ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ
どうも、松本13です。今回は、『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』は、2016年公開の、オーストラリアのゾンビ映画。
【あらすじ】
近未来、突如として謎の流星群が地球に降り注ぎ、人類のほとんどがゾンビと化した。妻子を亡くした整備工バリーは同じような境遇の人々に助けられ、彼らが所有するガレージに避難する。隕石の影響で燃料資源が使えなくなり困り果てていた人々は、やがてゾンビの血液がガソリンの代替になることを発見する…
この映画、適当邦題のクソ映画かと思いきや、めちゃくちゃに面白い映画でした。
この手の低予算映画としては隠れた名作と言ってもいいくらいに出来がいいんじゃないかと。ゾンビ映画としても頭一つ抜けた出来の良さだと思います。
ゾンビ映画やサメ映画のような特殊なジャンルの映画というのは、安かろう悪かろうみたいな、むしろこちらがいかに楽しむかみたいな、それなりに作品やジャンルに対しての忖度のようなものが必要になったりするのですが。
この映画に関してはそのようなことなしに楽しめるかと思います。あれこれ考えずに頭を空っぽにして見れるタイプのB級映画です。
ゾンビ映画に関するあらゆる要素はもう出尽くしていると思うので、既存の選択肢の何と何を組み合わせてどのような映画を作るかという部分が重要になってくるかと思うのですが。
この映画に関しては何か特別新しいことをやっているわけではないのですが、ただとにかく勢い重視な内容が見ていてとても気持ちいいです。
ゾンビ発生の原因は彗星ということしかわからないのですが、とりあえずこの映画内のゾンビは感染するタイプのゾンビ。
もちろん人を襲うしめちゃくちゃ凶暴なのですが、この映画の登場人物は皆ゾンビに対して好戦的。
ゾンビを恐れて逃げ惑うようなシーンってほとんどないんですよね。
感染による葛藤みたいなシーンもそこまでなく、皆無とは言いませんが割とサクッとその手のシーンは終わります。
とにかく皆思い切りがいい。良すぎる。それがこの映画の魅力でもあるのですが。
人間の愚かさよ…みたいな描写も皆無。ゾンビ映画にありがちな足手まとい要因に対するイライラみたいなのもありません。
じゃあこの映画は何をやっている映画なの?と言ったらよくわからないのですが。とりあえずどこかに向かって、その途中でゾンビが出て戦ってみたいなことの繰り返し。
もちろん集中してみればちゃんとしたストーリーはあるのですが、特にそれがなくてもなんとなく楽しめるゆるさがこの映画にはあったりします。
なぜそんな楽しみ方ができるかと言ったら絵面の面白さみたいなのがあると思うんですよね。
もちろんゾンビ映画ならではのゴア描写などはそれなりにあります。この映画はそれに加えてマッドマックス的な雰囲気も結構楽しめたりします。
タイトルからしてもろにマッドマックスに寄せているのですが、とはいえタイトル寄せただけの詐欺映画というのも多々あるわけで。
ただこの映画はしっかりマッドマックスしているんですよね。衣装や小道具についても車などについても割としっかり作られています。
この手の映画にありがちな安っぽいコスプレ感もなく、世界観や衣装や小道具がしっかりマッチしています。
それに加えてマッドサイエンティストやとんでも超能力みたいなB級映画好きにとっての大好物も盛りだくさん。
ひとまず低予算のB級映画くらいのノリで見るのならそれなりに期待して見ても全く問題ないレベルに出来のいい作品かと思います。
往年の名作ゾンビ映画くらいの期待はしない方がいいかと思いますが、ただ『ゾンビランド』くらいの期待値で見てもギリ大丈夫かなくらいのレベルではあるかと思います。
ビジュアルはともかくタイトルがZ級映画臭漂う小学生レベルの語彙力なので、その部分であえてこの映画をスルーしている人もいるかもしれませんが、内容は割としっかりしているので、そこそこの期待値でもって一度くらいは見ておいてもいいんじゃないかと。
というわけで今回はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。