REBEL MOON: パート1 炎の子
どうも、松本13です。今回は、『REBEL MOON: パート1 炎の子』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『REBEL MOON: パート1 炎の子』は、アメリカ合衆国で製作されたスペースオペラ叙事詩的映画である。パート1である本作は2023年12月22日に、パート2である『REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者』は2024年4月19日にそれぞれNetflixにより全世界で配信が開始された。
【あらすじ】
とある辺境の惑星。過去を捨てた女性コラは、宇宙の辺境にある小さな惑星の平穏な村でひそかに暮らしていた。しかしある日突然、帝国の軍勢が村を襲撃。コラは村人たちを守るため、そして自身の過去と向き合い償うために立ち上がることを決意する…
この映画は『300』や『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督による大作映画ということもあり、知っている人も多いかと思います。
まあこの映画は簡単に言ってしまえばザック・スナイダー版、『スター・ウォーズ』とでもいいましょうか。
ただその手のスペースオペラというのは、ちょっと一見さんお断りだったり、大味な映画を好きな人にとってはちょっと退屈だったり、特にスター・ウォーズの直近の3部作や一部ドラマがちょっとアレだったりするので、微妙なイメージを持っている人も多いかと思うのですが。
私個人としてもその手の映画に関してはそこまで前向きなイメージは持っていなかったりするのですが、この映画はそんなスペースオペラアレルギーな人にも激しくおすすめできるぐらいにめちゃくちゃ面白く、そして分かりやすい映画です。
ひとまずこの映画、ストーリーは大体『七人の侍』なんですよね。農村が悪い奴らに狙われて、だから農民が一緒に戦ってくれる強いやつを探しに行くと。
この映画のパッと見たビジュアルに関しては直近のスターウォーズシリーズとか、『デューン 砂の惑星』とか、それらと大差ない見た目だと思うのですが。
内容に関しては難解さのかけらもない、むしろ胸熱さしかないジャンプ漫画のような、とても痛快なストーリーです。
2時間オーバーの長尺映画ですが、とはいえストーリーはかなりスピーディーでサクサク。
「無駄な希望を持たせて玉砕覚悟の反乱なんて起こしても仕方がない」なんて言ってたのに数分後には「戦うしかない」なんて言っていたり。
「ここでは目立たないように」と言っていた張本人がわずか数秒後に盛大な騒ぎを起こしていたり。
いやいやそうはならんだろう?というようなめちゃくちゃ気持ちのいいツッコミどころが何回もあったりと。
これは狙って笑いを取りに行っているのだろうか?と思しきシーンの連続。
各惑星に散らばっている反乱の戦士たちも、それなりの曲者が揃ってるのですが、なんかみんな最終的にはいい人で大した説得もなくついてきてくれたり。
しかしなんか見れば見るほどにスターウォーズっぽいなと思えてきたり。とはいえまあ光る剣とか出てこないかぎりはまあ大丈夫だろうと思っていたら思いっきり光る剣が出てきたりと。
とにかく笑えるシーンの連続。
何と言うかそういう細かいところ全部すっ飛ばして胸熱さとレジスタンスバトルに全振りしたのが今作。
ザック・スナイダー監督の素晴らしいところは緻密なローランド・エメリッヒのような映画を撮ったかと思えば、脳筋なクリストファー・ノーランのような映画を撮ったりするその振れ幅の広さだと思うんですよね。
とにかく娯楽大作としてはこれ以上にない面白い映画です。
この映画は前後編の前編であり、とにかく風呂敷を広げるだけ広げることに終始しているだけに余計に面白い。
その分後編でうまく回収できなかった場合は悲惨なことになるかと思いますが。
ひとまず前編であるこの映画は見ておいて損はないかと思います。
この手の宇宙モノにアレルギーを持っている人ほど楽しめるんじゃないかと。本当にその手のスペースオペラへのある種のアンチテーゼや逆張りのみでできていると言ってもいいくらいに痛快な映画なので。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。