ターミネーター:ニュー・フェイト



どうも、松本13です。今回は、『ターミネーター:ニュー・フェイト』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ターミネーター: ニュー・フェイト』は、2019年のアメリカのSFアクション映画。ターミネーターシリーズの第6作目にして『ターミネーター2』の続編であり、他の作品とは別の時間軸が舞台となっている。


【あらすじ】

メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーは、未来から来たターミネーターに襲われる。そんな彼女の窮地を救ったのは、同じ未来から送られてきた強化型兵士だった。ターミネーターが執拗な追跡を続ける中、伝説の女戦士サラ・コナーが彼女たちの前に現れる…


この映画って多くのターミネーターファンにとって3度目の正直だったと思うんですよね。


『ターミネーター4』で3部作構想がぶち上がるもコケて頓挫。


ならばと仕切り直しての『ターミネーター:新起動/ジェニシス』からの3部作構想もまたもやコケて頓挫。


そして3度目の正直の今作。


しかもシュワちゃんに加え、ジェームズ・キャメロンとリンダ・ハミルトンも復帰。


今作への期待度ってもう相当だったと思うんですよね。


過去の怨念って何も前作のものだけじゃないですからね。人によっては4や、下手したら3のものまであったりしますし。なんなら打ち切りとなったドラマの分まで。


それらを背負っての三度目の正直だし、オリジナルメンバーが揃っているし、今度の今度こそ大丈夫だろうと、大丈夫であってくれと本当に多くの人が期待していたと思うんですよね。期待というか半ば願っていたというか。


それでも大成功とはいきませんでした。


そして痛感しました。


もうターミネーターは駄目なんじゃないかと。


さすがに時代がここまで進むと色々無理が出てきますし。


確かに90年代初頭だったらサイバーダイン社を爆破すればスカイネットの誕生を防げたかもしれないですが。


が、今やネットなんて言うのはインフラのようなもので、AIなんていうのはそこら中にありふれていますし。


どうやったってスカイネットが生まれてしまうんですよね。


だったら未来編を作ればいい。そうやってターミネーター4が作られました。私は好きだったのだけれど多くの人の評価はイマイチでした。


結局多くの人にとってターミネーターというのは、いかにターミネーターを生まれなくするか、スカイネット誕生を阻止するかで、審判の日が実際に訪れた後の未来編になんて興味がなかったのかもしれません。


時代的にどう頑張ってもスカイネット誕生を阻止することができなくなってしまった今となっては未来編に期待するしかないのだけど、その部分の需要がないということが4で明らかになってしまっていますし。


これまでのシリーズで様々なことを試したがどれも駄目だった。オリジナルキャストと監督だって戻ってきたけど駄目だった。


だったらもう何をやってもダメなんじゃないか?それに別にこれまでだって問答無用な駄作だったわけじゃないですし。使い古されたテーマでよくやったと思いますし、本当の意味での駄作はなかったと思います。


良作と賛否両論の間を行ったり来たり。それでも歴史的傑作な2に比べたら劣るというだけで。


個人的にはシュワちゃんが復帰して仕切り直しての5が成功しなかった時点でほとんど諦めていたんですよね。


ただジェームズ・キャメロンとリンダ・ハミルトンが復帰ということで、もしかしたらもしかするのではとは思っていたのですが、やはりダメでした。


上述のように時代が追い越してしまった部分もあるかと思いますし、それに加えてターミネーターシリーズって比較対象である2が偉大すぎるのと、期待が毎回大きすぎると思うんですよね。


普通の映画として見たらターミネーター2以降の作品も別に駄作ではなく、どれも普通に良作の範囲に収まる作品だと思うのですが。


ただ比較対象や高すぎる期待値の問題ゆえに失敗作となってしまっていると思うんですよね。


オリジナルキャストが再集結しての三度目の正直。それでもだめだったのは残念な部分ではありますが。


とはいえそういうシリーズファンならではの過剰な部分を抜きにしてみるのであれば決して悪い映画ではないと思うんですよね。


リンダ・ハミルトンが再びサラ・コナーを演じるというだけで見る価値はあると思いますし。しかも制作はジェームズ・キャメロン。


それに今作の失敗で踏ん切りがついたのって私だけじゃないと思うんですよね。


4が失敗し、シュワちゃんがいれば…とシュワちゃんが復帰しての5もダメ。ならばとジェームズ・キャメロンとリンダ・ハミルトンが復帰した今作でもダメ。


ならばもうだめだろうと、ここまでやってもダメならもうしょうがないなと。そう踏ん切りがついた人は多いんじゃないでしょうか?


そういう意味では今作の果たした役割というのはめちゃくちゃ大きいんじゃないかと思います。


今作だけでなく4や5も同様。


可能な限りの選択肢はもう試したと思うので、それでもだめだったらもう次に進むしかないと思うんですよね。


これからはもう過去の呪縛にとらわれずに自由にやっちゃっていいんじゃないかと。


今はマルチバースとかリブートとか便利な言葉がたくさんありますし。


90年代の洋画で育った世代なのでシュワちゃんは大好きですが、かといって年齢的にこれから先も延々とターミネーターを演じられるかと言ったらそういうわけでもないかと思いますし。


どこかで脱シュワちゃんをすることは必要だと思うんですよね。


ターミネーターで脱シュワちゃんをするって相当に難しいことではあると思うのですが、かと言って不可能なことではないと思うんですよね。


あの『マッドマックス』だってメル・ギブソンからの主役交代で大成功できたのですから。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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