ゾンビ・コップ


どうも、松本13です。今回は映画、『ゾンビ・コップ』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ゾンビ・コップ』は、1988年のアメリカ映画。主演はトリート・ウィリアムズ。


【あらすじ】

このところ町では致命傷を与えられてもなかなか死なない犯罪者による犯罪が立て続けに起きていた。刑事のロジャーとダグは、検視官レベッカと協力しながら不死の犯罪者の謎に迫っていく…


この映画、大味なB級映画好きにとってはこれ以上にない映画かと思います。


個人的にも大好きな映画です。


ツッコミどころは多々あるものの、この手の映画としては可愛いレベル。決して映画が破綻するレベルではありません。


テンポも勢いもよく、一切ダレることなく最後まで楽しめます。ストーリーもかなり面白いしオチも秀逸。


私も含め、今でも一部からは絶大な人気を誇る今作ですが、昔の映画ということもあり、一般的な知名度はかなり低め。


しかし内容は今見ても十分に面白い、隠れた名作と言っても過言ではない作品かと思います。


私はテレビ放映含め、これまでも何度も見た映画なので思い出補正もそれなりにはあるかと思いますが、その部分抜きにしても十分面白い作品。


80年代の映画なので時代は感じるかと思いますが、古臭さは一切ないかと。


この時代の映画は今のように気軽にCGが使えないゆえ、低品質なCGのような安っぽさがないんですよね。


爆発はしっかり火薬を使っているし、カメラに映っているものは少なくとも物質として確かにそこに存在しています。


もちろんそれゆえの作り物っぽさのようなものはなきにしも非ずなのですが。


とはいえこの作品は全体としてのクオリティは結構高い方なんじゃないかと思います。


CGはCGでとても素晴らしい部分もあるのですが、それが一般化する以前のこのようなアナログな創意工夫感あふれる作品もそれはそれで今の映画にはない味があったりします。


この映画はタイトルにゾンビと入ってはいますが、内容に関してはゾンビ映画というよりバディムービー、もしくはちょっとしたアクション映画と言った方がいいかと思います。


ゾンビはもちろん多々出てくるのですが、ただ他の映画のようなゾンビとはかなり違ったゾンビなので、ゾンビ映画のお約束などについてはあまり期待しない方がいいかと思います。


個人的にはゾンビ映画っぽくなさに関してはむしろこの映画の魅力の一つだと思うのですが。


バディムービーの中にゾンビ要素が使われている程度の認識が適切かと。


この映画に出てくるゾンビは、死体が蘇るという意味では普通にゾンビなのですが。


ただ人を食べたり、噛んだら感染みたいなのはないんですよね。


私が子供の頃にこの映画を見ることができたのは、その部分ゆえだと思います。


子供の頃はゾンビ映画の何が怖いかと言ったら、カニバリズム。


特に生きたまま人が食べられるという部分が怖かったのですが、この映画にはその要素がなかったので普通に見ることができたんですよね。


ただグロ要素がないかと言ったら、それはそれで別の話。むしろグロ要素は結構強めだと思うのですが。


ただこれ見よがしな内臓とか、眼球破壊とか、その手のゴア描写はありません。


ゾンビ映画として見たらその部分はマイナス要素かもしれませんが、この映画はバディムービーとしての胸熱やアクション要素などが満載なので退屈することはありません。


おなじみのゴア描写はありませんが、まるで『サイレントヒル』のような異形感溢れる素晴らしいクリーチャーも出てきたりしますし。


とにもかくにもゾンビ映画からカニバリズムという要素を抜いただけで、ここまで趣が違ったものになるのかというのは、この映画ならではの驚きだと思います。


時間経過とともに主人公の肉体が腐っていくのですが、その部分に関してもグロ要素は控えめ。


むしろ肉体の腐敗が進んでからの一部ゾンビはちょっとしたダークヒーローっぽくって結構かっこよかったりします。


ゾンビゆえ撃たれても全然余裕な部分はちょっとしたターミネーター感もあったり。


そして爽快感満載のラスト。とはいえ決して一本道なストーリーというわけではなく、気を抜いて見てると途中結構驚かされる展開もあったりします。


一切隙のない純正ゾンビ映画として見たら微妙かもしれませんが、むしろそれ以外の目的で見るのならかなり楽しめる内容の映画だと思います。


大味さ加減や胸熱バティ要素、ドンパチなどのアクションからゾンビ要素に至るまで、とにかくとてもバランスのとれた素晴らしい作品なので、一度は見ておいても損はない映画かと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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