グラディエーターII 英雄を呼ぶ声



どうも、松本13です。今回は、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、2024年のイギリス・アメリカ合衆国の歴史映画。2000年の前作『グラディエーター』と同じく、監督はリドリー・スコット。


【あらすじ】

前作から16年後。ルッシラの息子、ルシアスは母の計らいでローマから亡命し、ヌミディアで妻と暮らしていた。そんなある日、マルクス・アカシウス将軍率いるローマ軍が侵攻してくる…


この映画、興行的にも批評的にも大成功した作品かと思います。


個人的にもめちゃくちゃ楽しめましたし、グラディエーターの続編としても、リドリー・スコット監督作品としても、そのような要素抜きにした1つの映画としても、とても素晴らしいものだったと思います。


ただあの名作の続編ということで、過剰に期待しすぎてしまうと、その期待の方面によってはちょっと肩透かしな部分もあるかと思います。


とにかくこの映画、前評判がめちゃくちゃ良かっただけに、本当に過剰な期待をしてしまいがちだと思うんですよね。


当たり外れが激しいリドリー・スコット監督作品なのだけど、これは当たりだ!みたいな期待も、前評判を聞いて持ってしまいがちですし。


それと今作公開の少し前に公開された同じく続編ものである、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が興行的にも批評的にも大爆死したということで、その部分の高低差でこっちの続編が必要以上に持ち上げられてしまった感もちょっとあるんじゃないかと。


そういう諸々の部分で過剰な期待をしてしまいがちですが、過剰な期待さえしなければめちゃくちゃ楽しめるいい続編なんじゃないかと。


少なくともあの名作の続編として、それなりに期待をしてみても残念感は一切なかったので。


確かに前作のラッセル・クロウ演じる圧倒的英雄と、ホアキン・フェニックス演じる歴史的クソ王子の強烈さに比べると若干弱い部分はあると思うんですよね。


今作の主人公にしても、クソ王子にしても、決して悪くはないもののちょっと弱いかなと。


ただその部分をペドロ・パスカル演じる将軍と、デンゼル・ワシントン演じる謎の男が絶妙に補っているんですよね。


そのような登場人物たちのせめぎ合いや、素晴らしい演技については本当に一見の価値があるかと思います。


ただ前作の記憶が曖昧だとちょっと盛り上がりどころに乗り遅れてしまったりすることもあるので、前作の予習、もしくは復習はしておいた方がいいかなと。


個人的には続編というより、前作を含めた前後編くらいの感覚で見るのがこの映画を一番楽しめるんじゃないかと。


前述のようにこの映画、あれこれ過剰に期待してしまいがちですし、名作の続編ゆえ、粗探しをしようと思えばいくらでもできてしまう部分はありますが。


とはいえフラットな状態で見れば多くの人にとっては傑作のラインに肉薄、もしくは超えてくる映画ではないかと思います。


とはいえ個人的にこの映画に対して若干ではあるものの、妙に物足りないと言うかモヤる部分がありまして。


その感覚は何だろうと自分自身でもちょっとよくわからなかったのですが。


よくよく考えてみると、世界観や年代的に無意識に 『300』や『テルマエ・ロマエ』のようなぶち抜けた要素を期待していたんですよね。


それゆえの若干のモヤりだったのですが、今作についてはそのような性質の映画ではないので、ぶち抜け時代劇のような期待は控えめにしておいた方がいいかと思います。


この映画は時代劇としても、リドリー・スコット監督作品としてもヤンチャ要素控えめな、良くも悪くも優等生的作品といった印象です。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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