ルックバック
どうも、松本13です。今回は、『ルックバック』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ルックバック』は、2024年公開の日本のアニメ映画。藤本タツキによる同名漫画を原作としている。
【あらすじ】
小学4年生の藤野は学年新聞で4コマ漫画を毎週連載し、同級生や家族から絶賛されていた。そんなある日、教師から不登校である京本の漫画を掲載したいため、藤野の連載している内の1枠を譲って欲しいと告げられる…
この作品、原作もアニメもめちゃくちゃ絶賛されまくっているかと思うのですが。
個人的にもこのアニメについてはめちゃくちゃ良かったです。
ただぶっちゃけたことを言うと、原作に関してはそこまでピンと来なかったんですよね。
むしろちょっと苦手なくらいだったのですが。
原作に対する印象がそんな感じだったので、このアニメを見る際も割と警戒感強めで見たのですが。
いざ見てみると本当にびっくりするくらいよかったんですよね。何なら結構泣いてしまいましたし。
この作品、パッと見はちょっとした青春ストーリーのように見えて、割とクリティカルに心にくるようなシーンが多々ありまして。
その部分を「心を揺さぶられる」と肯定的に感じるか、殴られたりエグられたりと否定的に感じるかによって、この作品の評価って大きく違ってくると思うんですよね。
原作を読んだ当時の私は後者だったので、この作品が苦手という人の気持ちはめちゃくちゃわかるんですよね。
とにかく評価の高い作品ではありますが、一部の人にとっては少なからずのダメージを受けてしまう作風ではあるので、視聴の際は多少警戒はしておいた方がいいんじゃないかと。
ビジュアルやあらすじの印象から、感動する気満々で見る人もいるかと思うのですが、そういうスタンスだと期待と現実の高低差も加わり、場合によってはかなりのダメージを受けてしまうんじゃないかと。
ちなみに原作漫画が公開されたのはコロナ禍真っ只中の2021年。
誰しもが少なからず心にダメージを受けていた時期かと思いますし、少なからずおかしくなっていた部分はあるかと思います。
私も自覚はなかったものの、今から冷静に考えると大分ダメージを受け、おかしくなっていた部分がある時期でした。
そのような時期にルックバックを読んだので、オブラート無しに言ってしまうと、初見の印象はめちゃくちゃ不快だったんですよね。
今になって考えるとルックバックという作品によって心を揺さぶられるという感覚が、当時の私にとってとても不快に感じられたのだと思います。
コロナ禍で世の中がとんでもないことになって、自分の生活もぐっちゃぐちゃになって、それでもその中で何とか正気を保とうと歯を食いしばっているのに、何心を揺さぶってくれているんだと。やめてくれよと。
作品の持つエネルギーを受け止められるだけの余力が当時の私にはなかったんですよね。
それゆえの不快さだったのですが、時間が経ち、アフターコロナとなってから見たら本当にめちゃくちゃ良かったんですよね。
作品の性質上、見る時期によってはちょっと微妙な印象を抱いてしまうこともあるかと思いますが、逆に別のタイミングで見るとめちゃくちゃ良かったりみたいな。
見るタイミングやコンディションによって印象が大きく違ってくる点というのは、この作品の本当に面白いところなんじゃないかと。
私と同じように原作にいまいちピンと来なかったという人も、このアニメを見るとまた違った印象を持てるかもしれないので。
個人的には原作大好きという人はもちろんですが、そこまで原作に対していい印象を持っていないという人に対してもおすすめしたい作品だったりします。
コロナ禍に見た原作とアフターコロナのアニメって本当に別物だと思うんですよね。
ただしこの作品、実際に起きた事件を元にしているシーンなどがありますので、その部分を理由にこの作品が苦手な場合は無理して視聴をする必要はないかと思います。
その部分は作品の性質云々とはまた違った話かと思うので。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。