サイレントヒル: リベレーション3D
どうも、松本13です。今回は、『サイレントヒル: リベレーション3D』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『サイレントヒル: リベレーション3D』は、コナミから発売されたホラーゲーム『サイレントヒル3』を元にした実写映画。2012年10月26日にアメリカ合衆国より劇場公開されている。2006年公開の『サイレントヒル』の続編にあたる。
【あらすじ】
18歳の誕生日を迎える少女ヘザーはサイレントヒルと言う街の悪夢に悩まされながら、父親ハリーと共に各地を転々とし逃げるような生活を続けていた。 新しい学校への初登校の日、ヘザーは探偵を名乗る男ダグラスから「教団に居場所を教えてしまった。逃げろ」と警告を受ける…
個人的にサイレントヒルシリーズのゲームに関しては、かなりのライト勢なので知識も愛着もうっすら程度。
なのでこの作品もとても楽しめました。むしろめちゃくちゃ好きな映画です。
ゲームの実写化映画としても、前作からの続編としてもツッコミどころは多々あったりしますし、この映画を低評価する人の意見はごもっともなのですが。
それでも個人的にはサイレントヒルというゲームの実写化においてはそれ以前に経験した『バイオハザード』に比べれば全然マシというのが一貫した見解でして。
バイオハザードも映画としてはめちゃくちゃ面白いのですが、ゲーム原作映画としてあそこまでむちゃくちゃやる映画もなかなかないと思うので。
それに比べればサイレントヒルなんて可愛いものだと思うんですよね。
前作から10年後の話ということもあり、主役のシャロン役のキャストは変更となっているのですが、その部分もかなり賛否両論だったりします。
前作のシャロンは典型的な美少女。が、今作のシャロンはそういうタイプではなく、いくら成長したとはいえ顔変わりすぎだろうみたいなツッコミどころはあるかと思うのですが。
ただ今作はゲームの『サイレントヒル 3』を下敷きとした映画でして、サイレントヒル3ってプレイヤーが感情移入しやすいようにあえて主人公も絶世の美女とせず、庶民的なルックスとしているんですよね。
その部分の再現度に関しては本当に200点満点レベルに素晴らしいと思うんですよね。
なのでキャスト変更の部分についてはむしろ個人的にはかなりの高評価でした。
ゲームに関してはかなりのライト勢なので、そもそものサイレントヒル1から3のつながりや、それらと映画の繋がりみたいな部分をそこまで詳細に理解できてはいないのですが。
ただ少なくともサイレントヒル3を下敷きとしたという部分でのビジュアルの再現度については本当に高く評価していい部分なんじゃないかと。
そんな色々と問題はあったりするものの、映画としては普通に面白いんですよね。
この映画と言ったら何と言っても三角頭かと思います。
その部分だけでもこの映画1本見る価値はあるかと思いますし、それに加えてバブルヘッドナースなども出ますし。
異形クリーチャー作品としてはこれ以上にない作品だと思うんですよね。
本当に性癖ぶっ壊し要素満載ですし、この映画でその部分狂っちゃった人も結構いると思うんですよね。
そういうルックスの部分では突出しているにもかかわらず、それ以外の部分にはツッコミどころが多々あったり。
そういうB級映画ならではの部分も個人的にはとても好きです。
前作ってまだB級映画にならないように境界線でかなり踏ん張っている感はあったと思うんですよね。
ただ今作は完全にB級方面にぶち抜けてしまっています。
その部分も賛否両論かとは思いますが、個人的には大好きな点だったりします。
そういうある種ポップになった部分もあり、前作以上に鬱映画や異形クリーチャーホラーの入り口としての役割も大きくなったんじゃないかと。
個人的サイレントヒルって、ふわっとした映画の会話をする際に、相手の趣味嗜好を知る上で、サイレントヒルが好きかどうかでなんとなく相手の趣味嗜好を判断できるので、そういう部分でとても重宝している映画だったのですが。
そういう部分の役割としても今作は前作以上に大きいものになったんじゃないかと。
映画をそれなりの本数見ていると、「おすすめの映画ある?」と人から聞かれる事って結構多いと思うんですよね。
しかもその手の質問のほとんどって、会話の流れで聞いているだけで、本気でおすすめの映画を聞いてくる人ってほとんどいなかったりするんですよね。
頭をひねって答えたところで、「それってアマプラ(もしくはNetflix)で見れる?」くらいの返事しか返ってこなかったりしますし。
その手のふわっとした適当な会話においてサイレントヒルって本当に便利なんですよね。
直球映画が好きそうだったら普通の大作薦めておけばいいし、ちょっと変わった映画が好きだったらサイレントヒルを薦めておけばとりあえずOKみたいな。
それで「それアマプラで見れる?」と聞かれたら、「見れるんじゃない?知らんけど」みたいな。こういう会話のパターンとして本当にサイレントヒルは重宝しています。
仮に変わった映画が好きで、サイレントヒルも好きとなったらいかようにもマニアックな映画をおすすめできますし。
サイレントヒルって本当にそういうジャンルの入り口としてはめちゃくちゃ優秀だと思うんですよね。
『サイレントヒル』から『ミスト』、『パンズ ラビリンス』、場合によっちゃ『ローズ・イン・タイドランド』とか。
何の知識もない状態で無数の映画の中からそれらの映画を選ぶことって結構難しいかと思うのですが、サイレントヒルというある種無難なワンクッションを挟むことによって、それらの沼に何の違和感もなく落ちていけると思うんですよね。
そういう意味でも今作は本当に優秀な作品かと思います。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。