クソ映画検証22『100日間生きたワニ』
どうも、松本13です。今回は、クソ映画検証、『100日間生きたワニ』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『100日間生きたワニ』は、WEB漫画『100日後に死ぬワニ』を原作とし、2021年7月9日に公開された日本のアニメーション映画作品。
【あらすじ】
平凡でありふれた日常を送るワニは、仲間たちと花見の約束をする。花見の当日を迎え、ネズミやモグラたちが満開の桜の前に集まっていたが、その場にはワニの姿がなかった…
原作の『100日後に死ぬワニ』は、SNSでの連載初期からリアルタイムで追いかけていました。
原作については、SNS上の1つの現象としてはとても面白いものだと思ったのですが、ただ漫画として素直に面白いかと言ったら、個人的にはそこまで刺さらなかったというのが本音でして。
無数の便乗漫画や大小の炎上などもあり、ちょっと距離を置いた方がいいのかなと思っていた次第でして。
なので、この作品に対する特別な愛着って全くないんですよね。
逆に本当に完結後の大炎上騒動などについての嫌悪感やアンチテーゼなどもなかったり。
なので今作についてはかなりフラットな視点で見れたかと思うのですが、個人的には思ったよりも悪くなかったというのが正直なところです。
この映画、問題の真偽のほどは別として、とにかく大炎上騒動を引き起こした故に、いいイメージを持っている人ってそこまで多くはないと思うんですよね。
ゴリゴリに商業主義で、クソ邦画にありがちなお涙頂戴路線みたいなイメージを少なからず私も持っていたのですが、実際の内容は全くそんなことはなく、死や、その後の不在というものを決して軽くもカジュアルに扱うこともなく、むしろその部分はかなり丁寧に描かれていた印象です。
安直な感動ポルノではないと思うんですよね。
吹き替えなども含め、アニメとしてのクオリティも決して低くはありませんし。
じゃあ面白いかといったら全くそんなことはなく、ちょっとクセありな世界観や登場人物の言動なども含め、個人的にはめちゃくちゃ苦手だったりします。
その部分はこの映画に限ったことではなく、原作から変わらない部分ではありますが。
ただ、上述のように多くの人が思っているほど軽率でも適当でもない、しっかりとした作品ではあるので、SNSでのマーケティングでやらかさなければ、この映画を楽しめた人はかなり多かったんじゃないかと。
それこそ、SNSでの記録的大成功から一転しての大炎上、そして今作の大爆死。
一連の現象としてはめちゃくちゃ面白いと思うんですよね。
ここまでの落差って本当にめったにないと思いますし。
連載開始から商業展開までの流れを、真偽定かではない情報とある一定の解釈を持って見れば、相当にクソではあるかと思うのですが。
ひとまず、作品としては全くクソではないかと。
とはいえそれはデビルマンを基準とした判断であって、上述のような一連の騒動や最高潮時からの落差を考えると、クソ映画と呼ばれてしまうのも仕方がないかと思いますが。
ただデビルマンを基準とするのであれば全くクソではなく、凡作~駄作くらいの作品かなと。マーケティングも含め、映画としては相当な大失敗作であることは間違いないかと思いますが。
という訳で今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。