マーシー:AI裁判
どうも、松本13です。今回は『マーシー:AI裁判』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『マーシー:AI裁判』は、2026年のアメリカのSF・スリラー映画。主演はクリス・プラット。 【あらすじ】 AIが裁判官を務める近未来。身に覚えのない妻殺しの容疑でAI裁判にかけられた男性。彼は、世界中のデータベースから証拠を集め、制限時間である90分以内に無実を証明しようと奮闘する… AIが裁判をすることとなった近未来。逮捕されてからすぐに裁判が始まり、「90分以内に無実を証明できなければ即死刑」。ということで、「90分、はい、よーいスタート」で始まるこの映画。 よくよく考えるとかなり無茶苦茶な設定だったりするのですが、ただ内容はというと、めちゃくちゃ面白いんですよね。冷静に考えると突っ込みどころのある設定ながら、少なくとも見ている間はそうは思わせないくらいには説得力のある世界観でして、とにかくストーリーが非常によく出来ている作品なんですよね。 今作における物語の大半は、AI裁判に用いるモニターの中で行われていまして、主人公は被告席兼処刑台である椅子に固定されている状態という、非常にミニマルな設定。なので、壮大なSF映画というよりは、シチュエーションスリラーに近いんじゃないかと。 物語の大半がパソコンの画面の中で完結することで話題となった『サーチ』に近い作品、といえばわかる人も多いんじゃないかと思います。それゆえ、SF大作を期待するとちょっと肩透かしかもしれませんが、これ、シチュエーションスリラーとして見ればかなり面白い作品だと思います。 身に覚えのない罪で逮捕されてからの真犯人探しとなるのですが、なかなか犯人がわからない。主人公も主人公で、やけになって「もう死刑でいいや」なんて気分にもなったりするのですが、ただAIは公正ゆえに、無実の証明に関しても、しっかり応援してくれるんですよね。自暴自棄の自白は認めなかったりとか。 その部分のAIの塩梅が絶妙でして、決して「ディストピア社会の冷酷なマシーン」というわけではないんですよね。そんなこんなであっち行ったりこっち行ったりした挙句、物語はどんどんと斜め上の展開へ。 そういう紆余曲折あってからの大どんでん返しみたいな展開も、本当に『サーチ』に似てる作品だと思うんですよね。 主演のクリス・プラットが...