終わらない週末
どうも、松本13です。今回は、『終わらない週末』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『終わらない週末』は、2023年にNetflixで配信されたアメリカのSF・スリラー映画。主演はジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク。
【あらすじ】
アマンダと夫のクレイ、息子アーチーの一家は、のんびりと週末を過ごそうとレンタルした豪華な別荘にやってくる。しかし、到着して早々に世間では不可解なサイバー攻撃によって携帯やパソコンが使えないという事態が発生する…
ひとまずこの映画をまだ未見で、そしてこの映画を最大限楽しみたいという人は今すぐ何の予備知識もなしにこの映画を見てみてください。
それがこの映画を最大限に楽しむ方法かと。
これ以降にも明確なネタバレ要素はありませんが、とはいえこの映画は公式が盛大にネタバレしちゃってる感が否めないんですよね。
本来ならこの映画はめちゃくちゃに面白い映画のはず。メインビジュアルがとにかく不穏さに溢れていますし、イーサン・ホークが不安そうな顔をしていますし。
不穏なメインビジュアルかつ、イーサンホークが不安そうな顔をしている映画ってもうそれだけで相当に面白そうな映画なわけなのですが。
この映画は休暇を利用して片田舎に訪れた家族が、正体不明の現象に襲われるという部分がストーリーの肝だと思うのですが。
結局その現象が一体何なのか?そのわからなさがめちゃくちゃ面白いわけです。
ただこの映画は公式が終末映画として宣伝をしちゃってるんですよね。
何が起きるのか?そしてどうなるのかがわからないのが面白いのに、それが終末だと盛大にネタバレしちゃってるんですよね。
そしてこの映画にそれ以上の何かしらの要素があるかと言ったら全くないわけで。
終末映画というのはある種この映画のようなNetflixオリジナル作品のお家芸のようなものなのですが、ただこれまでの終末映画というのは終末が訪れた後のようなものが多かったですし、どちらにしても終末というのが明確な何かしらの結末を迎える、もしくは迎えた後の映画が主でした。
ただこの映画は終末の始まりを描いているだけの映画なので、それがどうなるのか?という部分が最後の最後まで描かれているというわけでもなく、しかも作中で伝わってくるのは人伝やラジオなどから断片的に伝わってくる不確かな情報ばかり。
まあそれも終末映画と言ったら終末映画なのですが。
ただ終末映画と言ったらやはり明確な結末を求める人が多くいるわけで、この映画はその手の宣伝をしておいての投げっぱなしなので賛否両論になるのは仕方がないかと。
それにこの正体不明の現象が終末だと分かっているのといないのとでは映画の面白さが全然違ってくるのですが、それを公式が盛大に終末映画と謳ってしまっています。
にもかかわらず終末映画としても微妙な出来で、という残念作品。
作品自体は本当に面白いのに、こればかりは本当にプロモーションの失敗なんじゃないかなと。
ここまで明確なプロモーションの失敗というのはそう頻繁にあるものでもないので逆に貴重な体験といえば貴重な体験ですが。
逆に上述の難点さえ理解して見ればとても面白い映画だと思うので、気になる方は是非一度見てみてください。
好き嫌いはそれなりに別れるかと思いますが、とはいえ好きな人は本当に大好きなタイプの映画だと思います。
絶好調な時のM・ナイト・シャマランの映画のような。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。