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天使にラブ・ソングを…

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どうも、松本13です。今回は、『天使にラブ・ソングを…』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】  『天使にラブ・ソングを…』は、1992年のアメリカ合衆国のコメディ映画。主演はウーピー・ゴールドバーグ。 【あらすじ】  殺人事件を目撃したクラブ歌手デロリスは、重要証人として警察に保護される。安全の為にと警察はデロリスを厳格な修道院へ匿う事にするのだが… この映画、もはや語るべくもない名作中の名作かと思いますが。 とはいえこの映画、誰もが一度は通っていて、そして大抵の人は大好きな映画であるにも関わらず、ちょっと忘れがちな立ち位置の作品な気がするんですよね。 もしかしたらそれはこの作品が「見せられる映画」の典型だからかもしれません。 実際この映画を誰かから見せられた人って結構多いと思うんですよね。 親とか学校とか。 個人的にもこの作品は学校で見せられる映画といったイメージが強いです。 学校で見せるのだからそんな滅多な映画は選べないわけで、やはり内容的には無難にならざるを得ないのですが。 おそらくそのような選択肢の中での最強クラスがこの映画だと思うんですよね。もしくはチャップリン。 というかチャップリンと同格に並んでいるだけでも十分すごいかと思いますが。 とにかくこの映画、無難な全年齢対象にもかかわらず、内容は抜群に面白いんですよね。 学校で『サウンド・オブ・ミュージック』を見せられても全然わからなかったけど、『天使にラブ・ソングを…』はめちゃくちゃ面白かったなんてのも私だけじゃないんじゃないかと。 そんな映画ゆえ、大人になってからわざわざ自発的に見るなんてこともあまりないかもしれませんが、とはいえテレビ放映時や配信で見かけた時などにふと見てみると、本当にめちゃくちゃ面白いんですよね。 子供の頃に見ても面白かったけど、大人の視点で見てもこれまた面白い。そういう映画って実際なかなかないと思うんですよね。 しかもめちゃくちゃ泣ける。 別にお涙頂戴なシーンがあるわけでも、特別感動的なシーンがあるわけでもないのですが。 この映画の歌唱シーンを見てると不思議と涙が出てくるんですよね。 人って魂が揺さぶられると不思議と涙が出てくるものだと個人的には思っているのですが。 ただ実際に魂が揺さぶられる経験ってそうそうあるわけでもなく。 感動やら何やらで...

ゴーストランドの惨劇

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どうも、松本13です。今回は『ゴーストランドの惨劇』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】  『ゴーストランドの惨劇』は、2018年公開のホラー映画。監督はパスカル・ロジェ。 【あらすじ】  双子の姉妹と母親は、引っ越し初日の夜に狂気的な暴漢に襲われる。母の必死の抵抗でなんとか生き残るが、凄惨なトラウマが残ってしまう……。 この作品、個人的にはかなり良作という印象です。 好き嫌いは確実に分かれる作品かとは思いますが、映画としては普通に面白いので、暴力描写に抵抗がない人は一度見ておいても損はないかと。 この映画、本当にめちゃくちゃうまいことできてるんですよね。 観るのであれば、絶対にネット検索もネタバレも一切なしで観た方がいいです。 登場人物は、母子家庭の母と思春期真っ只中の娘2人。 そんな、なんとなく訳あり感漂う3人が、かつて親戚が住んでいて今は空き家となっているド田舎の屋敷に向かうところから物語が始まります。 もうホラー映画としてはこれでもかというくらいありがちな展開から始まるわけですが。 しかも、途中でその近辺では唯一と思われる雑貨店に立ち寄るという、これまた超ありがちな冒頭なのですが、そこからの構成が本当によくできているんですよね。 そこまでぶち抜けた何かをやったり、飛び道具を使ったりしているわけではないのですが、この手の映画の既存の設定やら条件やらを本当にうまいこと使って、めちゃくちゃ面白い映画に仕上げています。 好みが分かれる作風なので評価自体は割れるかと思いますが、駄作でないことは間違いないかと。 おそらく大抵の人にとっては良作、もしくはそれ以上の作品と感じられるはずです。 今作はかなり評判が良いですし、監督のパスカル・ロジェも「トラウマホラーの鬼才」といった言われ方をしていますが、その部分に過剰に期待しすぎると肩透かしを食らってしまうこともあるので、期待値はあくまで控えめにしておいた方がいいかもしれません。 もちろん十分に面白いし、エグいし、トラウマ要素も豊富なのですが、これまで観てきたホラー映画や比較対象によっては「なんだ、こんなものか」と思ってしまうこともあるかと思うので。 そういう意味で期待さえしすぎなければ、誰でも普通に楽しめる作品ですし、一見の価値はあるかと思います。 というわけで今回はこの辺で。最後まで...

ラスト・アクション・ヒーロー

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どうも、松本13です。今回は『ラスト・アクション・ヒーロー』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ラスト・アクション・ヒーロー』は、1993年に公開されたファンタジーアクション映画。主演はアーノルド・シュワルツェネッガー。 【あらすじ】 映画好きの少年ダニエルは、魔法のチケットで映画のスクリーンの中へ入り込み、憧れのムービースターの相棒となる。しかし、映画の中の悪役が現実世界へ脱出し、大騒動となってしまう……。 この映画、個人的に過小評価されすぎている映画の代表格だったりします。 今でこそかなり再評価されていますが、公開当時は大コケした大失敗作扱いされていたんですよね。 ただ、内容としては本当にめちゃくちゃ面白い映画です。 シュワちゃんならではの筋肉アクションに加え、コメディやファンタジー要素のバランスもかなり秀逸。 アクション全振りではないその絶妙なバランスゆえに、当時は評価されにくかった面もあったのだと思いますが、今改めてアクション・コメディ・ファンタジーとして観ると本当に素晴らしい出来です。 私個人としても、シュワちゃん映画・90年代アクション映画のどちらにおいてもかなり上位に入る作品です。 そして、それらの「一つの到達点」であり「集大成」と言ってもいい作品だと思います。 良くも悪くも、今ではこのような「大金をじゃぶじゃぶ使った大味な映画」は作れないと思うので、そういった意味でもかなり貴重な作品です。 個人的に「90年代の低評価映画や大コケ映画」ほど信用できないジャンルはありません。 90年代洋画の大コケ・低評価映画って、めちゃくちゃ面白い作品が多いんですよね。 他の時代ならともかく、ひとまず90年代洋画における「大コケ」や「低評価」は、作品を選ぶ上での指標として信憑性がかなり低いんじゃないかと感じています。 それらの映画って、確かに興行的な意味では失敗作かもしれませんが、決して「駄作」ではないんですよね。 作品としての質が低いわけでもありませんし、映画として決定的な欠陥があるわけでもありません。 ただ、90年代って今では伝説と言っても過言ではない名作中の名作が数多く公開された時期で、比較対象が完全に規格外のレベルだったんですよね。 そもそも今作の同時期公開作は『ジュラシック・パーク』、直前に公開されたシュワちゃん主演作は『ターミネータ...

ナチュラル・ボーン・キラーズ

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どうも、松本13です。今回は、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』は1994年製作のアメリカ映画。監督はオリバー・ストーン、原案はクエンティン・タランティーノ。 【あらすじ】 虐待を受けて育ったマロリーは、配達員のミッキーと恋に落ちる。2人はマロリーの両親を残虐に殺害して逃亡をスタート。逃亡生活の中で罪を重ねていくうちに、次第に彼らはメディアによって神格化されていく… 90年代の尖った感じの、ロックでアナーキーで、変則的な映像表現でごちゃっとしている、昔のヴィレッジヴァンガードみたいな、その手の映画としては代表的な作品ではあるかと思うのですが。 この映画、当時の若者はだいたい好きだったみたいな印象があります。 同じくタランティーノが脚本を担当した『トゥルー・ロマンス』も、同じくカップルが主人公の映画でして、立ち位置的にも同じくらいかと思うのですが。 ただトゥルー・ロマンスって圧倒的に女性に好きな人が多い印象でして、そしてこの映画は逆に男性に好きな人が多いみたいな印象があります。 あくまでも個人的な印象ではありますが、とはいえ当時の若者にとっては相当に魅力的な映画であったことは間違いないかと思います。 この手のロードムービーってどの作品も大抵結末は同じようなものだったりするのですが。 ただその手のジャンルで成功している映画って登場人物がめちゃくちゃ魅力的なんですよね。 ストーリーなんて本当にだいたい似たり寄ったりですし。 ちなみに今作の登場人物も相当に魅力的。 若かりし頃のウディ・ハレルソンとジュリエット・ルイスがもう圧倒的なんですよね。 どちらもハリウッド的な典型的美男美女というわけではないのですが、そこがまた妙にリアルだったり。 普通に映画として見ればツッコミどころは多々あったりするのですが、この映画は腰を据えて見るというより摂取するみたいなタイプの映画かと思うので。 あまりかしこまらずに見るのがいいんじゃないかと。 今作の監督はオリバー・ストーン。 オリバー・ストーンって個人的にめちゃくちゃ社会派な監督のイメージがあるので、このような作品を撮るなんてちょっと意外なのですが。 ただ才能って振れ幅とも言いますし、やはりゴリゴリの社会派作品が撮れる監督というのはその対極にある無法地...

シェルター

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​どうも、松本13です。今回は『シェルター』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『シェルター』は、2026年制作のイギリス・アメリカ合衆国のアクション映画。主演はジェイソン・ステイサム。 【あらすじ】 スコットランド沖の孤島で隠遁生活を送る元特殊部隊員のメイソンは、嵐から救った少女ジェシーと心を通わせる。しかし突如、彼の殺害を狙う元古巣・MI6の刺客が襲撃。メイソンは過去に決着をつけるため、少女を守りながら反撃を開始する… ​ジェイソン・ステイサムが元殺し屋を演じるという、もうこれでもかというくらいにステイサムあるある満載なステイサム映画となる今作。 ​ただ、今回は「舐めてたやつが実はクソ強だった」系映画というわけではなく、子供を守る系のお話なんですよね。 ​元凄腕の殺し屋ながら今は灯台守のおっちゃんで、髭面にニット帽、もっさりジャンパーな漁港のおっちゃんスタイルなステイサムが、紆余曲折あって少女と行動を共にすることになるのですが。 ​この少女がこれまた可愛い女の子でして、強気でツンツンしている部分もあったりするけど寂しがりな部分もあったり。 テンプレ通りの良い子ではないながら、ストレス要因というわけでもない、その塩梅が絶妙。 ​そんな少女と無口なステイサムとの微妙な距離感が何ともいい感じでして、そしてそこで見せるステイサムの演技がこれまた素晴らしいんですよね。 ちなみに今作はステイサムの相棒の犬もめちゃくちゃ可愛いんですよね。「ゴリラ」と「可愛い」ってめちゃくちゃ相性いいですからね。そういうビジュアル面も今作の魅力の一つかと。 ちなみに今作、​基本的にはいつものステイサム映画ながらも、アクションだけではない、俳優ジェイソン・ステイサムとしての一面も垣間見ることができる作品。 ​プライベートでも結婚し娘を授かったステイサム。その部分がより今作の演技に深みを与えているのかもしれません。 ​そして今作に登場する少女も、ステイサムが無双すぎるゆえの縛りプレイ要員というわけではないんですよね。ストーリー的にも、作中のステイサムにとっても、しっかりとした必然性がある存在でして。 ​ただ今作、ステイサム映画にありがちなド派手な爽快感という部分に関しては若干控えめかと。アクション要素は十分にありながら、作品のトーンが他の作品とちょっと違うんですよね。 ​特に...

ザ・ハント

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どうも、松本13です。今回は『ザ・ハント』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ザ・ハント』は、2020年のアクション・スリラー映画。主演はベティ・ギルピン。 【あらすじ】 見知らぬ広大な森で突然目を覚ました12人の男女。彼らは「リベラル派の富裕層」たちが娯楽として主催する、最悪の“人間狩り”の標的として集められたのだった。絶望的な状況のなか殺戮が始まるのだが… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 そもそもこの手のジャンルが好きな人なら、ビジュアルとあらすじを見た時点でかなり食指が動くのではないでしょうか。 多くの人は「よくも悪くもB級映画くらいのノリ」で見始めると思うのですが、今作はその期待がいい意味で裏切られる作品となっています。 この手の映画を見慣れていると、ある程度ストーリーの筋やパターンが読めてくるものですが、今作はその展開を見事に裏切ってくれます。 逆に、重厚な政治風刺を期待しすぎると少し肩透かしを食らうかもしれません。トランプ大統領から痛烈に批判されたり、政治風刺の面でかなり物議を醸した作品ではありますが、そのあたりの期待は控えめにしておくのが吉です。 「B級アクション」「B級スリラー」くらいの感覚で観られるのであれば、これ以上ないほど最高の内容だと思います。 本当に予測不能な展開の連続で、良い方向に期待を裏切られまくりです。目まぐるしい展開と軽快なテンポ、ちょうどいい上映時間、そして爽快感のあるラスト。まさにB級映画のお手本のような作品でした。 近年公開された同ジャンルの映画にも良作は多々ありますが、今作はその中でも頭一つ抜けた存在だと感じます。 過剰に期待しすぎなければ、B級映画として誰もが楽しめる作品です。 というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

DOGMAN ドッグマン

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どうも、松本13です。今回は、『DOGMAN ドッグマン』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『DOGMAN ドッグマン』は、2023年のフランスのアクション映画。 監督・脚本はリュック・ベッソン。 【あらすじ】 幼少期に苛烈な虐待を受けながらも、犬たちと心を通わせ生き延びた車椅子の男性ダグラス。成長した彼は犬たちと共に闇の仕事で生き糧を得ながら、街のギャングや巨大な運命に立ち向かっていく… この映画、個人的にはとても楽しめた映画でした。 リュック・ベッソン映画は大好きなので。 逆にそれ以外の期待を持って観ると、ちょっと肩透かしな部分もあるかもしれませんが。 とにかくこの映画、犬が可愛くて賢い。 それだけの映画と言ってしまえばそうかもしれませんが、ただ犬映画としてだけでも観る価値はあるんじゃないかと。 今作の主人公は車椅子のドラァグクイーン。ポリコレ方面に持って行こうと思えばいくらでも持っていけそうなものですが、何分監督はリュック・ベッソン。 ゴリゴリの通常営業。本当にいつも通りのドンパチ展開です。 美しい女性の殺し屋が主人公みたいな映画って、リュック・ベッソン映画の定番かと思うのですが。 いわばこの映画って、これまでの美女が犬になっただけの話だったりするんですよね。 ただこれまでと違う変化球映画なだけに、どう展開するのかという部分は非常に観ていて興味深いわけでして。 主人公が車椅子で自由の効かない体ですし。 これでどう凶悪な敵と渡り合っていくのかという部分は本当に面白かったです。 よくよく考えると「いやいや、そうはならんだろう?」というようなツッコミどころ満載の映画だったりするのですが、その部分も含めてリュック・ベッソンクオリティ。 ただ少なくとも観ている間はそう思わせない点も、これまた素晴らしいリュック・ベッソンクオリティ。 ヒューマンドラマとか感動の犬映画とか、そっち方面に期待しようと思えばいくらでもできてしまう見た目なだけに、ちょっと肩透かしを食らってしまった人もいるかもしれませんが。 リュック・ベッソン監督の大味なアクション映画くらいの感覚で観るのであれば、十分に楽しめる作品なんじゃないかと。 冷静になって観てみるとこの映画、アクション比率ってそこまで高くはないんですよね。 主人公が車椅子なだけに、いつものような飛んだりはねたりなド...

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