少年は残酷な弓を射る
どうも、松本13です。今回は、『少年は残酷な弓を射る』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『少年は残酷な弓を射る』は、2011年にイギリスで制作されたサスペンス映画。出演はティルダ・スウィントン、エズラ・ミラーなど。
【あらすじ】
自由奔放に生きてきた作家のエバは子どもを授かったことでキャリアを捨て、母親として生きる道を選ぶ。生まれた息子はケビンと名づけられるが、幼い頃からエバに懐くことはなく、反抗を繰り返していく。やがて美しい少年へと成長したケビンは反抗心をますます強めていき、それがある事件の引き金となる…
ティルダ・スウィントンとエズラ・ミラーが地獄のような親子関係を演じた今作。
鬱映画としてもとても有名かと思います。
ティルダ・スウィントンもエズラ・ミラーも、どちらも性別を超越した美しさを持つ名優。実際そのような印象を持っている人も多いかと思うのですが。
個人的にはどちらも見るものを絶妙に不安定にさせる地獄の演者なイメージが強い俳優です。
俳優としてはある種最高の褒め言葉ではあるかと思いますが。
ただ両者ともその手の映画のイメージが強すぎ、それに加えてプライベートでのちょっとアレな言動なども相まって、エンシェント・ワンやフラッシュなどのアメコミヒーローを演じていても、もう怖さしか感じないんですよね。
そんな二人の名優の地獄の競演をうんざりするほど味わえる今作。
鬱映画って様々なパターンがあるかと思うのですが、この映画はもう本当にお手本のような鬱映画。
人間関係のドロドロから、頭のおかしなサイコパス、胸糞展開からの最低鬱エンドに至るまで地獄のハッピーセットが揃っています。
見ている最中も見た後も絶妙に嫌な気分になる、娯楽として消費できないタイプの鬱映画です。
そういう意味では好みは別れるかと思いますが。
ただ映画としても抜群に素晴らしく、そして面白いので一見の価値はあるかと思います。
そのようなクオリティの作品だからこそ余計に胸にくるものがあるのですが。
というわけで今回はこの辺で最後まで。お付き合いいただきありがとうございました。