さがす
どうも、松本13です。今回は、 『さがす』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『さがす』は、2022年1月21日公開の日本映画。監督は片山慎三、主演は佐藤二朗。
【あらすじ】
大阪の下町で平穏に暮らす原田智と中学生の娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかし、その翌朝、 智は煙のように姿を消す。ひとり残された楓は孤独と不安を押し殺し、父をさがし始める…
この映画、SNSなどの印象もあり、昨今ではおもしろおじさんみたいなイメージの強かった佐藤二朗がゴリゴリにブラックな演技を見せたことでも話題となりました。
本当にめちゃくちゃ重く、胸をえぐられる内容なんですよね。
胸糞系鬱映画が好きな人にとってはこれ以上にない内容なんじゃないかと。
個人的にはただ胸糞が悪いだけの鬱映画にはそこまで興味はなかったりするのですが、この作品は映画としてもめちゃくちゃ面白いんですよね。
鬱映画としてはもちろん、サスペンス映画としても抜群に面白いので一見の価値はあるかと思います。
かなり胸糞な作品ではありますが、ただ邦画の胸糞作品としてはそこまでやばいレベルではないかと思います。
結構胸をえぐられるシーンはあるのですが、ただ作品自体の面白さでその部分のダメージはかなり中和されるんですよね。
その部分の塩梅が個人的にはとても好きです。
片山慎三監督作品って今作も含め、ゴリゴリに心をえぐってくる胸糞映画が多い、というより胸糞映画しかないのですが。
ただその手の他の映画とは一線を画すある種のクオリティというか、独特のパワーというか魔力のようなものがあるんですよね。
なのでゴリゴリの鬱映画であっても、片山慎三監督作品に関してはめちゃくちゃ好きだったりします。
もうこれ以上にないくらいに心をえぐってくるのですが、ただその分得るものもあるというか、映画そのものの面白さもしっかり味わえるんですよね。
とにもかくにも毎回すさまじい映画を作る監督ではあるので、どこかで一度通っておいても損はない作品かと思います。
ハマる人は本当にハマるし、無理な人でも今後の不幸な事故を避ける為の耐性や作品の傾向を知っておくという意味でも。
私個人としては片山慎三監督作品は胸糞邦画というよりアリ・アスター監督作品に近い方面での位置づけだったりします。
見たくないものを全力投球で眼球に流し込んでくるのだけれど、作品自体の魅力が強烈なあまり抗えないみたいな。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。