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ザ・バウンサー

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​どうも、松本13です。今回は、『ザ・バウンサー』についてです。 ​まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ザ・バウンサー』は、2018年公開のアクション・スリラー映画。主演はジャン=クロード・ヴァン・ダム。 【あらすじ】 南アフリカで要人警護をしていたルカスは、自身の過失も絡むカージャック事件で妻を失ってしまう。その後、幼い娘と共に故郷のベルギーに戻り、ナイトクラブの用心棒として働く事となるのだが… ​この映画、一般的な評価はそこまで高くはない作品かと思うのですが、個人的には大好きな作品です。めちゃくちゃ面白かったです。 ​確かに、この映画は期待する方面によっては評価が割れてしまうと思うんですよね。ビジュアルやあらすじを一見すると、「なめてたやつが実はクソ強だった系」映画に見えますし、その手の爽快感満載のアクション映画を期待してしまう人もいると思うんですよね。 ジャン=クロード・ヴァンダム主演という部分でも、格闘技やアクション要素を期待する人もかなりいると思いますし。 ​そういう方面に期待した人にとっては、この作品はちょっと微妙な作品になってしまったかと思うのですが。 この映画、ジャン=クロード・ヴァンダムの主演作品ながらアクション要素は相当に控えめなんですよね。 足技を中心としたヴァンダム特有のアクション要素についても同様。というか、今作のヴァンダムはハイキックを一度も繰り出していないんじゃないかと。 ​今作のヴァンダムも元用心棒という設定ではあるものの、格闘シーンについてはパンチ中心の泥臭いリアル路線。 ただ、そんな格闘シーンもごくわずか。今作はアクションというより、クライム色の強い作品になっています。 ゆえに、いつものヴァンダム要素はかなり控えめなんですよね。 ​ただ、そのヴァンダムがめちゃくちゃいいんですよね。 確かに、アクション方面を期待すると物足りなさを感じるかもしれませんが、今作における俳優ジャン=クロード・ヴァンダムってめちゃくちゃいい仕事をしていると思うんですよね。 ​海外で要人警護をしていたものの、妻を亡くして故郷に戻り、男手一つで娘を育てる苦労人な、いい感じに枯れてくたびれた主人公が、めちゃくちゃヴァンダムにマッチしているんですよね。 実際今作におけるヴァンダムの演技って、多くのファンからもめちゃくちゃ高評価されていまして、その部分だけ...

ポリス・ストーリー/香港国際警察

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どうも、松本13です。 今回は『ポリス・ストーリー/香港国際警察』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』は、1985年に公開された香港のアクション映画。監督・脚本・主演はジャッキー・チェン。 【あらすじ】 麻薬密売組織を摘発するべく、大掛かりな張り込み捜査に乗り出した香港警察。刑事チェンは逃走を図った組織の首領チュウを執拗な追跡の末に何とか逮捕するのだが… 言わずと知れた名作中の名作。ジャッキー・チェン主演作品の最高傑作との呼び声も多く、少なくとも多くの人のベストオブジャッキー映画でトップ3には食い込んでくる作品かと思います。 この作品と言ったら、とにかくアクションが凄まじい作品でして。これ、当時を知らない人に「このシーン、生身でやってるんですよ!しかも本人が!」と言っても信じてもらえないのではないでしょうか。 実際、今から考えると当時のジャッキーは、新作公開のために生死の境をさまよったり、何本も骨を折ったりと、今から考えるとちょっと異常とも言える状態だったと思うんですよね。 そんなある種異常な状態が一つのピークを迎えたのはこの作品でして。 そういう目線で見ると、本当に壮絶なアクションシーンの数々。 この手の映画って、今作ろうと思っても絶対に作れないと思うので。 そういう意味ではかなり貴重なんじゃないかと。 ただ今作、割とコミカルなシーンも多いんですよね。 そういう緩急も今作ならではの魅力なんじゃないかと。 かと思えば、かなりシリアスな展開もあったり。 今作、ジャッキー映画やアクション映画としてはもちろんのこと、刑事物としてもかなり素晴らしい映画だと思うんですよね。 現場と上層部の軋轢とか、内部の裏切り者とか、堅物なようで実は物分かりのいい上司とか。 そういう刑事物ならではのハードボイルドであったり、胸アツであったりするシーンも満載で、本当に刑事物としてもかなり見応えがあるんですよね。 特に今作、ジャッキーが今よりだいぶ若い時期の作品でして。 なので今作におけるジャッキーも若々しく、かなり荒々しいんですよね。 今作において、ジャッキーが激昂するシーンなどについては本当に素晴らしい演技。 石丸博也の吹き替えについても同様。 名作中の名作ゆえ、さらっと見てしまっているけれど、こういう「若さゆえに感情が先立ってしま...

オーヴァー・ロード

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どうも、松本13です。今回は、『オーヴァー・ロード』についてです。 まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『オーヴァー・ロード』は、2018年公開のアクション・ホラー映画。J・J・エイブラムス制作。 【あらすじ】 第二次世界大戦下。ナチス占領下のフランスの村へ潜入した米軍の落下傘部隊。彼らは教会の地下にある秘密研究室で恐るべき存在と遭遇する… この映画、めちゃくちゃ面白かったです。 第二次世界大戦下のナチスの秘密施設でなんやかんやってあらすじの時点で個人的にはもう勝ち確定なんですよね ドンパチ血しぶきなB級映画好きにはこれ以上ない作品なんじゃないかと。 この映画、とにかくめちゃくちゃテンポがいいんですよね。 序盤でもうグッと引き込まれて、そこから一瞬たりとも退屈することなく突っ走り、ちょうどいい感じの長すぎない尺でめちゃくちゃいい感じのフィニッシュ。 迫力あるアクションシーンに見応えあるグロ描写。 詳細はネタバレになってしまうので伏せますが、それらに加えてさらにB級映画好きにはたまらない「プラスアルファ」も満載。 『武器人間』とか、そっち方面のB級映画が好きな人は本当に大好きな映画なんじゃないかと。 本当にここまで見ごたえのあるテンポの素晴らしい映画というのもなかなかないんじゃないかと。 映画というより、めちゃくちゃゲームと動画編集の上手い人の実況動画を見てるような、そんな心地よさと気持ちよさのある作品。 そんな作品の内容とは裏腹に知名度がそこまで高くないのが残念なところ。 その部分を考慮すると隠れた名作と言っても過言ではないんじゃないかと。 それなりに偏った内容の作品なので、見る人も評価もそれなりには別れるかと思いますが、ただこの作品のあらすじやビジュアルにそれなりのシンパシーを感じる人って、おそらく何かしら偏った趣味を持っている人かと思うので。 そういう人にとって本当にこれ以上にない作品かと思います。 というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

モータルコンバット/ネクストラウンド

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どうも、松本13です。今回は、『モータルコンバット/ネクストラウンド』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『モータルコンバット/ネクストラウンド』は、2026年公開のアクション映画。同名ゲームを原作とした2021年の映画『モータルコンバット』の続編となる。 【あらすじ】 人間界の存亡を懸け、魔界との究極の格闘大会が開幕。あと1勝で世界が終焉を迎える絶望的な状況の中、新たな戦士としてハリウッドスターのジョニー・ケイジが指名される… ​前作に比べると、若干の賛否両論点もある今作。ただ、個人的にはかなり楽しめた作品でした。ちなみにゲームに関しては未プレイなので、原作要素を意識すると、ちょっと評価が違ってくる部分はあるかもしれませんが。 ​とはいえ、前作も今作も「細けえことはいいんだよ」的な脳筋映画かと思うのですが、そのようなテンポサクサクムービー、かつMADな雰囲気満載のビジュアルという部分も考慮して、結構大味なB級アクションくらいの感覚で見れば、めちゃくちゃ楽しめるんじゃないかと。 ​原作未プレイなので細かい世界観とかはよくわからないのですが、ただ対戦ゲームが原作なので、ストーリーの分岐点は必ず「戦って勝った方が…」みたいなシンプルなノリになります。そのため置いてけぼりになることはありませんし、結局何もかもがどつき合いの結果次第なので、気を抜いて見られるポップコーンムービーとしてはかなり優秀だと思うんですよね。脊髄ぶっこ抜きなど、残酷描写が売りの格闘ゲーム原作ゆえ、視覚的な刺激はめちゃくちゃありますしね。 ​ただ、前作って真田広之が実質的主人公でして、還暦とは思えない素晴らしいアクションを披露したり、他にも身体能力の高いキャストが複数人おり、「格闘アクション」としてもかなりの見応えがあったのですよね。 ​しかし今作に関しては、真田広之は脇役での出演、かつCGアクションが前作よりもかなり多く、ガチな格闘アクションは前作よりも相当控えめとなっており、その点が前作ファンからはかなり不評であり、そして今作の明確なマイナス点となっています。 ​なので、格闘アクションとしての魅力は前作に比べればだいぶ控えめになってはいるものの、テンポサクサクな大味バイオレンスアクションとしての魅力はむしろ倍増しているので、過剰な期待さえしなければかなり楽しめる映画なんじゃな...

リターン・トゥ・サイレントヒル

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​どうも、松本13です。 ​今回は『リターン・トゥ・サイレントヒル』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『リターン・トゥ・サイレントヒル』は、2026年公開のホラー映画。ホラーゲーム『サイレントヒル2』を原作としている。 【あらすじ】 最愛の妻メアリーを失ったジェイムス・サンダーランドは失意の底にあり、酒に溺れる日々を送っていた。そんなある日、失ったはずの妻から一通の手紙が届く… ​人気ゲームシリーズ『サイレントヒル』の実写化3作目。前作とのつながりはないものの、監督は第1作目の監督ということもあり、もはや「勝ち確」と言っていいほどの高い期待をされていた作品だったのですが、蓋を開けてみると酷評が多数。日本では劇場公開すらされないという……。 ​ただ、同じように日本では配信スルーとなり、本国では酷評多数であった『ミーガン2.0』なども、個人的にはかなり面白かったので、割と楽しめるんじゃないかと思っていたのですが。 ​ただ今作、ツッコミどころに目を瞑れば楽しめる「大味作品」とか、何周か回って面白いみたいな楽しみ方ができる作品ではないんですよね。決して駄作ではないものの、ただ傑作かと言ったらそうでもない……という、なんか微妙な空気感になっちゃう作品です。 ​ちょっと変則ムービー的な側面があり、その部分の脚本はちょっと難ありだったりするので、そこがもう少し丁寧だったら評価も違ってきたと思うのですが。とはいえ、ストーリーが破綻しているというわけでもなく、バブルヘッドナースや三角頭などの名物キャラも登場しますし、サイレントヒルらしさみたいなものは結構味わえる作品です。 ​決してそこまで悪い作品ではないんですよね。ただ、何か突出している部分があるかと言ったらあまりないわけでして、それゆえに評価が伸び悩んでしまっていると思うんですよね。異形クリーチャーに関しても既に過去作品で登場していますし、サイレントヒルの世界観などについても同様。3作目ゆえに新鮮味もないんですよね。それ以上の何かがあると言ったら、ないわけでして。 ​なんやかんやで、過去2作って気を抜いて観ていても、ある程度直感的に理解できる大味な「雰囲気映画」としても楽しめたかと思うのですが、本作にはそのような魅力もなし。 ​そもそもサイレントヒルの映画シリーズ自体が、ゲームの1作目、3作目、そして今作が...

パニッシャー:ワン・ラスト・キル

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どうも、松本13です。今回は、『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』 は、マーベル・シネマティック・ユニバースに属するアメリカのWebテレビスペシャル。2026年にディズニープラスで配信された。 【あらすじ】 パニッシャーことフランク・キャッスルは、家族を殺された復讐を遂げるも、未だにトラウマや幻覚にさいなまれていた。そんなある日、思いがけず再び戦いの渦へと引き戻されてしまう… ​「悪人、絶対許さないおじさん」ことパニッシャー。個人的に、数あるアメコミキャラの中ではかなり好きな方でして。パニッシャーって、元海兵隊の凄腕ながら、特殊能力を持ったスーパーヒーローってわけじゃないんですよね。むしろ「ヒーローではない一般人の最上位」みたいな存在でして、コスチュームもなし。強いて言えば、ドクロのTシャツくらいのもので。格ゲーで言うところの「投げ技キャラ」みたいな、非常に無骨さとロマンあふれるキャラなんですよね。そのロマンゆえにヤムチャ的格下キャラ扱いされることなく、他のスーパーヒーローに匹敵する人気を誇る、非常に稀有なキャラクターだと思うのですが。 ​とにかくビジュアルやキャラクター性においては抜群に素晴らしいパニッシャー。ただ、映画化に関してはぶっちゃけパッとしないというか、明確な成功は収められていないんですよね。どの作品も結構大雑把なものが多かったりしますし。ただ、個人的にはそういうマッチョな大味さも含めて、かなり好きだったりするのですが。 ​そういう「パニッシャー」というキャラクターや作品の特性を加味した上で見るのであれば、今作もかなり面白い作品なんじゃないかと。 ​一応、ドラマバージョンと関連性のあるテレビスペシャルみたいな立ち位置の作品なのですが、基本的なパニッシャーの設定を知っていれば、特に予習はなくても楽しめるかと。テレビスペシャルゆえに短めの尺なのですが、「復讐!」「ドンパチ!」とパニッシャークオリティは満載。逆にそれ以上のストーリーはほとんどなかったりするのですが、そのシンプルさが良かったり。とにかく短めの尺ながら、多くの人がパニッシャーに望むものはしっかり摂取できる、めちゃくちゃ優れた作品です。かつ、MCU作品とは思えないくらいの血みどろ処刑劇が満載。 ​復讐で病ん...

サンキュー、チャック

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どうも、松本13です。今回は『サンキュー、チャック』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。 【概要】 『サンキュー、チャック』は、2024年制作のアメリカ合衆国の映画。スティーヴン・キング原作の短編小説『チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ』の映画化となる。 【あらすじ】 世界の終わりまであと少し。未曾有の大災害が相次ぎ、すべての通信手段も失われたあるとき、街中に突然「ありがとう、チャック」という広告が現れる… ​公開直後から、非常に高評価の多い今作。 ぱっと見のビジュアルだと、ダンスミュージカルやヒューマンドラマに見えてしまうかと思うんですよね。ただ、実際の中身はと言うと、結構毛色の違った作品なんですよね。序盤はかなり不穏な雰囲気ですし。 ​個人的にはその部分、とてもいい「裏切り」に感じられましたが、ぱっと見のイメージのまま、感動する気満々で見るとちょっと肩透かしを食らってしまう部分もあるんじゃないかと。 ​というのも、今作の監督ってマイク・フラナガン監督でして、もうめちゃくちゃホラー方面の人なんですよね。そして原作は、これまたゴリゴリのホラー作家であるスティーヴン・キング。そういう部分を把握してこの映画を見ると、またビジュアルの見え方も違ってくると思うのですが。 ​ホラー作家のスティーヴン・キングですが、『スタンド・バイ・ミー』や『グリーンマイル』のような非ホラー作品も多数手がけていまして、今作もそっち方面の作品だったりします。ホラー作品の実写化に関しては結構当たり外れの大きいスティーヴン・キングですが、非ホラーに関してはかなり名作が多いと思うんですよね。今作も、その名作の列に並ぶような作品なんじゃないかと。 ​スティーヴン・キング原作なので、超自然的な要素が多々ありつつ、ビジュアルや予告などの素晴らしいダンスシーンもあったり。そして全三章の構成で、3章から1章に遡る変則ムービー的側面もあったりと、かなり多要素なんですよね。 ​そして、かなり余白の多い作品なので、1回見ただけだとちょっとわからない部分もあったり。ミステリー要素も多々ある作品なのですが、伏線回収にしてもバシッと決まるわけではなく、結構曖昧な部分もあったりします。 ​ただ、決して「ぶん投げエンド」ではなく、作品としての感触はとても素晴らしいんですよね。 ​とにかく強烈な「何か」がある...

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