ダンボ



どうも、松本13です。今回は、『ダンボ』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ダンボ』は、1941年のアメリカの長編アニメーション映画作品。制作はウォルト・ディズニー。


【あらすじ】

母象ジャンボの子供としてサーカス団で生まれたダンボ。耳が大き過ぎて周囲に怪物扱いされていたダンボだったが、自分の居場所を見つけようと奮闘する。そんな中、サーカス団である事件が発生してしまい…


この映画、というかダンボというキャラクターって今の若い世代にとってはどうなんでしょう?


ある一定の世代まではかなり知名度のあるキャラだとは思うのですが。


フィリックスとかベティちゃんみたいな、キャラは知ってるけど大元は知らないみたいな、そんな感じだったりするのでしょうか?


この映画、作品としてはもう語るべくもない名作かとは思うのですが。


ただこの映画と言ったらやはりトラウマ映画としての側面が相当に強いかと思います。


『ピングー』のトドの回とか、『グレムリン』とか『バタリアン』とか、ドラえもんで言ったら『のび太のパラレル西遊記』とか、トラウマコンテンツって古今東西様々なものがあったりするのですが。


下手するとこの作品が世界で最大規模のトラウマコンテンツだったりするのではないでしょうか?


1954年の公開から現在まで世界各国でトラウマを生み出しているかと思うので。


本当にこれ以上の規模のトラウマコンテンツってちょっと思いつかないんですよね。


ディズニー作品としてもアニメ映画としてもとても素晴らしい作品ではあるのですが、ただ何分怖い。めちゃくちゃ怖い。


ダンボのトラウマ要素と言ったらピンクの像がやはり一番かと思うのですが、それ以外のちょっとしたシーンもめちゃくちゃ怖いんですよね。


何なら序盤のテント設営シーンがもう普通に怖い。


サーカスのピエロもめちゃくちゃ怖い。


そしてダンボがいじめられるシーンがもうめちゃくちゃにかわいそうで見ていられなかったりしますし、めちゃくちゃ胸糞が悪い。


とは言ってもディズニー映画なので最終的にはそういう部分もちゃんと回収されはするのですが。


ただそれだけではこの映画の負の要素って全然清算できないんですよね。


幼い頃のトラウマ映画って大人になったら全然平気というパターンも結構あるかと思います。


バタリアンとか今はむしろ大好きですし。


グロとか直接的な恐怖演出のあるトラウマ映画って大人になると意外と平気だったりするのですが。


ダンボってそれとは違う部分でのトラウマ要素なので大人になっても相当にきついんですよね。


言い方は悪いかもしれませんが、ちょっとした精神汚染のような。


故に私は未だにこの映画が普通に見れなかったりします。シーンによっては早送りしないと無理だったり。


そういう意味でもこの映画は本当に最強のトラウマコンテンツなんじゃないかと。


とにかくこの作品には人によっては一生もののトラウマとなりかねない要素が多分に含まれているという点に関しては、知っておいて損はないんじゃないかなと。


ディズニーだからまあ大丈夫かと誰にでも気軽に見せていい作品ではないと思うんですよね。


見せる相手によっては本当に注意が必要かと思うので。


もちろん何の恐怖も感じずに作品を楽しめる人もいるかと思うのですが、 ただこの映画がトラウマになる確率ってそんなに低くはないと思うんですよね。


ただ前述のようなトラウマ要素に問題がないのであれば、一見の価値ありな作品だとは思います。


ディズニーアニメ作品としてはもちろん素晴らしいですし、胸糞トラウマ映画としても相当なレベルですし、トリップムービーとしての完成度も相当に高いかと。


そういう意味での芸術性もかなりある作品だと思うんですよね。 昔のディズニー映画ってこの作品に限らず確実に「やっている」人が作ったであろう描写が多々あったりしますし。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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