シビル・ウォー アメリカ最後の日



どうも、松本13です。今回は、『シビル・ウォー アメリカ最後の日』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、アレックス・ガーランド脚本・監督による2024年公開のアメリカ合衆国・イギリスのスリラー映画。19の州が合衆国から離脱しテキサス州とカリフォルニア州からなる「西部勢力」と連邦政府による内戦が勃発した近未来の米国を舞台に、ニューヨークから首都ワシントンD.C.へと向かう4人のジャーナリストを描く。


【あらすじ】

大統領率いる連邦政府と、合衆国を離脱した州からなる勢力「WF」が内戦状態にある近未来のアメリカ。ベテラン戦場フォトグラファーのリーとジャーナリストの同僚ジョエルは、14か月の間メディアのインタビューに答えていない大統領に直撃インタビューを行うため首都ワシントンD.C.を目指す旅に出る…


シビル・ウォーと言ったら一般的にはマーベルやキャプテンアメリカなイメージが強いかもしれませんが、とはいえこの映画も一部ではかなり話題となっている映画かと思います。


表現としては必ずしも適切ではないかもしれませんが、個人的にはこの映画、まさに「エッジが効いた」という表現がぴったりな映画。


アメリカで内戦が勃発って、もうそれだけで勝ち確定だと思うんですよね。


実際このテーマだけでもかなり食指の動く人がいると思うんですよね。


この映画、内戦の詳細についてはそこまで語られはしないのですが。


とはいえ作品の要所要所からある程度察することはできるかと思います。


「何が起きてるんです?」みたいな冒頭から徐々に明らかとなっていく実情。


そして今作、主人公が武器を持たないカメラマンゆえ緊張感が半端ないんですよね。


それより何よりこの映画、数年前の議会襲撃事件とかコロナ時の分断とかを経験した上で見るとめちゃくちゃリアルなんですよね。


しかも日本公開は大統領選の直前。


まじで笑えないというか、普通にありえてもおかしくないというか、下手したら数年後に普通に起きることかもしれないみたいな。


下手すると数か月後に。


とにかくその手の考察などについては死ぬほどはかどる映画なので、その手の映画が好きな人にはめちゃくちゃおすすめです。


風刺や皮肉が効いていてめちゃくちゃ社会派で、無駄な派手さのないトーン抑えめのリアルな内容。


映画としてはめちゃくちゃ優等生だと思います


ただ個人的にはちょっと優等生過ぎちゃってそこまでど派手にぶっ刺さらなかったというのが正直なところです。


映画としてはもちろん素晴らしかったのですが、ただこの映画の感想って本当に月並みな言葉しか出てこないんですよね。


この映画、めちゃくちゃ絶賛されるだろうからめったなことは言えないなみたいな空気感。


そんな諸々を踏まえた上で言わせてもらえば、個人的にはめちゃくちゃ物足りない部分もあったのですが。


私個人としてはこの映画に期待したのってもうちょっと分かりやすい味付けの、言わば『パージ』のような映画だったんですよね。


ああいうカオスでむっちゃくちゃで、なのにビジュアルだけはめちゃくちゃかっこよくて、しかもたまに無性に笑えるところもあったりみたいな。


製作はA24だしもうむちゃくちゃえぐい映画になるかと思ったら全然そんなこともなく。


監督はアレックス・ガーランド。個人的にめちゃくちゃ好きな監督なのでその部分に関してもめちゃくちゃ期待していたのですが。


そういう意味ではかなり肩透かしでした。


おそらくこの映画、普通の映画として見たらめちゃくちゃ面白いのですが。


ただこの映画に関わる要素を知っていれば知っているほど、過剰な期待をしてしまいがちだと思います。


アレックス・カーランド監督のA24製作でアメリカの内戦を描いた映画なんてもう大傑作間違いないくらいの期待を持たざるを得ないのですが。


ただこの映画に関しては良くも悪くもそういう映画ではないので、私のようなパージ方面への期待は控えめにしておいた方がいいかと思います。


分かりやすさや大衆性などの味付けは控えめ。


ナポリタンやミートソースではなくトマトソースのパスタくらいの感覚で見るのがいいのかなと。


そういう部分での肩透かしさえなければ普通に素晴らしい映画かと思うので。


あらぬ方面への過剰な期待さえしなければ映画としては本当に抜群に面白いと思いますので一見の価値はあるかと。


人によってはちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、逆にこういう雰囲気の映画がめちゃくちゃ好きな人も多々いると思いますし。


刺さる人には本当に果てしなくぶっ刺さる映画かと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。



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