アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件



どうも、松本13です。

今回は、『アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件ついて』は2017年のフランスのコメディ映画。監督・脚本・主演はフィリップ・ラショー。


【あらすじ】

依頼人の完璧なアリバイを作る会社「アリバイ・ドット・コム」を経営するグレッグ。依頼は次から次へと舞い込み、業績は順調に伸び続けていた。そんなある日、グレッグは恋人フローの両親に挨拶するため彼女の実家を訪れるが、フローの父親ジェラールは「アリバイ・ドット・コム」の顧客だった…


この映画は知っている人は知っているけど知らない人は全く知らない、けど抜群に面白い良作コメディです。


コメディ映画は多々あれど、それなりに質の高いものとなると数は結構限られてくると思います。


例えば『ハングオーバー』レベルのコメディ映画というのは実際そうそうなかったりしますが、この映画はハングオーバーと並べても全く遜色ないレベル。


それくらいに面白い映画です。


とは言ってもビジュアル的にもタイトル的にもいまいち食指が動かない人もいるかと思いますが。


この映画の監督・脚本・主演は『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のフィリップ・ラショーです。


同様のキャストも複数出演。


ビジュアルやタイトルで食指が動かなくても、あの名作の監督ならば!と思う人もいるのではないでしょうか。


内容に関してもシティーハンターと同様、かなりセンスのあふれるコメディシーンの連続。


ブラックコメディとお下品になりすぎない程度の下ネタ。ギリ地上波でも放送できるかなといったところ。バカ殿くらいのラインでしょうか?


コンプラに厳しい今の基準だと放送できないシーンもあったりするかもしれませんが。


とはいえ過度に不快だったり汚かったりするようなネタはないので割とあっさりと見れる映画だと思います。


そこそこ出来がいい映画だけなのであればハングオーバー と並べられるとまでは言い切れませんが、この映画はコメディとしての出来もかなり素晴らしいですが、映画としてのストーリーもかなりしっかりしています。


あれやこれやで笑わせて、紆余曲折な展開があって、ちゃんと最後はストンとオチる、作り手の技巧とセンスの溢れる作品です。


他の映画へのオマージュやそれらをネタにしたコメディシーンなどについてもかなり秀逸。


フィリップ・ラショーは後に『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』 というモロにアメコミを題材とした素晴らしく面白いコメディ映画を撮っていますが、元々その手のコメディが得意なのでしょうね。


彼のコメディセンスというのは本当にとても素晴らしいのですが、ただその素晴らしさというのは実際に見ないと伝わらない部分もあると思うので気になる方は是非見てみてください。


本当にこの映画はビジュアルにしてもタイトルにしても一部のコメディ好きにしか刺さらない、むしろ若干のZ級映画臭すらするので敬遠してしまう人もいるかと思いますが。


めちゃくちゃ面白い映画なので見て損はないかと思います。きっととても素敵な拾い物映画体験になるはず。


おそらくこの映画は相当過剰な期待をしない限りは期待の上を行く内容なんじゃないかなと。


まあ内容はあくまでコメディなので気軽に見れる内容ではありますが。とにもかくにもとても面白い素晴らしい映画なので一見の価値はあるかと。


というわけで今回はこの辺で。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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