ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー
どうも、松本13です。今回は、 『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は、2023年3月24日に公開された日本のアクション映画。監督は阪元裕吾。
【あらすじ】
腕利きの殺し屋ちさととまひろは、度重なる出費に悩んでいた。同じ頃、殺し屋協会アルバイトのゆうりとまこと兄弟も金に困っていた。ある日、兄弟は“ちさととまひろのポストを奪えば、正規クルーに昇格できる”という噂を聞き、彼女たちを狙う…
前作、『ベイビーわるきゅーれ』ってアクションも含め、色々見所や魅力のある作品ではあったかと思うのですが。
じゃあ作品として素直に面白かったかと言ったら、私個人としては良作くらいでした。傑作まではいかなかったんですよね。
私のツボがねじくれているみたいな好みの部分もあるのですが、作品としては素晴らしいながらも、絶賛の声の多い世間との評価とはかなり温度差があったというのが正直なところでして。
ただ今作に関して本当に手放して絶賛できるレベルに面白かったです。
アクション云々ではなく映画として普通に面白いんですよね。
個人的に阪元裕吾監督作品としては、初めて良作から傑作方面にぶち抜けた作品だったりします。
とにかく今作、出てくるキャラがめちゃくちゃ魅力的なんですよね。
主要登場人物に関しては前作と同じなのですが、ただ前作よりもいい方面にキャラの個性が出ているんですよね。
しかも1人2人じゃなく主要キャラ全体的にめちゃくちゃいい味出してます。
むしろ前作でちょっと微妙だったみたいな登場人物も今作を見るとかなり違った印象を持てるんじゃないかと。
とにかく今作、キャラ造形とかセリフ回しが本当に素晴らしいと思うんですよね。
数十年前の堤幸彦や工藤官九郎が無双していた頃のテレビドラマのような、いい意味でのチープさやシュールさみたいな。
そしてクエンティン・タランティーノ映画のような、本編とは全然関係ない無駄話の応酬とか、本当にその部分がめちゃくちゃ面白いんですよね。
タランティーノ風味の無駄話の応酬って、かれこれ30年以上世界中で試みられているにも関わらずそのほとんどが失敗していると思うんですよね。
そしてタランティーノを意識してはいるんだけどなり切れていない感がかなりいたたまれなかったり。
その部分でうまいことやれた映画って本当に数少ないと思うのですが。
ただこの映画はその部分でめちゃくちゃうまいことやってるんですよね。
そういう方面にぶちぬけたゆえに好みが分かれる部分はあるかと思いますが、個人的にはめちゃくちゃ好きです。
それと殺し屋映画にも関わらず、頭のイカれたギャハハ系と、感情死んでるサイコパス風味の前髪長いか髪白いやつみたいな、そういうありがちなテンプレに頼らない点もめちゃくちゃ高く評価したいです。
その手のキャラってありがちですし、大した演技力がなくても演じられたりするので、邦画においては本当によくあると思うんですよね。
特に感情死んでる系キャラは若手のイケメン俳優にありがちだったりすると思うのですが。
前作に引き続きこの作品もかなり評価が高い作品であり、各種方面から絶賛されていたりしますが、個人的にもこの作品は手放しで絶賛したい作品だったりします。
一つのアクション映画としてはもちろんのこと、私と同じように前作はそこまでじゃなかったという人にもめちゃくちゃおすすめしたい作品です。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。