鬱映画ファイル29『アレックス』
どうも、松本13です。今回は、鬱映画ファイル29、『アレックス』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『アレックス』は、2002年製作のフランス映画。監督はギャスパー・ノエ。主演はモニカ・ベルッチ。
【あらすじ】
突如始まった映像。その中では様々な凄惨な出来事が起きる。破壊されていく肉体、精神。
そして徐々に、何故そのような事が起きたのかが明らかになっていく。全ての始まりにはアレックスという一人の女性がいた…
寡作な鬼才として知られるギャスパー・ノエ監督作品については、基本鬱属性を帯びている作品が多いのですが。
その中でもトップクラスに心をえぐってくるのがこの作品。
作中の過激描写および胸糞要素については相当なレベルかと思います。
ただギャスパー・ノエ監督作品って、それだけじゃない強烈な魅力があるんですよね。
故に監督作品の大抵は超がつくほど胸糞なのだけれど、新作が出るたびに見てしまったり。
この作品も胸糞極まるストーリーや過激描写はありつつも映像作品として圧倒的なパワーと魅力があるんですよね。
しかも今作はそれらを変則的な手法でぶち込んでくるので、よりクリティカルに心がえぐられるんですよね。詳細についてはネタバレになってしまうので伏せますが。
この映画、胸糞極まる過激描写満載の作品故に、あまり一般的に語られることはありませんが、変則ムービーとしても相当に素晴らしい作品なんですよね。
『メメント』などのクリストファー・ノーラン監督作品のような変則的な映画が好きな人にもめちゃくちゃおすすめだったりします。
ひとまずこの映画に興味があるのであれば一切ネット検索をせずに見てみることをおすすめします。
配信サイトなどのあらすじも可能な限り見ない方がいいかと思います。
あらすじ自体がちょっとしたネタバレになってしまうので。
この映画、そのような予備知識なしに放り込まれた方がよりリアルかつ鮮明な映像体験ができると思うので。
とにかく鬱映画のような特定ジャンルの映画としてだけでなく、他ジャンルの映画としても、一つの映像作品としてもとてつもなく素晴らしい作品ではあるものの、内容が内容だけに相当見る人を選ぶかとは思いますが。
ただ胸糞や過激描写などにそれなりの耐性があるのであれば一度は経験しておいても損はない映画かと思います。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。