鬱映画ファイル10『ザ・ホエール』

 



どうも、松本13です。今回は、鬱映画ファイル10、『ザ・ホエール』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ザ・ホエール』は、2022年のアメリカ合衆国のドラマ映画。ダーレン・アロノフスキー監督、ブレンダン・フレイザー主演。フレイザーが本作で見せた演技は高い評価を受け、第95回アカデミー主演男優賞など、数々の賞を受賞した。


【あらすじ】

恋人の死をきっかけに過食を繰り返したことで40代のチャーリーは重度の肥満症となってしまった。自分の余命が残り僅かだと悟った彼は、自らが破壊してしまった家族との絆を取り戻そうと試みるが…



『ハムナプトラ』 などの大作に出演し、一時代を築くも、その後は長年低迷していたブレンダン・フレイザーのカムバック作品として話題となった今作。


監督はダーレン・アロノフスキー。


少なからず鬱映画が好きなのであれば、ダーレン・アロノフスキー監督作品を一作は通っているかと思います。


それくらいに多彩で素晴らしい鬱映画を多数作っている監督なんですよね。


それこそ胸糞からトリップまで様々なジャンルの鬱映画を。


そんな鬱映画の名手とも言うべきダーレン・アロノフスキー監督によるアカデミー賞受賞作品である今作。


鬱映画的エッセンスを多分に含みながら、それなりにドラマ要素も含んでいるので、普通の映画感覚でも見れるかと思います。


監督の過去作品、『レクイエム・フォー・ドリーム』が鬱映画としての下限、これ以上にない胸糞度合いだとしたら、今作は 上限ギリギリの鬱映画といったところでしょうか。


なのでとてもライトといえばライト。


とはいえ監督はダーレン・アロノフスキーなので楽に見させてはくれず、ズシンとくる部分は結構きたりします。


しかしながらアカデミー賞を受賞するような大衆性もありつつ。


バランスとしてはかなりいい感じな作品かと思うので、一度は摂取しておいても損はないんじゃないかと。


それなりに見やすさはありながら、ダーレン・アロノフスキーエッセンスもしっかり味わえる作品なので。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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