鬱映画ファイル15『フォーリング・ダウン』



どうも、松本13です。今回は、鬱映画ファイル15、『フォーリング・ダウン』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『フォーリング・ダウン』は、1993年のアメリカ映画。主演はマイケル・ダグラス、監督はジョエル・シュマッカー。平凡な中年男性が、些細なきっかけと偶然の積み重ねの不幸からストレスを爆発させ暴走する様を描く。


【あらすじ】

1991年6月12日のロサンゼルス。真夏の太陽にさらされた灼熱のハイウェイで、道路工事による大渋滞が発生。これに巻き込まれた中年男性は、エアコンや窓の故障、車内に入り込み飛び回る蝿に苛立ちを募らせる。業を煮やした彼は遂に車を乗り捨て、問いかける他のドライバーに対して「家に帰る」と言い残し、道路から立ち去った。彼の、怒りに満ちた大暴走が始まる…


この映画、作品としてそこまで絶大な知名度はないかもしれませんが。


とはいえ残る人の中には強烈に印象に残っている映画だと思うんですよね。


人気格闘漫画『タフ』の「おとん」が今作のマイケル・ダグラスをモデルとしたことは有名ですし、キャラ造形として今作のマイケル・ダグラスを参考にしたという例もかなり多いと思うのですよね。


それくらいに今作のマイケル・ダグラスは強烈。


個人的に凶暴なおっさんが大暴れする映画というのは大好物なのですが、どのようなおっさんが後に出てこようとも、この作品のマイケル・ダグラスを超えるインパクトを持つ凶暴なおっさんというのは未だにいなかったりします。


それくらいに今作のマイケル・ダグラスは圧倒的なんですよね。


この映画、本当に「一体私は何を見せられているんだろう?」みたいな気分になる、そんな妙な映画だったりします。


鬱映画のベクトルにもいろいろあるかと思うのですが。


一切共感できない主人公の、これまた全く共感できない行動原理に延々と付き合わされるみたいな、妙な鑑賞ストレスを味わうことができる作品。


とにかく他の映画にはない強烈な感覚を味わうことのできる作品ですので、一度は見ておいても損はないかと思います。


刺さらない人には果てしなく刺さらないかと思いますが、刺さる人には相当にぶっ刺さるタイプの映画かと思います。

というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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