大巨獣ガッパ
どうも、松本13です。今回は、『大巨獣ガッパ』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『大巨獣ガッパ』は、1967年に公開された日本の特撮映画。当時の怪獣ブームに乗って制作された、日活としては唯一の怪獣映画である。
【あらすじ】
とある雑誌企画で、記者、カメラマン、生物学者からなる探検隊が南海の孤島に上陸する。一行は、言葉の通じる現地人の少年と共に密林に入り、巨大な石像の奥に隠されていた卵から生まれた怪獣ガッパの子と出会う。そんな中、記者は周囲の制止も聞かずにその怪獣の子を日本に持ち帰ってしまう…
当時の怪獣ブームに乗って、東宝のゴジラ、大映のガメラのような看板怪獣を作ろうと日活が生み出したのが今作ガッパ。
その部分については、昭和特撮に多少の造詣がある人は知っているかと思いますが。
ただ実際に本編を見たことがあるという人はそこまで多くはないんじゃないかと。
マイナー作品ゆえにかつては、そう気軽に視聴できるものではなかった今作ですが、映画視聴においては配信がメインの昨今においてはかなり気軽に見ることができたりします。
結局、日活の看板怪獣となることも、ゴジラのようなドル箱シリーズとなることもなかった今作ですが、ただ令和の今、昭和特撮として見るのであれば、かなり楽しめる作品なんじゃないかと。
特に一度聞いたら忘れることができない、美樹克彦のテーマソングは必聴。
怪獣映画らしからぬ曲調ながら、楽曲としてはかなりの名曲だと思うんですよね。
普通にいい曲だし、妙に口ずさんだりしたくなるし。
しかも、歌詞の内容がストーリーテラーやちょっとしたナレーションの役割を踏まえているという優れもの。
ストーリーや特撮に関しては、ゴジラやガメラに比べるとちょっと弱いかなという部分はあるのですが、ただガッパというキャラクターは怪獣としてはとても魅力的なんじゃないかと。
めちゃくちゃ可愛らしい見た目をしているようで、よくよく見るとちょっと気持ち悪くもあったりみたいな、ちょっと微妙な感じのルックスも一周回って味があるとも取れるかと思いますし。
昭和の大昔の、言ってしまえばB級特撮ゆえのツッコミどころは多々ある作品なので、正直ここから技術が発展に発展を重ねた90年代くらいはかなり時代を感じる作品ではあったのですが。
ただそこからさらに時代が経ち、特撮が下火となりCGが全盛となった昨今ではむしろ、この手のもっさり昭和特撮というのもレトロ味として楽しめると思うんですよね。
スーパーファミコンとかプレステ1くらいの時代って、ファミコンはちょっと古臭く感じたりしましたが、SWITCHやプレステ5くらいの世代になると一周二周回って斬新みたいなノリになってくるのと同じように。
しかも、前述のように見る機会が限られていた昔と違い、今は配信で気軽に見ることができる作品であるので、昭和特撮の作品としては一度は見ておいても損はないんじゃないかと。
作品の特色や傾向さえ事前に把握していればかなり楽しめると思うんですよね。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。