アナザーラウンド



どうも、松本13です。今回は、『アナザーラウンド』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『アナザーラウンド』は、2020年のデンマーク・オランダ・スウェーデンのコメディドラマ映画。監督はトマス・ヴィンターベア、主演はマッツ・ミケルセン。


【あらすじ】

冴えない高校教師マーティンとその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を常に一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。早速次の日から4人は朝から飲酒をしはじめる…


この映画、昼間から酒を飲む大義名分を得た酒好きのおっさん達が当たり前のようにアル中になるという話なんですが。


もうあらすじの時点である程度のオチは読めているわけで。


確定した地獄への道筋をたどっていくだけの映画なのですが。


ただこの映画、題材が飲酒という身近なものを扱っているだけにめちゃくちゃ身につまされる話だったりするんですよね。


特にお酒ってドラッグのように法規制などもないので、その地獄に落ちるために超えなければいけないラインというのが一切ないので、本当にこの映画と同じようなことを今すぐしようとすればできてしまうわけで。


だからこそめちゃくちゃ胸にくるものがあるんですよね。


そしてこの映画、登場人物の抱えてる問題などによって迎える結末が微妙に違ったりするのがまたかなり胸にくるものがあります。


作品全体を通してそこまでゴリゴリの胸糞や鬱要素が強いというわけではないのですが、扱っているテーマがテーマなだけに他の作品にはない、不快感というか鑑賞ストレスというか同族嫌悪というか、そういう感覚を受ける作品だったりします。


その部分については現在の自分とアルコールとの付き合い方や距離感によっても感じ方は違ってくるかと思いますが。


もしこの映画を全くの他人事な娯楽として消費できるのであればそれはめちゃくちゃ幸せなことだと思うんですよね。


そんな人によって評価が分かれる部分はあったりするかと思いますが、映画としてはめちゃくちゃ素晴らしい作品なので見ておいて損はないかと。


北欧映画をそれなりに見る人であれば、マッツ・ミケルセン主演だし、デンマーク映画だしで相当な地獄が待っているのだろうと期待や覚悟を決めてしまうかと思うのですが。


この作品、良くも悪くもその部分に関してはかなりライトな作品なので過剰な警戒や期待はしない方がいいかと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


Twitterで更新通知を受け取る

このブログの人気の投稿

クソ映画検証16『ルパン三世』

ミスト

プリティ・リーサル