クソ映画検証3『極道大戦争』
どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証3、『極道大戦争』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『極道大戦争』は、2015年6月20日に公開の日本映画。主演は市原隼人。監督は三池崇史。
【あらすじ】
敏感肌で刺青も入れられない半端者のヤクザ・影山は、不死身と噂された伝説の親分・神浦に憧れていた。ところがある日、神浦が刺客に八つ裂きにされてしまう…
この映画、一部ではクソ映画と呼ばれていたりしますが、それはしょうがないことかなと。
この映画、ビジュアルにしてもあらすじにしてもめちゃくちゃ面白そうなんですよね。
キャストもかなり豪華ですし。
しかし蓋を開けてみれば支離滅裂で意味不明な内容。
ぱっと見のビジュアルからこの映画に期待した要素って何一つ叶えられていないと思うんですよね。
なのでそういう部分に期待した人がクソ映画との判断を下してしまうのも仕方のないことかと。
ただこの映画の監督は三池崇史。
何も知らない人が見たらこの映画、内容無茶苦茶なよくわからない映画に見えるかもしれませんが。
三池崇史監督作品としてはこの手のノリって割と通常営業だったりするんですよね。
三池崇史監督ってこういう無茶苦茶なノリの映画を昔から数限りなく撮ってきた監督なので。
ただ無法地帯なVシネなどが主流だった昔と違い、何かと制約の多いメジャーな作品を監督することが増えてきた昨今では、かなり当たり外れが激しくなってきているんですよね。
ただこの作品、ビジュアルやあらすじを見るとめちゃくちゃ面白そうなんですよね。
これは三池崇史監督作品では当たりなんじゃないかと。
名作を連発していた昔のような三池崇史監督が帰ってきたんじゃないかみたいな。
そう期待できる映画でしたし、実際そう期待した三池崇史ファンも、私を含め結構いたと思うんですよね。
しかし蓋を開けてみるといつものダメな方の三池崇史映画だったり。
三池崇史映画として見ればこの作品、内容が意味不明という点に関しては全然問題ないんですよね。
シュールとかそういうレベルではない意味不明って三池崇史監督作品ではよくあることだったりするので。
ただ昔の監督作品って、それでも面白かったり、二度三度見たくなるような強烈な魅力やアクの強さのようなものがあったんですよね。
今作も近年監督した他の駄作に比べたら全然悪くはないレベルだと思うんですよね。
ただかつての三池崇史作品ってこんなものではなかったですし。
この映画にかつての三池作品が戻ってきたと大いに期待したファンほど落胆が大きかったんじゃないかと。
監督の属性をよく知らないまま見たライト層の低評価は多々あるものの、ファンからの圧倒的高評価も多々ある、いい意味での賛否両論というのが、かつての三池崇史監督作品の特色だったのですが。
この映画は決して最低最悪のクソ映画ではないかと思いますが、とはいえまともな映画を期待した層のクソ映画の評価はごもっとも。
本来そこで擁護するはずのファンを落胆させてしまったゆえ、なし崩し的にクソ映画の評価が固まってしまったというのが個人的なこの映画に対する印象です。
個人的にもこの映画は本当に残念でした。
この映画こそはと思っていたので。
現在ハリウッド映画などでも大活躍中のインドネシアのアクション俳優、ヤヤン・ルヒアン出演という部分でも大いに期待していたのですが、その部分も肩透かしに終わってしまいましたし。
本当にこの映画に対して今度こそはと期待したファンって私だけじゃなかったと思うんですよね。
そうやって毎度期待しては裏切られ続けることに疲れてしまったファンの心が折れる音が聞こえてくるような作品でした。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。