28年後... 白骨の神殿
どうも、松本13です。今回は『28年後... 白骨の神殿』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『28年後... 白骨の神殿』は、2026年公開のイギリスのSFホラー映画。2025年公開の『28年後...』の続編であり、三部作の二作目となる。
【あらすじ】
父と暮らす孤島を離れ、ウイルス感染者が蔓延するイギリス本土へ旅立った少年スパイク。だがそんな彼には、過酷な運命が待ち受けていた…
前作って、かなり賛否両論だったと思うんですよね。とはいえ、肯定的意見がかなり多い中での賛否両論ではあったかと思うのですが。ちなみに個人的に前作は、かなり微妙な印象でした。作風の変化が、期待していた方面と全く違ったので。
とはいえ「終末もの」と聞くと、すぐにマッドマックスを期待するのは私のかなり悪い癖ですし、よくよく考えると「ゾンビ版マッドマックス」みたいな映画なんてこれまで何本も作られているわけで、それをやったところで成功したかと言ったら、結構微妙かと思うのですが。
ただ、ダニー・ボイル監督とアレックス・ガーランド脚本ということで、何かこちらの想像もしない奇跡を起こしてくれるみたいな期待は、やっぱりあったんですよね。しかし前作はそのような奇跡のない、どちらかというと既存の選択肢をとてもうまく使った作品といったところでした。
作風の変化については、期待する方面を間違えなければ、まあ特に問題はないかと思うのですが、個人的に前作って三部作の序章としてはともかく、単体映画としてはものすごい中途半端なところで終わってしまうんですよね。その部分は個人的にかなり肩透かしに感じた部分でした。
三部作であることは事前に把握していたものの、映画における三部作って、ちょっとした「爆死フラグ」だと思うんですよね。実際、これまで公開前に三部作構想をぶち上げたあげく、爆死して1本で打ち切りというパターンに何回も遭遇してきたので。ゆえに『28年後』についても、一作で終わってしまう可能性も大いにあるわけで、そういう部分を踏まえると、前作ってかなり微妙な印象になってしまうんですよね。
ただ、後にかなりスムーズに続編が公開されたとなると、評価もまた変わってくるわけでして。とにかく今作は、前作がかなり中途半端に終わってしまったゆえ、伏線回収のオンパレードでめちゃくちゃ面白いんですよね。
特に今作は、前作を踏まえて見るわけで、作風や世界観に戸惑うことってまずないわけで。そのような状態でこの作品を見るのであれば、おそらく多くの人にとってはかなりの傑作になるんじゃないかと。特に私のように、前作にちょっと微妙な印象を持ってしまった人ほど、楽しめる余地があるんじゃないかと感じています。
私のように「終末=安直なヒャッハー」とはならない部分には、逆にかなりのセンスを感じますし、そういう王道とは違うMADな展開や世界観なども、今作の見どころの一つかと。
それと、主演の男の子。今作もナイフを持ってやらかすのですが、以前主演した『ジョジョ・ラビット』でもナイフを持ってやらかすんですよね。なんなら母親がたどる運命も同じだったりしますし、「愛すべきバカな子供」みたいな可愛らしさも被っていたりします。それは主演だけでなく、ケルソン医師を演じるレイフ・ファインズも同様でして。善意の人という部分では、少し前に主演した『コンクラーベ』と大差ないんですよね。まあこちらは世界観が地獄の地獄ゆえ、見た目もとんでもないことになっちゃっていますが。
そういった見どころも多々ありますし、『28日後...』『28週後...』を絡めたストーリーが大きく動き出す作品でもあるので、シリーズファンなら見ておいて損はない作品なんじゃないかと。というか、前作肯定派はおそらくもう既に見ていると思うんですよね。現状ノータッチなのって、前作に微妙な印象を持っている人かと思いますが、前述のようにそういう人こそ今作を楽しめる余地が大いにあるかと思うので、今作に関しては触れておいて損はないんじゃないかと。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。