鬱映画ファイル2『サイレトヒル』
どうも、松本13です。今回は鬱映画ファイル2、『サイレントヒル』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『サイレントヒル』は、2006年のカナダ、フランス、アメリカ、日本の合作ホラー映画。コナミから発売されたゲーム『サイレントヒル』を原作に製作された。
【あらすじ】
ローズとクリストファーのダ・シルヴァ夫妻は、娘シャロンの奇妙な言動に悩んでいた。ある日、シャロンが何かに取り憑かれたかのように発した「サイレントヒル」という街が実在することを知ったローズは、夫の反対を押し切り、彼女を連れてそこを訪ねることにする…
鬱映画を語る上で、『ミスト』は避けては通れない映画かと思うのですが。
そんなミストを語る上でサイレントヒル という作品も避けては通れないんじゃないかと思います。
そもそもサイレントヒルというゲーム自体がミストの原作小説を元に作られている部分もありますし。
それらを含めた霧を題材としたホラー作品群全体がミストやサイレントヒルに相互に影響を与え合って成り立っている部分もあったりしますし。
その部分の関係性もかなり興味深くはあったりするのですが。
個人的にサイレントヒルは日本製ゲームが原作ということもあり、ミストよりも大分とっつきやすい作品なんじゃないかと思っています。
マイルドなミストといった印象。
とはいえあくまでミストに比べればであって、この作品単体で見れば全然マイルドではないかと思うのですが。
ゲーム原作なので賛否両論な部分もそれなりにはあるかと思いますが、私個人としては同じゲーム原作映画である『バイオハザード』ほどむちゃくちゃなこともやっていないので、全然許容範囲内だったりします。
それにこの映画ってちょっとした映画の好みの分水嶺みたいな部分があると思うんですよね。
この映画がとても好きならミスト方面の地獄をおすすめできますし、苦手なのであればもっとノーマル寄りな作品をおすすめしますし。
サイレントヒルはこの手の映画としてはかなりメジャーな映画なので、そういう会話の上ではめちゃくちゃ便利なんですよね。
鬱映画にしても、異形クリーチャーホラーにしても、本来限られた範囲のジャンル映画の入り口の、その裾野を大きく広げたという部分については、この映画はめちゃくちゃ評価されてもいいんじゃないかと思います。
内容についても特定ジャンルの映画としてよほどシビアになりすぎない限りは普通に楽しめる作品かと思うので1度2度通っておいても損はない作品なんじゃないかと思います。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。