鑑定士と顔の無い依頼人
どうも、松本13です。今回は、『鑑定士と顔のない依頼人』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『鑑定士と顔のない依頼人』は、2013年のイタリアのミステリー映画。監督・脚本はジュゼッペ・トルナトーレ。
【あらすじ】
天才鑑定士の男に、家族が遺した美術品を鑑定してほしいという依頼が舞い込む。その屋敷を訪ねると、依頼人の女性は身を隠したままで、言葉のみでのやり取りが続くが、男は徐々に彼女の姿を見ることを渇望するようになる…
この映画のビジュアル、ミステリーやサスペンスが好きな人にとってはかなり食指が動くビジュアルなんじゃないかと。
めちゃくちゃ面白そうなんですよね。
しかも老人が主人公ということで。
絵面的に地味になりがちな老人をあえて主人公に持ってくるという時点でそれなりに勝算があるということだと思いますし、実際老人が主人公の映画って結構名作が多いと思うんですよね。
サスペンスというジャンルについても同様。
とにかくこの映画、ビジュアルの時点でもう名作フラグがめちゃくちゃ立ちまくっているんですよね。
じゃあ実際の内容はどうなのかと言ったら、個人的にはかなり微妙でした。
期待値が高すぎたのもありますが、その部分を除いても個人的にはかなり微妙かと。
この手の映画って、伏線回収と大どんでん返しがどれだけ綺麗に決まるかだと思うのですが。
この作品、その部分がちょっと甘いんですよね。
名作サスペンスって伏線回収や大どんでん返しがほとんどの人に対してきれいに決まるんですよね。
ただこの映画は本当にその部分がかなり甘いので、人によってはめちゃくちゃ綺麗に決まるのだけど、人によっては全く決まらなかったり。
なのでこの映画、見る人によって評価が本当に極端に分かれる作品だと思うんですよね。
どちらにしてもこの作品、ラストまでは本当に面白いんですよね。
問題はそこまでに広げまくった風呂敷をこのオチでたためたと評価するか否か。
本当にその部分で名作にも凡作にも、場合によっては駄作にもなり得る作品。
そういう特性を理解した上で、自分にとってはこの作品はどうなのか?そういう目線で見るのであればこの映画はめちゃくちゃおすすめです。
私にとっては残念な結果となってしまいましたが、ただこの映画のオチがバシッとはまった人にとっては名だたる名作と並べて評するぐらいの傑作となっているので。
現状でも十分高い評価を受けてはいるかとは思いますが。ただラストがもう少しなんとかなっていれば更に高い評価を受けていたと思うんですよね。
本当にこの映画、結末部分で相当な評価を取りこぼしていると思うんですよね。
それでも平均すればかなりの高評価ではあるかと思うのですが。
ただこの作品のちょっとアレな部分が心に引っかかってしまうとかなり微妙な作品になってしまうんですよね。
地雷とまではいかずとも、一部の人間にとっては妙にひっかかるアレさがあるんですよねこの映画。
その部分はネタバレになってしまうので詳細な言及は控えますが。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。