クソ映画検証4『大怪獣の後始末』
どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証4、『大怪獣の後始末』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『大怪獣のあとしまつ』は、2022年2月4日に公開された日本映画。監督・脚本は三木聡。主演は山田涼介。興行的な失敗や酷評の多さ、公開直後のSNSでの炎上などで、今作を「令和のデビルマン」と評する声もある。
【あらすじ】
日本中を恐怖に陥れた巨大怪獣が死亡する。安堵と喜びに沸く国民。その死体には様々な可能性があることから「希望」という名が付けられるも、希望の死骸は腐敗によってゆっくりと膨張し、最悪の場合には大爆発を引き起こす恐れがあった…
この映画、公開直後は近年まれに見るレベルでの大コケ&ぶっ叩かれようでした。
ただ私個人としてはこの映画はクソ映画ではないかなと。
大好きな作品ではありませんが、ただありか無しかと言ったら普通にありだと思いますし、個人的には大満足ではないにせよ普通に楽しめました。
ただそれはこの映画を怪獣映画ではなく、三木聡監督作品とわかった上で見たからです。
この作品の内容についてあれこれツッコミや指摘が入っている部分は多々ありますが、ただそのほとんどが三木聡監督作品としては通常営業だったりするんですよね。
意味不明とかギャグがつまらないとか滑ってるとかそういう部分も含め。
近年の三木聡監督作品はかなり当たり外れが多い印象です。個人的にこの作品も大当たりではありませんが。
ただそこまで悪くはなかったというのが正直な印象です。
が、それはこの作品を三木聡監督作品として見たからです。
この映画を見た多くの人はこの映画を三木聡監督作品ではなく、怪獣映画として見たかと思います。
ならばクソ映画の評価となってしまうのもしょうがないかと。
私としてもこの映画の予告を見た時、まず期待したのは怪獣映画だったので。
ただ監督が三木聡だと知って認識を改めました。
とはいえ監督次第で認識を改められる人間ってそう多くはないわけで、この映画のプロモーションに関しては何もかも怪獣映画とミスリードさせる内容だったわけで。
しかし蓋を開けてみれば見る人をかなり選ぶタイプのシュールな不条理コメディだったわけで。
荒れるのは必定。クソ映画の評価も妥当かと。
ただ個人的には令和のデビルマンというのは違うかなと。
今作の爆死や炎上はかなりド派手な規模だっただけに、令和のデビルマンと呼びたくなる気持ちもわからなくはないですが。
ただデビルマンの酷さってこんなものじゃないですからね。
この映画がクソと呼ばれる要因は本当に怪獣映画とミスリードさせたこと、ただその一点だと思うんですよね。
その部分を除けば映画としては悪くはありませんし、いい部分も多々あったりします。
作品としてのクオリティは決して低くはないと思うんですよね。
そのような映画を令和のデビルマンと呼ばせてしまうほどに貶めた、今作のプロモーションは本当に罪深いなと。
もちろん映画も商売ですからプロモーションは必要かと思うのですが、三木聡監督作品を怪獣映画とミスリードさせるようなプロモーションに誰も疑問を感じなかったのか、誰がどこに勝算を感じたのかという点は甚だ疑問を感じる点であったりします。
おそらくこの映画、怪獣映画としての期待さえしなければ多くの人にとっては思ったよりも悪くはない映画なんじゃないかと。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。