スピリットウォーカー
どうも、松本13です。今回は映画、『スピリットウォーカー』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『スピリットウォーカー』は、2020年の韓国のSF・アクション映画。主演はユン・ゲサン。
【あらすじ】
交通事故の現場で目を覚ました男。彼は全ての記憶を失っており、鏡に映る自分の顔にも名前にも違和感を覚える。やがて彼は、自分の体が12時間ごとに違う人間のものに入れ替わっていることに気づく…
記憶を失った主人公。しかも12時間ごとに意識が別人に移り変わるというめちゃくちゃ面白そうなストーリー。
もう序盤の展開だけで相当に引き込まれます。
おそらくストーリーにしても、序盤の展開にしても、多くの人が何かしらの変則ムービーを期待すると思うんですよね。
実際序盤の伏線の全てを回収できたとしたら、この映画は相当な名作になったと思います。
しかしネット上の評価を見てみても、この映画の評価は決して高くはありません。突出して低くもないのですが、まあ平凡な評価と言ったところ。
そのような評価になったのは、多分序盤で変則ムービーを期待した層をうまく満足させられなかったからじゃないかなと。
序盤で広げた壮大な風呂敷をこの映画がうまく畳むことができたかと言ったらかなり疑問が残るところ。
一応の回収はできているのだけれど、これじゃあ納得できない人も多いだろうな、と言った内容。
その部分は変則ムービーとしたらかなり微妙なのですが、ただそんな伏線回収の大雑把さも含め、大味ムービーとして見るのならかなり面白かったりします。
序盤はとても面白いのに後半は明確に失速するなんてパターンはよくあります。
この映画の面白いところは明らかに伏線回収などがしきれていない部分やツッコミどころは多々あるのですが、失速はしていないんですよね。
むしろ後半に入ると伏線回収を諦めたかのような怒涛のアクション展開が始まります。
それこそ『ジョン・ウィック』そのまんまのような。
映画後半で失速どころかむしろアクションで加速しているという謎の現象。
なんか伏線うまく回収できなかったけどジョン・ウィックっぽいアクションシーン追加しとくから許してね?みたいなサービス精神すら感じたりします。
そういう諸々を含め、途中は伏線回収の微妙さに「ちょっとこの映画はやばいかも」と思ったりしたのですが、最終的にはとても楽しむことができました。
とにかく序盤の展開が面白すぎるので、そこで期待し過ぎてしまった故の低評価なんてことが多々ある映画ですが、
変則ムービーとしての期待は一切せず、大味映画として見ればかなり楽しめるんじゃないかと思います。
期待と実際の内容のミスマッチさえなければ普通に面白い映画だと思います。
とにかく序盤の展開に期待しすぎず、間違っても変則ムービーとして見ないこと。その部分さえ心得ているのであればむしろ大味映画としてはそれなりに良作の部類に入るんじゃないかと。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。