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宇宙大怪獣ギララ

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  どうも、松本13です。今回は『宇宙大怪獣ギララ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『宇宙大怪獣ギララ』は、1967年に公開された日本の特撮映画。製作・配給は松竹。 【あらすじ】 月ロケット「アストロDF-100号」で月面基地に向かった一向は、正体不明の飛行物体と遭遇。採取した謎の付着物を地球へ持ち帰るのだが、それが巨大化し宇宙大怪獣ギララが出現してしまう… 東宝がゴジラを製作して大ヒット。続いて大映がガメラを製作しこれまた大ヒット。 それに続けと、日活が製作したのが『大怪獣ガッパ』であり、松竹が製作したのが今作。 ゴジラとガメラはともかく、ガッパやギララという名前は、よほどの怪獣好きか特撮好きでない限りは知らないであろう昨今。 その時点で十分に察せられるかとは思いますが、ただ今作のような黎明期に各社が参入してあれこれ試行錯誤していた頃ならではの魅力というものはあると思うんですよね。 いにしえのレトロゲーム、勝ち負けの決したハードみたいな魅力というか何と言うか。 そういう目線で見るなら、この作品、めちゃくちゃ楽しめると思うんですよね。 間違ってもファミコンやプレステを見るような目線で見てはいけませんが。 ただ、ぴゅう太やPC-FX感覚なのであれば、十分見るに値する作品なんじゃないかと。 この作品、オープニングテーマが怪獣映画らしからぬ軽快さ。しかも、そのテーマが作中でもことあるごとに流れるんですよね。 そんな軽快さでもって、テンポサクサクの怪獣映画となるかと言ったら、全然そんなことはなく、肝心の怪獣が全然出てこないんですよね。 怪獣を見る気満々で見ると、本当にこの映画の怪獣登場までの長さ、結構きついんじゃないかと。 探査船のドラマをためてためて、ようやくギララが登場して大暴れ。 しかし、なんとなく見た目と鳴き声が合っていなかったり、特撮面もお世辞にも素晴らしいとは言い難かったり、ツッコミどころ満載ではあったりするのですが。 ただ、飛び道具的な昭和のB級特撮くらいで見るのであれば、そのような部分もある種の魅力となるんじゃないかと。 登場怪獣のギララもかなり好みの分かれるルックス。ただ、個人的には一周二周回って結構好きだったりします。 とにかく、既存の怪獣とかぶらせてなるものかと奇をてらいまくった造形が、何ともいい味を出していると思うん...

ドリーム・シナリオ

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どうも、松本13です。今回は、『ドリーム・シナリオ』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ドリーム・シナリオ』は、2023年のアメリカ合衆国のコメディ・ドラマ映画。主演はニコラス・ケイジ。 【あらすじ】 平凡な大学教授ポールはある日、見知らぬ大勢の人々の「夢」の中に理由もなく登場していることが発覚する。ただ佇むだけの彼を巡る現象はSNSで大反響を呼び、一躍時代の寵児となる。しかし絶頂期も束の間、夢の中の彼が暴走を始める… この映画、A24配給、アリ・アスター製作、ニコラス・ケイジ主演ということで、もうめちゃくちゃに面白そうなのですが。 その部分の期待は控えめにして見た方が楽しめる作品かと思います。 上述のキャストやスタッフにしても、ビジュアルやあらすじにしても、もはや名作の匂いしかしないのですが。 内容としてはそこまでではないかなと。 これまでニコラス・ケイジが数多く出演してきた小規模映画の中の一作くらいの感覚で見るのであれば、良作の範囲には収まる作品かと。 ハゲ散らかしたニコラス・ケイジの素晴らしい演技だけでも、一見の価値はあるかと思いますし。 A24配給でアリ・アスター関連作品、実力派俳優がハゲ散らかしたおっさんを演じるシュールな世界観の作品ということで、今作に『ボーはおそれている』くらいの期待をしてしまう人も多いかと思うのですが。 今作には良くも悪くも、そのような見るものを極致へと誘うような強烈さはありません。 ただ、その部分は逆に言うと、ちょっとした見やすさにもつながると思うんですよね。 地獄のような過去のアリ・アスター作品に比べたら、だいぶマイルドです。 決して難解過ぎるということもありませんし。 とにかくマニアックな方面への過剰な期待をしてしまいがちな作品ですが、その部分さえある程度控えめならば、数あるニコラス・ケイジ映画のうちの一作としては、一度は見ておいても損はない作品なんじゃないかと。 個人的には、ニコラス・ケイジ主演作品には細かな当たり外れがあることと、アリ・アスターが監督ではなくあくまで製作という部分で、そこまで過剰な期待をしないようにしていたので、とても楽しめた作品でした。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

クジラに落ちた男

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どうも、松本13です。今回は、『クジラに落ちた男』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『クジラに落ちた男』は、2026年のアメリカのサバイバル・スリラー映画。主演はオースティン・エイブラムス。 【あらすじ】 亡き父の遺骨を探すため一人で海へ潜った17歳の青年ジェイ。彼はダイオウイカを捕食しようとする巨大なマッコウクジラに遭遇し、そのまま丸呑みにされてしまう。極限状態の中、彼は父の教えを頼りに脱出を目指す… 大ヒットしたザック・クレッカー版『バイオハザード』では、ゾンビが大量発生中のラクーンシティに丸腰でぶち込まれる哀れな一般人を演じたオースティン・エイブラムスが、今度は生きたままクジラに丸呑みにされるという、もはやその時点で勝ち確定かと思うのですが。 実際に見てみると、この映画、めちゃくちゃ面白いんですよね。 『バイオハザード』で本当に散々な目にあったオースティン・エイブラムスですが、何が素晴らしかったって、何かしらの脅威に遭遇した際のリアクションが本当に素晴らしかったと思うんですよね。 そして今作も、『バイオハザード』に負けず劣らずの素晴らしいリアクションの数々。 オースティン・エイブラムスをゴリゴリに追い詰めれば名作が誕生するという勝利の方程式が、今作でもって完成してしまったんじゃないかと。 生きたままクジラに丸呑みにされるという、その時点で相当に地獄なのですが、クジラの体内もこれまた地獄の地獄でして。 丸呑みにされた大王イカがいたり、長居すると死亡な胃酸ゾーンがあったり、相手は超巨大なクジラゆえ、ちょっとした内臓の収縮に巻き込まれるだけでもプレス器に巻き込まれるぐらいの衝撃があるので骨は折れるし、下手すりゃそこでも死んでしまうしと、本当に散々な目に遭うのですが。 そんな主人公が過去の父親とのやり取りの記憶から生存の鍵を探し出すという、その部分はちょっと『スラムドッグ$ミリオネア』みを感じるような面白さもあったりするんですよね。 ちなみに、そんな海を愛する頑固親父を演じるのはジョシュ・ブローリン。 ほんとこの手のクソ親父を演じさせたらジョシュ・ブローリンってピカイチだと思うんですよね。 とはいえ、ただの頑固親父ではないという部分のジョシュ・ブローリンの演技がこれまた素晴らしくてですね。 主演のオースティン・エイブラムスにしても、助演のジョシ...

マチェーテ

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どうも、松本13です。今回は『マチェーテ』についてです。 まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『マチェーテ』は、2010年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。出演はダニー・トレホ、ロバート・デ・ニーロ、スティーブン・セガールなど。 【あらすじ】 メキシコの連邦捜査官コードネーム:マチェーテは、なた(マチェーテ)を愛用して犯罪者を狩る凄腕の男だった。だが、その強い正義感ゆえに麻薬王トーレスと衝突し、妻娘を惨殺される。それから3年後、マチェーテはアメリカ合衆国テキサスで不法移民の日雇い労働者をしていた。ある日、マチェーテはブースという男から不法移民嫌いで知られるマクラフリン議員の暗殺を依頼される… この映画、個人的にめちゃくちゃ好きな映画です。 大味アクションやB級映画としては、もう本当にこれ以上はないくらいの作品。 その手の映画としては、おそらく一番好きな映画かもしれません。 とにかく、その手のちょっと偏った方面のジャンルの映画と言うと、一番最初に頭に浮かぶのがこの作品だったりします。 監督は、数々のちょっと偏った感じの、それでも大衆性を失わない範囲にバランスの取れた名作を手掛けてきたロバート・ロドリゲス。 主演は、90年代のアクション映画で必ず一度は悪役で見かけたことがあるであろう名優ダニー・トレホ。 もはやその時点で勝ち確定なのですが、さらにスティーブン・セガールやロバート・デ・ニーロなど、キャストは超がつくほど豪華。 しかも、作品としてもめちゃくちゃ面白いんですよね。 あくまで個人的な感覚ではありますが、90年代のアクション洋画の最終到達点って、もしかしたらここなんじゃないかと思っていたりもします。 とにかく、シュワちゃん、スタローンなどの筋肉映画や『ニューヨーク1997』や『コン・エアー』など、その辺りが好きな人にとっては、間違いなく見ておいて損はない映画だと思います。 この映画、厳密に言うとB級映画ではないと思うのですが。 監督にしてもキャストにしても超S級が揃っていますし。 そんな超一流のメンツが一周二周回って面白いみたいな斜に構えた悪ふざけではなく、ド直球の本気で作ったのが今作。 個人的にはめちゃくちゃおすすめです。 本当に、それ以上の映画も作れるメンツがあえて作ったB級映画みたいなジャンルにおいて、この映画を超える作品っていまだにない...

ハート・オブ・ビースト

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どうも、松本13です。 今回は『ハート・オブ・ビースト』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ハート・オブ・ビースト』は、2026年のアメリカのサバイバル・スリラー映画。監督はデヴィッド・エアー、主演はブラッド・ピット。 【あらすじ】 退役軍人のジェームズ・ベルモントと、生死を共にしてきた相棒である元軍用偵察犬で義足のオーディン。ある時、アラスカ上空を飛行中の機内でジェームズが心臓発作を起こし、機体は人間を寄せ付けない「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれるアラスカの広大で過酷な奥地に不時着してしまう… ブラピと犬が人里離れた山奥で生き残りをかけたサバイバルを行うという今作、めちゃくちゃ良かったです。 そもそもビジュアル自体に名作臭がにじみ出ていまして、しかも「犬映画」ということで、この映画を見る人って感動する気満々で見るかと思うのですが。 ただ個人的には、ヒューマンドラマや犬映画には、そこまで強烈に食指が動く方じゃないんですよね。ブラピ主演ということで、必然的に期待値も上がってしまいますし。 『セブン』から『12モンキーズ』、『ファイト・クラブ』に至るまで、ブラッド・ピットって私の映画の初期衝動のど真ん中にいる俳優だったりするんですよね。ゆえに評価も必然的に辛口になってしまうのですが、ただそんな私から見ても今作、めちゃくちゃ良かったです。 『セブン』で初期衝動を覚え、タランティーノ映画では『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がベストに来るくらい偏った趣味を持っている私のような人間にもぶっ刺さるような、とても素晴らしい映画でした。 今作の監督はデヴィッド・エアー。以前、同じくブラッド・ピット主演で制作された監督作『フューリー』のポスターに「ブラピ史上最高傑作」とデカデカと書かれていて、個人的にはめちゃくちゃカチンときた記憶があるんですよね。『フューリー』も決して悪い作品ではなかったものの、ただ名作揃いなブラピ主演作品の中で問答無用でナンバーワンの作品と言えるかと言ったら全然そうではないわけでして。ましてやそれを押し付けがましくポスターにデカデカと書くなんて、めちゃくちゃセンスないなと思ったのですが。 ただ今作に関しては、「ブラピ最高傑作」と言われてもカチンとは来ないと思うんですよね。人によっては今作が最高傑作と言われてもめ...

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

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どうも、松本13です。今回は『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、2021年のアクション・ホラー映画。カプコンのゲームシリーズ『バイオハザード』の第1作目と第2作目のストーリーを基とした作品となる。 【あらすじ】 1998年、製薬会社アンブレラ社の撤退で廃れゆくラクーンシティ。幼少期に孤児院で不可解な体験をしたクレアは、街で不穏な異変が起きていると察知し、警察官の兄クリスに警告するため数年ぶりに帰郷する… 人気ゲームであり、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演でシリーズ映画化もされた『バイオハザード』のリブート作品となる今作。興行面ではともかく、批評的には惨敗と言っても過言ではないくらいの作品かと思うのですが、個人的には結構好きだったりします。 「バイオハザード」って、おそらくゲームよりもミラ・ジョヴォヴィッチ版映画の方が有名かと思うのですが、ただあの映画って完全にミラ・ジョヴォヴィッチと夫であるポール・W・S・アンダーソン監督の映画であり、「バイオハザード」かと言ったらちょっと微妙なところだと思うんですよね。 そんな良くも悪くもゲームとは別物となっていた『バイオハザード』を、今度はゲームに忠実に実写化しようという試みの下に制作されたのが今作でして、結果的にその試みは大失敗だったのですが。 というのも今作、『バイオハザード1』と『2』をベースとした作品なのですが、2つのゲームの登場人物とストーリーを1本の映画にまとめるゆえに、色々な改変がなされているんですよね。原作ゲームに忠実に作るはずが、尺の都合上様々な改変がなされることとなり、もはやその時点で本末転倒となってしまっているのですが。 結果的に出来上がったのは、ガワだけ寄せた何とも中途半端な作品でして、そして初期『バイオハザード』のような恐怖を再現するという試みについても、ただジャンプスケアが多いだけで、びっくりはするけど怖くはないというこれまた中途半端な出来になってしまっていまして。 ザック・クレッガー版『バイオハザード』が同様の試みにて制作され、そして何もかもが大成功しているゆえに、原作再現もうまくいっておらず、かといってミラ・ジョヴォヴィッチ版ほどの痛快さもない、何とも中途半端な立ち位置のい...

ヤマトタケル

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  まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ヤマトタケル』は、1994年に公開された日本の特撮映画。主演は髙嶋政宏、沢口靖子。 【あらすじ】 大和の国に双子の王子「オオウス」と「オウス」が生まれるが、邪悪な呪術師・ツキノワが「双子は不吉」と予言したため、弟のオウスは宮中から捨てられてしまう。やがて成長したオウスは、己の過酷な運命に立ち向かおうとするのだが… この映画、超大作として期待された割には、今一つパッとしなかったといった印象です。 ただ、それは今作が当時東宝のドル箱シリーズであったゴジラに並ぶ看板を作るぞ! くらいのノリで作られたからであって、ゆえに内容も興行成績も観客の期待も相当高く、それゆえのイマイチ感だったのですが。 それを抜きに一つの特撮作品として見るのであれば、めちゃくちゃ面白いんですよね。 キャストやスタッフもゴジラオールスターズと言っても過言ではない豪華メンツ。 故に特撮面はもう文句なしに素晴らしく、怪獣映画としても十分に楽しめる内容です。 ただそれだけではなく、SF要素やちょっとした特撮ヒーローっぽいバトルシーンなどもあったり、挙句の果てにはロボットまで出てきちゃったりと、本当に平成の特撮要素全部乗せみたいな映画なんですよね。 しかも超一流のスタッフが大金かけて作っているだけあって、クオリティもかなりのもの。 特撮映画として本当に見どころしかないと思うんですよね。 ただ、構成要素が多岐にわたるゆえ、じゃあこの映画は何の映画なのかと言うと、ちょっと即答できなかったりする部分はあるんですよね。 盛りだくさんな内容ゆえ、一つ一つの要素がちょっと薄くなってしまっているというか。 この映画、公開当時のプロモーションも、見た当時の子供たちの期待も、明らかに怪獣映画に偏っていたと思うんですよね。 この映画、普通に見たら怪獣映画としても十分に成立するレベルかとは思うのですが、ただゴジラレベルを期待してしまうとさすがにちょっと弱いかなと。 今作の主人公はあくまでも怪獣ではなくヤマトタケルなので、その部分の期待と実際の内容のミスマッチによる肩透かしというのは大いにあったんじゃないかと。 何というか、もうちょっと主人公に派手さが欲しいんですよね。ヤマトタケルとはいえ、日本神話をよく知らない子供から見たら単なるロン毛のおっさんですし。 様々な要素が含まれ...

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