宇宙大怪獣ドゴラ
どうも、松本13です。今回は、『宇宙大怪獣ドゴラ』についてです。
まずは 簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『宇宙大怪獣ドゴラ』は東宝が製作し、1964年8月11日に封切り公開された日本の怪獣映画。東宝製作の単独怪獣映画としては昭和最後の作品となった。
【あらすじ】
日本上空を周回中の宇宙電波中継所のテレビ中継衛星が、宇宙線のような高熱体の襲撃を受け、爆発する。それと並行して世界各国の宝石店が襲われ、多量のダイヤモンドが盗まれる事件が頻発する…
この映画、興行的にも成功を収めることはできず、怪獣映画としての評価もあまりよろしくはない作品だったりします。
今作に出てくる怪獣ドゴラ。人それぞれ好みはあるかとは思いますが、ただ一般的な目線で見るとちょっとビジュアル的に弱いんじゃないかと。
やっぱり怪獣と言ったら恐竜のようなどっしりとしたインパクトのあるものを想像する人が多いと思うんですよね。
宇宙「大」怪獣とまで言う割にはなんかちょっとクラゲのようなイカのような微妙なルックス。
しかも本編に出てくるのはかなり不明瞭な姿が少しだけ。基本は透明。
ポスターの怪獣すらまともに出てこないという、言ってしまえばド派手なポスター詐欺までやらかしているんですよね。
しかもストーリーは怪獣とのバトルというよりダイヤモンドをめぐる人間ドラマがメイン。
とにかく怪獣映画としてのノルマをほとんどこなしていない作品だったりするんですよね。
なんてツッコミどころは多々あったりするものの、映画としては普通に面白いんですよね。
CGなんてまだ存在しない時代の不明瞭なドゴラの合成映像などは逆に不気味で、それはそれでめちゃくちゃインパクトがあったりします。
ダイヤモンドをめぐる人間ドラマについても別に蛇足というわけではなく、最終的にはドゴラへとつながっていきますし、ストーリーとしては普通に面白いんですよね。
ただこの映画、自ら大怪獣と謳っているわけで、その部分に大いに期待した人にとっては相当な肩透かし映画だったんじゃないかと。
ただそういう部分を踏まえた上で見ると全然悪い映画じゃないんですよね。
怪獣映画としてはお世辞にも褒められたものじゃないかもしれませんが、ただSFパニックとしてはかなりよくできた映画なんじゃないかと。
そういう目線で見るのであればこの映画、普通におすすめだったりします。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。