エクソシスト 信じる者



どうも、松本13です。今回は、『エクソシスト 信じる者』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『エクソシスト信じる者』は、2023年のアメリカ合衆国のホラー映画。『エクソシスト』シリーズの第6作であり、『エクソシスト』(1973年)の直接の続編となっている。


【あらすじ】

ビクターは12年前に妻を亡くし、娘のアンジェラを1人で育てている。ある日、アンジェラが親友キャサリンと一緒に森へ出かけたまま行方不明になってしまう。3日後、2人は無事に保護されるのだが…


世間的な評価はすこぶる悪い今作ですが、個人的にはとても楽しめました。


『エクソシスト』(1973)の正当続編という部分に過度に期待しなければそれなりに面白い作品だと思います。


ブラムハウス制作のそこそこなエクソシスト系ホラーとしてならそれなりに優秀かと。


前作が名作中の名作なだけにうっすらとした知識だけでも十分に盛り上がれるような部分もありますし。


話の筋としてもそこまでひどいものではないかと思います。


特に序盤の失踪した娘が3日後に帰ってくるも何やら様子がおかしい…から中盤くらいまでは本当に面白かったですし。


おそらく中盤くらいまでの展開に関しては、そこまで不満を持っている人もいないと思うのですが、問題はその後の展開。


この映画は過剰な期待さえしなければ普通に楽しめるレベルのホラー映画かとは思うのですが、ただこの映画はホラー映画の金字塔『エクソシスト』の正当続編。


過剰な期待をするなというのが無理なわけです。


これが普通のブラムハウス製作のエクソシスト系映画だとしたらここまでの低評価にはならなかったかなと。


ただこの映画はエクソシスト系映画ではなく、エクソシスト本家であり元祖です。


その部分を考慮するとこの作品の、特に後半におけるガバさやツッコミどころなどに目をつむって頭を空っぽにして楽しむ、なんて視聴スタンスはなかなかに難しいかと思います。


エクソシスト続編としてシビアに見るのであれば色々と問題はあるのですが、それでも私がこの映画を普通に楽しむことができたのは、これまでに様々なエクソシスト系映画を見て、それなりに嗜み方を心得ていたからだと思います。


ダメならダメなりにみたいな、ゾンビ映画にしてもサメ映画にしても、そういう特定ジャンルに特化した視聴スタンスというのはあると思うのですよね。


ただこの映画はそういう見方をしづらい作品であったりもするかと思います。『ジョーズ』をサメ映画として見ることが難しいように。


などと難点の多いこの映画ですが、ただ初代の雰囲気を損なうことなく、正統派で勝負した点は評価に値するんじゃないかと思います。


全く正統派ではない飛び道具満載の超面白いエクソシスト系映画を、この映画を作ったブラムハウスが散々量産してきているのですが、それらに比べると絵面的にはかなり地味に感じてしまいます。


絵面的にどうしても地味になりがちゆえに、そこをどう見せるかがエクソシスト系ホラーのある種の見所でもあるのですが。


ただそこで後の派生作品のような妙な飛び道具に頼らなかった点は素直に評価してもいいんじゃないかと。正統派で勝負して勝利したとは言い難い結果となってしまいましたが。


ただ私は名作シリーズの正当続編や、新三部作の一作目のような触れ込みで復活した名作が、ものの見事に爆散したのをこれまで本当に何度も見ているので、色々残念な部分はあるのだけれど、それでもこの程度で済んだのだからまだいいんじゃないかなと思う部分もあったり。続編は製作されるようなのでここで打ち切りとはならないようですし。


もちろんこの映画のような不安なスタートを切った新三部作が目も当てられない結末を迎えたというような事例が以前にあったのでこの先どうなるかはわかりませんが。


とはいえここからの大逆転というパターンも多々あるかと思うので個人的にはそういう方面へ期待したいなと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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