グレムリン



どうも、松本13です。今回は、『グレムリン』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『グレムリン』は、1984年に公開されたアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。ジョー・ダンテ監督作品。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。


【あらすじ】

クリスマス。ビリーは発明家の父親からとっても不思議な生き物モグワイをプレゼントされた。このモグワイを飼うには3つの大切な約束がある。1つめは水に濡らさないこと。2つめは光を当てないこと。そして3つめは、真夜中の12時過ぎには絶対に食べ物を与えないこと…


作品単体としてはもちろんのこと、ギズモ(モグワイの名前)やグレムリンと言ったキャラクターとしてもとても有名な本作品。クリスマス映画としてもそれなりに有名なんじゃないかと思います。


特に90年代前後に子供時代を過ごした人にとってはクリスマスを舞台とした著名な映画の一つとして強く印象に残ってる人も多いかと思います。


この時代のクリスマス映画と言うと、タンクトップのおっさんが裸足でガラスの上を歩かされたり、子供が強盗の頭を燃やしたりといった割とエグい映画が多い気がするのですが。


この映画もそれらに負けず劣らずのエグさを持った映画です。


90年代前後に子供時代を過ごした人にとって、この映画はクリスマス映画として強く印象に残っているかと思いますが、場合によってはそれ以上にトラウマ映画として印象に残っているかと思います。


私としてもトラウマとまではいかないかもしれませんが、幼い頃にこの映画を見た時はかなり衝撃的でした。


この映画はギズモの可愛さに騙されがちですが、グロレベルとしては結構高いかと思います。それこそグチョグチョ映画の巨匠デヴィッド・クローネンバーグ監督作品のように、ドロドロぐちゃぐちゃなシーンが盛り沢山。


この映画、なんとなくふわっとしたイメージだとモグワイの可愛いちょっとした着ぐるみファンタジーに思われがちです。しかもスピルバーグ映画(制作総指揮)ですし。


親としても子供に見せても大丈夫な映画だろうと、妙な形で親検閲をくぐり抜けてしまったなんてパターンもあります。


劇場公開時やレンタルビデオはもちろんのこと、テレビ放映でも同様。この映画は数限りなくテレビ放映をされているので。


そんなこんなで子供達のトラウマを量産した本作品。ある程度グロ耐性のついた大人になってから見ても結構見応えのあるグロさだと思うので、それらの耐性が全くない子供が見た際の衝撃は計り知れません。


実際この映画を未だに見ることができないレベルのトラウマを持ってる人もそれなりにいたりしますし。


なんてトラウマ量産映画な側面も多々あったりするのですが、映画としては素晴らしく面白い作品だったりします。


ギズモの可愛さはもちろんのこと、グレムリンもホラー映画のモンスターとしては相当にいい仕事をしています。


ある程度のグロ要素があるということを理解した上で見ればそこまでどぎつい映画でもないですし、作品としてもキャラクター性にしても、間違いなく一見の価値のある名作ではあるかと思うので、未見の方はもちろん、ご無沙汰の方もかつてのトラウマ克服のために一度見てみるのもありなんじゃないかと思います。


ある程度グロ耐性のついた大人になってから見るとまた違った面白さがありますし。


この映画、凶暴なグレムリンに何人もの人が犠牲となるみたいなイメージがあるのですが、実際に見てみるとそこまでじゃないんですよね。


むしろ人によってはグレムリン相手に無双していたり。グレムリンに襲われてキャーキャー叫んでいるのですが、口ではキャーキャー叫びつつ、両手ではグレムリンをボッコボコにしていたりみたいな、そんな笑えるシーンも多々あったりします。


もちろんクリスマス映画の一つとしても相当におすすめなので、たまには変化球のクリスマス映画が見たいような時の選択肢の一つとしてもいいんじゃないかと思います。


というわけで今回はこの辺で。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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