルーズって90年代ハリウッドの「かっこいい」を代表する俳優の一人かと思いますが、キャメロン・ディアスってそれこそ90年代ハリウッドの「可愛い」を代表する女優の一人だと思うんですよね。 90年代ハリウッドにおいて美人とかセクシーとかそういう路線ではなく、「可愛い」が当てはまる女優って実はあまりいないと思うのですが。 そんなキャメロン・ディアスとトム・クルーズの組み合わせというのも、ありきたりなようで実はあまりなく、見ていてめちゃくちゃ面白いんですよね。 ミッション:インポッシブルほどではないものの、とはいえ普通の映画として見ればアクションシーンもかなり見応えがありますし、ただ基本的にはコメデ...

ゴーストバスターズ

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  どうも、松本13です。今回は、『ゴーストバスターズ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ゴーストバスターズ』は、1984年公開のアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。出演はビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバーなど。 【あらすじ】 ピーター、レイモンド、イーガンの科学者3人組が結成したオバケ撃退部隊ゴーストバスターズ。派手な宣伝と活躍のおかげで3人が一躍人気者になった頃、ニューヨークでは門の神ズールと鍵の神ビンツが出会おうとしていた… この映画はもはや語るべくもない名作中の名作かと思いますが。 私の中でもこの映画はトップクラスに「最強」の映画だったりします。 ちなみに私の中の最強というのは、いつ何時、どの時代のどの国のどの年齢層の鑑賞にも耐えうるという意味だったりします。 そんな汎用性は多々ありつつ、内容も抜群に面白い。もう何十回見てもテレビで放送されていたら見てしまう。そんな魅力のある作品かと思います。 90年代前後のこの手の作品の大抵は私の大好物なのですが、その手の作品にしては珍しく、この映画はその手の映画御用達監督もキャストもほとんど出ていないんですよね。 まあ分かりやすく言うとスピルバーグとかそっち方面の監督とか、シュワちゃんなどの筋肉俳優とか。 若い人からすると何で老人がビル・マーレイというおじいちゃん俳優をそこまでありがたがるのかってよくわからなかったりするかもしれないのですが、この映画を見れば絶対わかるんじゃないかと。 私も経験があるのですが、そういう自分より上の世代がありがたがっている俳優って、下の世代からだと本当によくわからなかったりするのですが。 ただ代表作を見るともう本当に一発でわかっちゃうんですよね。それくらいに容易に数十年の時間を超越してしまうくらいの名作って、そこまで多くはないかと思うのですが、この映画はまさにそれだと思います。 この映画の魅力についてはもう語り尽くせないくらいにあるのですが、個人的に特筆すべきは特撮面の素晴らしさ。 さすがに今現在の感覚で見ると時代は感じるかと思いますが、とはいえ今現在の感覚でも十分に観賞に耐える作品だと思うんですよね。 今の感覚では見るに堪えない「かつての最先端」って過去に多々あったかと思いますし、それが普通のことかと思うので、...

ファミリープラン

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  どうも、松本13です。今回は『ファミリープラン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ファミリープラン』は、2023年公開の、アメリカ合衆国のアクション・コメディ映画。主演はマーク・ウォルバーグ。 【あらすじ】 自動車のセールスマンとして成功を収めたダン・モーガン。家庭では良き夫で良き父親でもある彼には、実は隠された顔があった。彼はかつて、政府の指令を受けて世界の脅威を排除する、一流の殺し屋だった… 血にまみれた人生を生きてきた男が、あらたな人生を生きるも過去が追いかけてくる、みたいなストーリーの今作。 この手のあらすじを聞いて、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』を思い浮かべる人も結構いるかと思うのですが、今作は言ってしまえば明るいヒストリー・オブ・バイオレンスみたいな話でして。 過去を偽って今は平穏に暮らしている元殺し屋が、元同僚たちに命を狙われるのですが。 家族にはバレないように刺客たちを次々と葬っていくマーク・ウォルバーグの殺し屋アクションは何とも見応えがあります。 そもそもこの映画、凄腕なマーク・ウォールバーグが主人公という時点でもうちょっとした勝ち確定だと思うのですが。 ただ今作、マーク・ウォルバーグ映画としてだけでなく、ちょっとしたアクションコメディとしてもめちゃくちゃ楽しめるんですよね。 ちょっと飛び道具的要素のある、この手の家族ものって、個人的には当たりの多いイメージなのですが、この映画はまさに大当たり。 今作がマーク・ウォルバーグが過去に主演した重厚なアクション映画ほどの満足感を得られる作品かと言ったらそういうわけではないかと思いますが。 ただ気軽に見れるアクションコメディとしてはかなり完成度の高い作品かと思います。 この作品、本当にアクションコメディとしては結構な期待をしてみても鑑賞に耐えうる作品。 ポップコーン映画としては本当にこれ以上にない内容なんじゃないかと。 個人的にはめちゃくちゃおすすめです。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

クソ映画検証27『ゴーストバスターズ』

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どうも、松本13です。今回はクソ映画検証、『ゴーストバスターズ』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ゴーストバスターズ』は、2016年のアメリカ合衆国のコメディー映画。1984年の映画『ゴーストバスターズ』のリブート作品。 【あらすじ】 ニューヨークの名門大学を追われた元物理学教授の女性。幽霊の存在を確信する彼女は、昔なじみの科学者たちと共に超常現象を調査する会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げ、様々な武器を自作してゴースト退治に乗り出す… 駄作、クソ映画との評価が多く、結局続編も制作されず、公式にも半ばなかったことにされている今作。 個人的には駄作ではあるものの、クソ映画とまではいかないかなというのが正直なところです。 名作の続編ゆえ、期待値が異常に高かったのと、ポリコレなどについてのちょっとした要素、日本においては演技が本職ではないお笑い芸人による吹き替えなどについてもかなり賛否が分かれ、かなりのマイナスなバイアスがかかっていた故、クソ映画との評価になってしまうのも仕方がないかとは思うのですが。 ただ『デビルマン』を基準としたクソ映画検証として考えると、クソまでは行かないかと。 ただ映画としては圧倒的に面白くなく、上述のようなマイナスのバイアスを跳ね返せる作品力を全く感じなかったので、クソ映画の評価が固まってしまうのも仕方がないかなと。 個人的にはこの映画、ポリコレ云々関係なしに、ただ単純につまらないというのが素直な感想です。 オリジナルの『ゴーストバスターズ』って、めちゃくちゃ笑える面白い映画なんですよね。 主要人物のキャラと彼らが織りなす会話の応酬がもう最高でして。 オリジナルの『ゴーストバスターズ』が長年にわたって愛されたのって、その部分の面白さや心地よさゆえだと思うんですよね。 オリジナルって、主人公、ヒロイン、脇役、ひいてはそれらの吹き替えに至るまで、もう本当に完璧なんですよね。 個人的には今作、キャスティングやキャラ造型に関しては、そこまで間違ってはいないと思うのですが。 とにかく会話がつまらない。 笑わせようとする部分で絶妙に滑っているんですよね。 ただこの部分、オリジナルが悪いのか、翻訳が悪いのか、ちょっと日本人には理解しがたいようなノリのネタなのかという部分に関してはちょっと分からないのですが。 まあとにもかくにも面...

ヘッド・オブ・ステイト

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  どうも、松本13です。今回は『ヘッド・オブ・ステイト』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヘッド・オブ・ステイト』は、2025年のアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。主演はジョン・シナ。 【あらすじ】 犬猿の仲であるアメリカ大統領とイギリス首相。紆余曲折あり、彼らは同じ飛行機で移動をすることになるのだが、テロリストの手によって飛行機が墜落してしまう… この映画、アクションコメディ映画としてはかなりレベルが高い作品なんじゃないかと思います。 とにかく、その手の期待は大抵叶う内容なんじゃないかと。 元アクションスターのアメリカ大統領と元軍人のイギリス首相がギクシャクしつつも、全世界を巻き込む陰謀に立ち向かっていくという話でして。 ジョン・シナ演じる元アクションスターのアメリカ大統領に関しては、「これぞ筋肉アクションスター!」というキャラクターで本当に最高なんですよね。 そんなジ・アメリカンな大統領に対してのイギリス首相のひねくれ具合が、これまた「イギリス」といった感じで、そのデコボコ感がかなりいい感じのバディムービー感を醸し出しています。 往年のアクション映画のメタいネタや小ネタなども満載なので、アクション映画に造詣が深い人ほど膝を打つようなシーンが多いんじゃないかと。 コメディ要素がかなり強い作品ではあるものの、ただし、アクションシーンもかなりしっかりしていまして。 笑えるシーンも多々ありながら、アクション映画としての見どころもかなりあったりします。 そして今作における黒幕の存在というのも最後の最後までわからないのですが、その部分も結構ひねりが効いていて、ストーリー的にもかなり楽しむことができました。 パッと見のビジュアルやあらすじでは伝わりづらい部分も多々あるのですが、ただ、アクションコメディとしてはかなりレベルが高い作品なので、一度は見ておいても損はないんじゃないかと思います。 どこか一点が突出してぶち抜けているという類の映画ではないかと思うのですが、アクション、コメディ、ストーリーの部分においても、全ての点が高い水準でまとまっている、とてもいい映画だと思います。 よほど明後日の方向に過剰な期待さえしなければ、誰でもポップコーン片手に楽しめるんじゃないかと。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがと...

クソ映画検証26『映画 おそ松さん』

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どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証、『映画おそ松さん』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『映画 おそ松さん』は、2022年公開の日本映画。主演はSnow Man。 【あらすじ】 20歳を過ぎた松野家の6つ子は、誰ひとり定職に就くことなく、6人で賑やかな日々を送っていた。そんなある日、おそ松が大富豪の老紳士と偶然出会い、亡くなった息子と瓜二つであることから養子にしたいと言われる… この映画、思った以上に面白かったというのが正直な感想です。 個人的には相当なクソを覚悟していたので、その反動もあってかなり楽しめました。 そもそも大人気アニメ、『おそ松さん』を実写化するという時点で相当なフラグかと思うのですが。 そこに人気アイドルグループSnow Manをぶち込み、それゆえに六つ子なのに顔が違うという原作改変。 しかもおそ松さんってめちゃくちゃ下ネタがきついアニメかと思うのですが、Snow Manはアイドル。しかもジャニーズの。 そうなるとそっち方面のネタは控えめになるでしょうし。 そうやって作品ではなく出演するタレント中心に作品をあれこれいじくり回し、最終的にはSnow Manファンだけが楽しむことのできるタレント映画になるんじゃないかと。 可もなく不可もないストーリーとラストにはお定まりのお涙頂戴な感動ポルノ要素みたいな。 まあそんな感じになるだろうなと思っていたのですが全くそんなことはありませんでした。 そもそもおそ松さんを実写化する意味があるのかとか、六つ子設定なのに顔が違うとか、よくあるタレント映画だとか抱き合わせ商法だとか。 そういうの、映画の序盤で登場人物自らがめちゃくちゃ語っているんですよね。 その辺のメタ要素、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。 演者自身が「実写は厳しいよね」って言っちゃってますからね。 そこから紆余曲折あって様々な世界を渡り歩くマルチバース的な展開になるのですが。 まあその世界が簡単に言ってしまうと邦画あるあるでして。 ちょっと香ばしい感じのデスゲームとか、ありがちなラブストーリーとか、ループものとかヒロインがもうすぐ死んじゃう系とか。 そういうありきたりな、ちょっとアレな感じの邦画のような世界を行ったり来たりしつつ、その世界に対して痛烈に突っ込みを入れたり皮肉ったりしているのですが。 ただジャニーズ...

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