グレイマン



どうも、松本13です。今回は、『グレイマン』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。 


【概要】

『グレイマン』は、2009年に出版された『暗殺者グレイマン』を原作としたアメリカのアクションスリラー映画。主演はライアン・ゴズリング。


【あらすじ】

連邦刑務所で服役していたところをリクルートされ、組織内屈指の凄腕暗殺者となったジェントリー。しかしある一件をきっかけに事態は一転、自分がCIAから追われる事となる…



この映画、めちゃくちゃ面白かったです。



予算は豊富でキャストも豪華な大作アクション映画としてはこれ以上にない映画なんじゃないかと。



制作はNetflix、監督はMCUの面白い方の作品を何作も担当しているルッソ兄弟。主演はライアン・ゴズリングという、もう間違いのない組み合わせ。


Netflix制作の映画ってジャンルによってはちょっと微妙な物も多かったりするのですが、この手の大作については間違いのない印象です。


そして実際の内容についても、本当に間違いのない内容。


逆に間違いがなさすぎて、何の意外性もないといえばそれまでなのですが。


本当にストーリーに関しては全く意外性のないストーリーです。とはいえアクション大作としてはそのくらいがちょうど良かったり。


本当にとてつもない安定感のある作品です。


ド派手な展開はたくさんあるし、変に奇をてらっていない分、ストーリーや登場人物がノイズになるようなこともありませんし。


それより何より主演がライアン・ゴズリングという安定感。彼が凄腕エージェントという時点でもう勝ちは確定だと思うんですよね。


ハラハラドキドキするシーンなんてほとんどなし。多少ピンチになったりしても、まあライアンゴズリングだし大丈夫でしょ?と思える安定感。


しかも今作でサイドキックを演じるのは、アナ・デ・アルマス。これまためちゃくちゃ安定感のある俳優です。


アナ・デ・アルマスってめちゃくちゃ仕事ができる女のイメージなんですよね。



『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも、めちゃくちゃ仕事ができる凄腕なのに主役のボンドとは一切いい感じにならず、やることやってさっさと帰ってしまうという、職場に色恋を持ち込まないというめちゃくちゃできる女。


ライアン・ゴズリングに加えて、そんなアナ・デ・アルマスに対するのは、MCUでキャプテンアメリカを演じたクリス・エヴァンス。


今作のクリス・エヴァンスや、スーパーマンを演じたヘンリー・カーヴィルなどもそうなのですが。


スーパーヒーローやってた俳優に口ひげ生やすとなんか悪そうに見えて悪役でもいけるよね、みたいな昨今の安直なノリって個人的にとても素晴らしいと思います。


そんなクリス・エヴァンスがまたかなりいい感じの悪役なんですよね。


ライアン・ゴズリングとアナ・デ・アルマスに比べると圧倒的に仕事ができない。


秘密作戦のくせに街の広範囲をぐっちゃぐちゃに破壊したりとやることがもうめちゃくちゃ。


頭のネジも大分外れているし情緒もおかしいパワハラ体質。


自ら手腕をふるっても全くうまくいかないので仕方がなく外注業者を大量に雇っての大規模作戦を展開。だから秘密作戦って言ってんだろ。


ただその外注業者が優秀なだけになんとかなっているという、ある意味リアルっちゃリアルなキャラではあると思うのですが。


そんなクールなエージェントとイカれた悪役との大味な戦い。そうはならんだろ?というド派手な展開の連続。


冷静沈着なエージェントがちょっと人間らしい一面を見せる恩師の姪っ子の身辺警護とか、ここは俺に任せてお前らは先に行け!みたいな胸熱シーンもあったりと、お約束ポイントもしっかり配合されているとてもバランスの取れた映画です。


あれこれ難しいことを考えずに見るのであれば問題は何一つ見当たらない映画ですので、その手のスタンスで見るのであればめちゃくちゃおすすめです。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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