マトリックス
どうも、松本13です。今回は、『マトリックス』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『マトリックス』は、1999年公開のアメリカ合衆国制作のSFアクション映画。主演はキアヌ・リーブス。
【あらすじ】
大手企業のプログラマーであり、天才ハッカー「ネオ」でもあるトーマスは、ここ最近、起きても夢をみているような奇妙な感覚に悩まされていた。そんなある日、パソコンに目覚めを促すメッセージが表示される…
マトリックスと言ったら、今や誰もが知る名作であり、映画史に大きな変革をもたらした革命的作品かと思うのですが。
ただ公開から時を経た今となっては、「映像がすごい」だけで通り過ぎてしまっている人も結構多いと思うんですよね。
ただ今改めて評価してみると、人によってその評価の方向性が大きく分かれるところは、めちゃくちゃ面白いと思うんですよね。
ちなみに、以下はあくまでも私個人の解釈と感想ではあるのですが。
マトリックスって、公開のタイミングが絶妙だったのもあると思うんですよね。
時は1999年、まさに世紀末。
様々な事件がありましたし、妙な終末論なども跋扈して、まさにカオスな状態でした。
ただそれ以上に、未来への希望や楽しみというのも多々ありまして。
そんなタイミングで公開されたマトリックスって、本当にこれ以上になく未来的だったんですよね。
個人的なマトリックスの評価って、「攻殻機動隊の実写化」としての評価だったりもするのですが。
実際、この映画、攻殻機動隊をオマージュしたシーンが多々ありまして、本当に実質的な実写版としての側面もあると思うんですよね。
実際、マトリックスがきっかけで、攻殻機動隊や押井守監督を知った人も多いというわけで、その部分の功績って計り知れないと思うんですよね。
それにこの映画、キアヌ・リーブスなどのハリウッドスターが多数出演していますが、中身はほとんどアジア映画みたいな見方もできると思うんですよね。
ジャパニメーションである攻殻機動隊のエッセンス満載ですし、ワイヤーアクションなどのカンフーアクション、ジョン・ウー映画を彷彿とさせる銃撃戦など香港映画エッセンスも満載。
それらを一部の映画好きのものだけでなく、多くの人が知る大衆的な部分まで押し上げたという功績は、本当に素晴らしいんじゃないかと。
ジャパニメーションや香港映画が好きな監督が、自分の好きなものなどを詰め込むだけ詰め込んだ映画。
それを当時ゴリゴリに最先端で攻めまくった活動をしていたロックのアーティストで味付けをしたという盛りだくさんの内容の作品なのですが。
本当にマトリックスの布教効果って相当にすごいと思うんですよね。
実際マトリックスがなければ攻殻機動隊もジョン・ウーもマリリン・マンソンも知ることはなかったという人も多くいますし。
マトリックスのすごい所って、それだけの内容を詰め込んでいるのに、しっかりと映画として成立しているところだと思うんですよね。
細かい説明とか伏線回収とか、そういうのを続編二作に全部ぶん投げていたからこそ成り立った、という側面もなきにしもあらずですが。
とにもかくにも、当時そこまでのキャリアがなかったにも関わらず、ここまでの作品を作り上げたウォシャウスキー兄弟は本当にすごいなと。
実際いい感じの映像を撮る、しかし映画に関してはそんなにキャリアのない新進気鋭の若手監督に大金をつぎ込んだ映画を任せて大爆死した作品というのは本当に無数にあるわけで。
その中の数少ない成功例がマトリックスだと思うんですよね。
そしてマトリックスという作品が今日まで多くの人に愛される理由。
それは思わず真似したくなるシーンやポーズの魅力だと思うんですよね。
映画界でのフォロワーから休み時間のマトリックスごっこまで、その影響は本当に多岐にわたると思いますし、実際マトリックスの真似をしたことがあるという人も多いはず。
しかも、マトリックスってそれっぽい格好をして、それっぽいポーズをすれば簡単に再現できるわけでして。
映画界に革命を起こした作品はこれまでにも多々ありましたが。
ただそれらの再現にはかなりのセンスが必要なものも多く、気軽に真似をできるものってそうは多くなかったと思うんですよね。
なんやかんや難解なことをやっていたりするものの、意外とキャッチーで大衆的な楽しみ方もできる、みたいな多面性もマトリックスという作品の大きな魅力の一つなんじゃないかと。
これらはあくまで個人的な解釈ではありますが。ただ、マトリックスって本当に、今改めて評価してみると、当時とはまた違った一面が見えてくるとても面白い作品だと思うんですよね。
というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。