クソ映画検証23『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
どうも、松本13です。今回はクソ映画検証、『GODZILLA 決戦機動増殖都市』についてです。
まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』は、2018年の日本のアニメ映画。2017年の『GODZILLA 怪獣惑星』に続く第二章となる。
【あらすじ】
ゴジラ・アースに敗れ、人類の末裔・フツアの民に救われたハルオ。彼は、フツアの民が持つ金属ナノメタルが、21世紀に対ゴジラ決戦兵器として開発されたメカゴジラを構成する物質と同じものであることを知る…
この作品、映画としては決して悪い作品ではないものの、ただゴジラ映画として見るとかなり極端な評価になってしまう作品かと思います。
個人的には、この映画が好きという人の気持ちもわからないでもないですが、ただこの映画はクソ、という人の気持ちもめちゃくちゃわかるんですよね。
この映画、SF映画として見るのであれば、そこまで悪い映画ではないかと思いますし、人によってはかなりぶっ刺さる部分もあるかと思うのですが。
ただそれらはある程度フラットさを意識しての批評ゆえであって、直感的かつ感情的に評価すると、クソ映画のラインを明確に割り込んでしまうくらいに期待との落差がある作品ではあると思うんですよね。
この映画、おそらくゴジラに対して愛着のない人が、ちょっとしたSFアニメくらいの感覚で見るのであれば悪くはない映画だと思うんですよね。
ただやはりゴジラが出てくるのであれば、ゴジラ映画を期待してしまうと思うんですよね。
そういう期待を持って見た人間にとってはこの映画、ゴジラそっちのけでちょっとアレな感じの人間ドラマとかSFやられても…って感じなんですよね。
ゴジラ映画なのにゴジラを差し置いて繰り広げられるくらいにそれらのSF要素が突出して面白いかと言ったら、そういうわけでもなく。
決してレベルが低いわけではないのですが、ゴジラ映画なのにゴジラ映画しないという部分を正当化するには、この程度の魅力では多くのファンは納得できないと思うんですよね。
というわけで、ファンからはかなり不評なこの作品。
というより、アニゴジ自体があまり評判がよろしくないと思うのですが。
仮にこの作品がゴジラのスピンオフ作品的な位置づけだったら、ここまで多くの反発はなかったかと思うのですが。
ド直球なゴジラ映画としてプロモーションが行われ、多くのファンはド直球なゴジラ映画を期待したと思うんですよね。
それに加え、この映画の前日譚である小説版には、めちゃくちゃ多くの東宝怪獣が登場するんですよね。
もうその時点で期待値はブチ上がりでして。
実写ではできない、怪獣大集合な展開を期待したファンも多かったと思うのですが。
実際に始まってみると、アニゴジってゴジラ以外の怪獣がほとんど出てこないんですよね。
ファンの望む形での登場という観点から見ると、ほぼ皆無と言っていいくらい。
第1作目はまあ、ゴジラメインのオリジン作品だから登場怪獣が少なくてもしょうがないかなと思ったファンも多いかと思うのですが。
故に、二作目となる今作からはド派手な展開になるぞ、みたいな期待も大きかったと思うんですよね。
しかし始まってみれば、怪獣要素そっちのけでSFドラマが繰り広げられるわけでして。
油でギトギトのラーメンが食べたくて店に入ったら、なんかめっちゃ量が少なくて味が薄い意識高い系のラーメンが出てきたみたいな。
そんな超絶な肩透かし感のある映画でして。
映画としてのレベルは決して低くはないものの、ゴジラ映画に対しての愛着や期待からの落差、内容とのギャップを考慮すると、クソ映画と言われても仕方がないかなと言ったのが個人的な印象です。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。