ジャングルツアーズ



どうも、松本13です。

今回は、『ジャングルツアーズ』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ジャングルツアーズ』は、2021年に制作されたアメリカのアクション映画。


【あらすじ】

ブラジルの奥地で消息を絶った父を捜すため、アマゾン川をさかのぼりジャングル奥地に到達したアマンダたち。彼らは「ジャングルの心臓」と呼ばれる宝石を見つけ、父親の救出に成功。だが、同時に守り主と怖れられる怪物・クルピラの封印も解かれてしまう…



Amazonプライムでの評価が謎に高い今作ですが、間違いなくそこまでの内容も品質もないので、その部分は注意が必要です。


Amazon以外での評価は星5つ中1.5ぐらいなので。


タイトルとビジュアルからわかる通り、この映画は『ジャングルクルーズ』のパクリ映画です。


冒頭でいきなりプレステ2レベルのCGと吹き替えでもないのになぜかひどいとわかるくらいにレベルの低い演技をぶちかましてくる、ある意味パクリ映画としては優秀な品質です。


乱開発だなんだで森の精霊みたいなのを敵に回して大地の怒りが降りかかるみたいな。そんな感じで行方不明となった父親を探すために娘と息子がジャングルへ。


まあそんな感じのストーリーをふわっと把握しておけば問題ないかと。


その部分は本家ジャングルクルーズとは似ても似つかないですが、ただ船にはちゃんと乗るし、ジャングルにも行くので、ガワを寄せただけというわけではなく、内容もそれなりには寄せている部分は評価に値するかと思います。


じゃあこの映画が面白いかと言ったら全然面白くはないのですが。


ただ面白くないだけでつまらないとまではいかず、映画としてはかなり低品質ではあるのですが、見るに耐えないとまでもいかない。何かをしながら見るにはもってこいの映画だったりします。


そういう部分でもある意味それなりに優秀だったりしますし、パクリ映画としてはそこそこな出来なんじゃないかと。


Z級映画とかクソ映画とか、そこまではいかない限りなくC級に近いB級映画、もしくは限りなくB級に近いC級映画くらいの品質です。


ストーリーに関しては大した演出もない退屈な一本道なのですが、ただその退屈に限界が来る前にちょこちょこ動物やモンスターなどが襲いかかってくるので、大して面白くないくせに離脱のタイミングが絶妙に掴めなかったりします。


まあジャングルの脅威がちょこちょこ襲いかかってくるとは言っても予算の都合で一瞬で消えるのですが。


とはいえ終盤にはそれなりのラスボスが出てきたりもしますし、低予算なりに緩急つけて予算配分は考えてあるのかなと。


あまりの安っぽさやアレさに思わず笑ってしまうシーンもそれなりにありますし。


そういう意味でもパクリ映画としてはそれなりによくできた映画なのではないかなと。


それはあくまでもパクリ映画としてなので間違っても普通の映画のテンションで見てはいけない作品です。


ただそれなりのスタンスで見ればそれなりに使い道のある映画ですし、ギリ途中離脱も倍速再生をしなくても最後まで見れるレベルの酷さではあるので、時間に余裕がある人は機会があったら1度くらいは見てみてもいいかもしれません。


というわけで今回はこの辺で。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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