モダンタイムス

 



どうも、松本13です。今回は、『モダンタイムス』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『モダン・タイムス』は、1936年のアメリカの喜劇映画。監督・製作・脚本・作曲・主演はチャールズ・チャップリン。


【あらすじ】

1930年代。文明という名の機械化の波があれよあれよという間に押し寄せる中、工場で働くチャーリーは、スパナを両手に次々と送られてくるベルトコンベアーの部品のネジを締めていた。絶え間なく運ばれてくる部品を見ていた彼は、次第に精神に異常をきたしていく…



この映画、個人的に大好きな映画なのですが。


それに加えて、私の考えうる限り「最強の映画」だったりもします。


いや、わかるんですよ。なんかこの手の往年の超名作こそ至高みたいな、そういうのに対するちょっとしたアンチテーゼみたいなの。


新しいものを取りあえず否定する懐古主義の老害ムーヴが真っ先に引き合いに出すのがチャップリン映画だったりもしますし。


私自身何て言うか、こういうド定番がナンバーワンみたいな風潮にはむしろ逆張りしたくなるようなひねくれた人間だったりしますし。


『ショーシャンクの空に』がナンバーワンの名作映画ランキングとか見るとちょっとなんかアレな気分になりますし。


いや、確かにショーシャンクはいい映画なんですけど、ただ違うんだよ、そういうのじゃないんだよみたいな。


『ゴッド・ファーザー』やそういうのじゃなくて、『酔拳2』とか『クール・ランニング』が入ってるランキングが見たいんだよみたいな。


ただこの「最強の映画」という部分に関してはちょっとした前提条件がありまして。


何かの拍子にデスゲームかなんかに巻き込まれたりして、任意で1本の映画を選び、それでどれだけ多くの人を楽しませられるかみたいな勝負をすることになった時に選ぶ、そういう意味での最強の1本だったりします。


なので個人的なオールタイムベストとかとはちょっと違った類の「最強」だったりします。


私個人の趣味ならばおそらく筋肉系かスピルバーグ系かと思うのですが。


チャップリンにしてもモダンタイムスにしても大好きですが、個人的に推すなら『街の灯』の方ですし。


ただ生き残りをかけたデスゲームということで、やはり多くの人に楽しんでもらうにはそれなりの大衆性やある種の無難さなども必要だったりしますし、全世代全年齢対応の方がより勝負に勝てる可能性は高くなったりしますし。


そう考えると私の中ではモダンタイムスが最強かなと。


この映画、とにかくもうめちゃくちゃ面白いんですよね。


今から90年近く前の白黒映画にも関わらず夢中になって没頭できるって本当にすごいと思うんですよね。


いや、わかるんですよ。それって「映画好きの思い出補正込みでしょ?」とか思う人もいるかと思うんですけど。


確かにそういう楽しみ方をしなければ今では見ることができない往年の名作なんてのも多々あったりするのですが。


ただチャップリンに限っては例外だと思います。


本当にいつ何時どの世代のどの年齢の人に対しても、「まあ騙されたと思って見てごらんなさいよ。見て損はないから」と自信を持って言える作品だったりします。


そういう意味でも本当に最強なんですよね。


しかも単に面白いコメディというだけでなく、めちゃくちゃ社会風刺も利いてますし。


そういう映画としても十分に楽しめると思います。


しかもこの映画、過度な資本主義、機械主義、監視社会みたいな、めちゃくちゃ今でも通じるテーマを扱っているんですよね。


良くも悪くも今って機械に使われるような仕事も多々あったりしますし。


機械によって効率化を推し進めた挙句ついていけない人間がおかしくなってしまったり。


特に昨今って生産性という言葉があらゆるところで使われたりしますが。


これ、あくまでも私個人の意見ではありますが、生産性ってもちろん素晴らしい側面もあったりするかと思うのですが。


ただ穿った見方をすれば雇う側の人間が同じ金でどれだけ使い倒すかみたいな側面もあるわけで。


少なくとも雇われる側の人間がそんなに嬉々として語るような言葉じゃないような気がしないでもなかったりするのですが。


なんてあれこれ考えながらも見れますし、ただ単純に頭を空っぽにして見ることもできますし、本当にいかようにも楽しめる映画です。


この時代ってまだ映画のジャンルに関しても娯楽にしても、今ほど細分化や多様化が進んでいない時代なので、映画ひとつの役割というのもめちゃくちゃ大きかったと思うんですよね。


なので映画ひとつとっても色々な要素を兼ねていたりしてます。


芸術としても娯楽としても本当に総合的だと思うんですよね。あらゆる方向へアプローチ可能。


ゆえにいろいろな楽しむ余地がありますし、だからこそ様々な人が楽しめる。


そういう意味でも本当に最強の映画ですし、めちゃくちゃおすすめです。


本当にこれ以上に最強の映画って思いつかないんですよね。


誰でも楽しめる内容で汎用性も高く、子供でも楽しめるし、老人なんてむしろ思い出補正があるから余計に楽しめるでしょうし。


どのようなシチュエーションでも鑑賞可能ですし、誰とでも楽しめるかと思いますし、家族であっても何かの拍子に学校で流すようなことがあっても全然問題ないと思いますし。


ちなみにこの手の最強映画について考えた時にモダンタイムス以外に思いついたのが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『天使にラブソングを』。


特に『天使にラブソングを』に関しては最後の最後まで迷ったんですよね。


ただ老人や子供へのアプローチと考えるとモダンタイムスの方が強いかなと。


ただミドル層に関してはもしかしたら『天使にラブソングを』の方が上かもしれないなんて考えたり。


どちらにしても仮に上述のようなデスゲームをした際は確実に『天使にラブソングを』と戦うことになると思うんですよね。


そんなこんなでモダンタイムスはめちゃくちゃおすすめなので気になる方は是非一度見てみてください。


しばしご無沙汰という人にもとてもおすすめです。


今この時代に見る、かつてとは少し違った見方もできる部分もありますし。


子供の頃は本当に単なる娯楽として見ていたのですが、大人になるとチャップリンの映画の社会派な部分もめちゃくちゃよくできていることに気づくんですよね。


にもかかわらず全然退屈じゃなくむしろめちゃくちゃ面白いのがすごいところなのですが。


上述のデスゲームに、相手と映画がかぶったら首輪型爆弾が爆発するみたいなルールがあったとしたら絶対にモダンタイムスは選ぶことはできませんが。


そのルールがあると絶対に王道は選ぶことができないと思うんですよね。


そのルールが追加された場合の個人的な選択肢は『クール・ランニング』かなと。


めちゃくちゃ面白いのに意外とマイナーだったりしますし。見たことがある人も結構忘れていたりしますし。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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