RRR



どうも、松本13です。今回は、『RRR』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『RRR』は、2022年に制作されたインドのミュージカルアクション映画。興行・批評共に大成功し、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞した。


【あらすじ】

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。大義のため英国政府の警察となるラーマ。熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに…


この映画、めちゃくちゃ面白かったです。3時間オーバーの大作なのに本当にあっという間でした。


これだけ短い3時間というのも中々無いんじゃないかと。


アクションからダンス、胸熱ドラマからつっこみどころ満載の大味展開まで盛沢山の内容。


とにかく大満足の映像体験でした。


「そうはならんだろ?」と「こまけぇこたぁいいんだよ!!」 が高速回転するインド映画でしか接種できない栄養ってあると思うんですよね。


そもそもインド映画というのはいきなり踊ったり歌ったりということがデフォで、見る側としてもそれを前提として見るかと思います。


そんな最大のツッコミどころを許容して見ているものだから映画の中で起きる他の事も大抵はさらっと流せたりします。


とにかくあれこれ難しく考える必要がない。それがインド映画の醍醐味。


この映画が世界中で大ヒットしたのも多分その醍醐味ゆえなんじゃないかと。


それに加え、少なからずの人が昨今のハリウッド映画に食傷気味だったというのもあるんじゃないかと思うんですよね。


とにかくハリウッドはもう何年もアメコミやクロスオーバーでゴリゴリとやってきて、それがようやく終わったかと思ったら今度は映画とドラマの二本立てになったり挙句の果てにはマルチバースなんて概念が出てきたりして…


私自身その手の映画は嫌いではないしむしろ大好物ではあるのだけれど、とはいえどんな大好物だって10年以上食べ続けて、さらにここから先何年も続きますよとなったら流石に食傷気味になってきて当然だと思うんですよね。


クロスオーバーやらマルチバースやらで絡み合う他作品との関係やストーリーや世界観などなど。


とにかく最近のその手の映画はこれでもかというくらいにしっかりと作り込まれています。しかも長い。2時間は平気で超えてくる。


私にとっていわゆる大衆娯楽映画の類は長くて疲れる映画とは対極に位置しているサクッと気楽に楽しめるものだったのだけれど、いつのまにか大衆娯楽映画自体が冗長で面倒なものになってしまっていて。


じゃあホラーにでも逃げようかと思ったらホラーでもその手の流れがきていて、気付くとマッチョな主人公がバズーカをぶっ放して90分で終わるような映画はどこにも無くなっていました。


それも時代と言えば時代だし、時代は繰り返すとも言うし、まあ数年周期でよくある事っちゃよくあることだったりするのですが。


ハリウッド映画に没頭して食傷気味になって、そこにちょうどアジア映画がぶっ刺さって。


韓国映画だってインドネシア映画だってタイ映画とだってそうやって出会ったのですが。


じゃあそんな合間のアジア映画を短期的に消費しただけで終わったかといったら決してそういうわけではなく、


何事もやりすぎる(特にゴア描写)韓国映画は今だに大好きだし、『トム・ヤン・クン!』や『ザ・レイド』の俳優の作品は未だに追いかけていたりします。


多分インド映画もこれからそうやって私の中でスタンダードとなっていくのかもしれません。


そしてまたハリウッドに戻って、過剰すぎる過剰に没頭して、そしてまた食傷気味になって、その頃には今度はどんなアジアの映画が出てくるのか?


別にアジアである必要もありませんし。実際同じようなシチュエーションで出会った南米映画や北欧映画だってありますし。


そう考えるとまだ当面は人生に退屈しなさそうで嬉しい限りです。


とにもかくにもこの映画で私の中にインド映画専用フォルダができたことは間違いないかと。


これまでもインド映画を見ることはあったのですが、専用フォルダを作るほどではなかったのですよね。


ただこの映画で私の中の認識が大きく変わりました。


それはおそらく私だけではないかと思いますが。


本当にこの映画はそれくらいに大きなエネルギーを持った作品かと思います。それより何よりシンプルにめちゃくちゃ面白いんですよね。それがやはり一番大きいかと。


大衆娯楽としては本当にこれ以上にない作品。


インド映画などの色眼鏡抜きに一度は見ておいても損はない作品かと思います。


という訳で今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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