少年時代
どうも、松本13です。今回は、『少年時代』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『少年時代』は、藤子不二雄Aの同名漫画を原作とした1990年の日本のドラマ映画。主題歌である井上陽水の同名楽曲は大ヒットを記録し、自身の代表曲ともなった。
【あらすじ】
太平洋戦争末期、主人公の風間進二は東京から富山へ疎開する。そこで進二はタケシという少年と親友になるが、級長であり同級生の少年達の中の権力者であるタケシは、何故か学校内では進二を冷たくあしらう。やがてタケシと級友達との権力争いが始まり、進二は否応なくその争いに巻き込まれて行く…
この映画、個人的にちょっと複雑な感情のある映画だったりします。
藤子不二雄A原作、かつ名作や名曲としてなにかと引き合いに出されることの多い映画だけに相当な期待をして見たんですよね。
実際この映画にひと夏の冒険とか、キラキラした青春とか、ちょっとした『僕の夏休み』とか『スタンド・バイ・ミー』みたいなイメージを持っている人って結構いるかと思うのですが。
実際の内容はちょっと違うんですよね。
もちろんひと夏の…的なキラキラした夏休み要素もあるにはあるものの、舞台は戦時中、かつ胸をえぐられるようないじめシーンなども多々あり。
決して胸糞鬱映画というわけではないものの、ただ期待からの落差もあり、かなり胸にくるものはありました。
そんなこんなでかなり微妙な気分で鑑賞を終えようとしたところに流れ始める井上陽水の少年時代。
もうそれが本当に全部を持って行っちゃったんですよね。
本当に全部を持って行ったという表現しかないくらいの持って行きっぷり。
本当にここまで全部持って行っちゃう感じのラストシーンってなかなかないんじゃないかと。
そういうもろもろを含めると最終的にはかなり素晴らしい映像体験にはなりました。
ただ本当にこの映画、多くの人が思ってる映画とは全く違う映画だと思うので、視聴の際はその部分はちょっと注意して見た方がいいかと思います。
この映画、井上陽水のテーマ曲も含め、知名度自体はかなりあるかと思うのですが、実際に見たことがある人ってそこまで多くはないと思うんですよね。
戦時中の話で、作中で子供がめちゃくちゃナチスごっことかやりまくっているので、その部分が問題なのかもしれませんが。
地上波で見た記憶は全くありませんし、ソフトを置いている店もほとんどなかった印象です。
その部分の線引きってどうなんでしょうか?
一部洋画ではナチスはフリー素材化していますし、『ジョジョ・ラビット』ではそれこそ子供がハイル・ヒトラーやりまくっていますし、本国ドイツにも『帰ってきたヒトラー』なんて映画もありますし。
当時ドイツは同盟国であったわけですから、描写としては決して間違ってはいないかと思うのですが。
そんなこんなで通常の映画に比べるとちょっと視聴のハードルが高いかと思いますが、上述のラストシーンなどを含め、見どころは多々ある映画ですので、一度は見ておいても損はないんじゃないかと。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。