鬱映画ファイル21『オールド・ボーイ』
どうも、松本13です。今回は、鬱映画ファイル21、『オールド・ボーイ』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『オールド・ボーイ』は、2003年公開の韓国映画。パク・チャヌク監督の復讐三部作の第2作。原作は土屋ガロン(作)、嶺岸信明(画)による同名の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』。第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ、第37回シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞した。2013年には、スパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン主演でハリウッドリメイク版が制作された。
【あらすじ】
何者かに拉致され、監禁生活を強いられたオ・デス。理由も期限も知らされない幽閉生活に絶望し、何度か自殺を試みるもかろうじて心を取り戻し、復讐を果たすべく体を鍛え始める。15年後にようやく解放された彼は、若い女性ミドの協力を得て犯人捜しに執念を燃やす…
この作品、日本の容赦ない青年コミックと、これまた容赦のない韓国サスペンスが悪魔合体した地獄のような作品なのですが。
ただ映画としてはもう抜群に面白いんですよね。
鬱映画としてだけでなく、サスペンスとしても相当に高いレベル。
そういう映画本来の面白さはもちろんのこと、バイオレンス要素から胸糞要素に至るまで、鬱映画としても相当に盛り沢山の内容です。
死角や不足がここまで少ない鬱映画もなかなかないんじゃないかと。
もう本当に色々とひどい映画です。もちろんこのひどさというのは、一部の人間にとっては魅力ではあるかと思うのですが。
そしてこの映画と言ったら何と言っても主演のチェ・ミンシク。
映画における凶暴なおっさんと聞いて、チェ・ミンシクのこの作品のジャケットを思い浮かべるという人も相当に多いはず。
映画における凶暴なおっさんというのは割と激戦区だったりすると思うのですが、この映画でチェ・ミンシクが一気に上位に躍り出たことは間違いありませんし、人によっては彼がもはや不動のナンバーワンだったりするかと思います。
それくらいにこの作品のチェ・ミンシクはぶち抜けたものがあるかと思います。
とにかくこの映画のチェ・ミンシクの凶暴さについては一見の価値があるかと。もちろん鬱映画としてもサスペンス映画としても一見の価値ありレベル。
本当にこのレベルの作品ってなかなかないと思いますし、この作品のチェ・ミンシクを超えるレベルってなかなかないと思うのですが。
かと思いきやこの作品の数年後に公開された『悪魔を見た』で自らそれを塗り替えてしまったのですからチェ・ミンシクにしても韓国サスペンスにしても凄まじいものがありますが。
とにもかくにも相当にアクが強い作品ではあるかと思うのですが、その部分を踏まえてみるのであれば本当に見て損は一切ない作品かと思います。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。