鬱映画ファイル18『ザ・セル』
どうも、松本13です。今回は、鬱映画ファイル18、『ザ・セル』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ザ・セル』は、2000年のアメリカ合衆国のSF映画。 監督はターセム・シン、出演はジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーンなど。
【あらすじ】
人間の意識に入り込む研究をする心理学者キャサリンに、FBIからある依頼が。それは逮捕された殺人鬼スターガーの意識に入り、彼が監禁した女性の居場所を探し出すというものだった。スターガーの精神世界に足を踏み入れた彼女に、異様な光景が広がるが…
私にとって鬱映画というのはかなり雑多なジャンルでして。
胸糞映画だけでなく、トリップムービーなどのオルタナティブな作品も多数含んでいたりします。
そんな私にとってトリップ表現や、虚構か?現実か?みたいな、そういう題材はもうこれ以上にない大好物でして。
そしてこの映画はまさにその通りの内容の作品。
特殊な機器を使って相手の夢の中に入るというSF設定に加え、その夢の中のトリップ描写がこれまた秀逸。
SF要素に関してもトリップ描写に関しても、今の感覚で見るとちょっと物足りない部分もあるかもしれませんが。
この映画が公開されたのは2000年。
CGだってまだまだ発展途上でしたし、トリップ要素やこの手のSF要素に関する世界観や、考察などに関しても今ほど確立はされていませんでした。
むしろこの作品、その手のジャンルのパイオニア的存在と言っても過言ではないかと思います。
とにもかくにも当時としてはかなり尖りまくっていた作品でして、その部分の思い出補正込みで私はめちゃくちゃ好きだったりします。
今の感覚で見るのであればちょっと大味なB級映画くらいのスタンスで見るのがいいのかなと。
ただよほどシビアにならなければ今見ても十分に楽しめる作品かと思いますし、サスペンス要素など、ストーリーについてもめちゃくちゃ面白いので一度は通っておいても損はない作品かと思います。
クリストファー・ノーラン監督作品のような、ぐうの音も出ないくらいに世界設定や考察がなされ尽くした映画というのもそれはそれで好きですが。
この映画のような、それら以前のまだあれこれと試行錯誤や模索を繰り返していた頃の映画もそれはそれで好きだったりします。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。