キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド



どうも、松本13です。今回は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、2025年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。『キャプテン・アメリカ』シリーズ4作目。「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の34作品目の作品。


【あらすじ】

サム・ウィルソンは新たなキャプテン・アメリカとして、国際会議でのテロ事件をきっかけに深刻化する世界情勢に立ち向かう。しかしそこには巨大な陰謀が隠されていた…


この映画は、興行・批評ともにそれなりの成功は収めているものの、シリーズ大本命のキャプテン・アメリカという部分を考慮すると、ちょっと微妙な結果ではないかと思います。


ただ作品としてはめちゃくちゃ面白いんですよね。


本当に昨今のMCUとしては珍しい手放しで楽しめる作品です。


シリーズ最大の害悪で戦犯でもある、あのロス長官が大統領になってしまうという、もう地獄のような話でして。


しかも、その大統領役がしれっと集客力のあるハリソン・フォードに代わっているという点は、個人的にはかなりグッジョブなんじゃないかと。


キャスト変更についてはそれなりに賛否はあるかと思いますが、とはいえMCUにおけるキャスト変更なんていうのは日常茶飯事、全然珍しいことじゃないですからね。


今作は、キャプテン・アメリカの名を冠している作品ながら、内容としては『インクレディブル・ハルク』の続編としての側面も多々あったりするんですよね。


そういう部分での見応えもめちゃくちゃあったりします。


なにせインクレディブル・ハルクってMCUのオリジンですからね。


なので今作は昨今のMCU作品にありがちなある種のだるさとか退屈さみたいなのはほとんどなかったりします。


これから始める抱き合わせ商法の設定を積み上げていきまっせーみたいな。


むしろ今作においては、これからというよりこれまでを重視する内容であり、その上でこれからどうするの?みたいな、そういう話なので。


それこそ、フェーズ3までのノリで普通に見られる作品だったりします。


ひとまず、『エンドゲーム』まで抑えておけば内容はだいたい理解できると思いますし。


実際、今作がエンドゲームの直後に公開していたとしたら、めちゃくちゃヒットしただろうし、評価もされたと思うんですよね。


ただ今作は、MCUにおけるフェーズ5。


あの地獄のフェーズ4で多くのファンが離れてしまった後ゆえの微妙な結果なんじゃないかと。


そういう意味でも本当にフェーズ4って罪深いなと。


そりゃあのフェーズ4の後に、ポリコレ全開の黒人版キャプテン・アメリカやりますよって言ったって、警戒はされど好感を持つ人はあまりいないんじゃないかと。


確かに、ぱっと見のイメージだと、黒人のキャプテン・アメリカってもうこれでもかってくらいにポリコレ映画っぽいのですが。


ただ個人的に、今作においてはポリコレはポリコレでもめちゃくちゃいいポリコレ映画だと思うんですよね。


今作におけるキャプテン・アメリカについても、別にパパッと白人から黒人へバトンタッチしたわけではなく。


昨今のポリコレ映画への反発や拒絶反応というのはめちゃくちゃわかるんですよね。


ディズニーでもマーベルでもなんかポリコレの時だけはちょっと強引というか上から目線みたいな部分って確かにあったと思いますし。


しかもそのような作品に限ってあまり面白くなかったりしますし。


真意はどうであれ、結果的にポリコレという要素が駄作批判の弾除けにしかなっていなかったりする作品もあったりしましたし。


ただ今作はそのようなポリコレ映画と違うと思うんですよね


むしろ数年前からめちゃくちゃ手をかけて仕込んできたネタなんですよね。


とはいえキャプテン・アメリカと言ったらやはり白人のマッチョな、ジ・アメリカな方がいいでしょ?やっぱり黒人は違うでしょ?みたいなノリでは作中でもめちゃくちゃあったりしますし、その部分の紆余曲折もドラマでめちゃくちゃ丁寧に描かれているんですよね。


それらを見ていると今作のキャプテン・アメリカはめちゃくちゃありですし、むしろめちゃくちゃ好感持てるんですよね。


苦労人だけど超いいやつですし、先代とは違った庶民のヒーローってところもまた素晴らしかったりしますし。


しかもスーパーパワーとかないんですよね。生身なんですよね。


ただギミックで空を飛んでいるだけの、いわば空飛ぶおっさんなんですよね。


そんな空飛ぶおっさんが、先代からめちゃくちゃ重たいバトンを渡されてめちゃくちゃ苦労するのが今作でして。


そういう部分を踏まえてみるともうこれ以上にない作品だったりするんですよね。


一応今作単体でもそれなりに楽しむことはできるので、予習復習の必要のない新たなMCUの入り口としても結構有用なんじゃないかと。


それとかつてMCUを追いかけていたものの、最近のノリがちょっと苦手で離脱した人の新たな入り口としてもかなり有用なんじゃないかと。


旧MCUのノリと知識でめちゃくちゃ楽しめる作品なので。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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