我が人生最悪の時
どうも、松本13です。今回は、『我が人生最悪の時』についてです。
まずは、簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『我が人生最悪の時』は、1994年の日本映画。主演は永瀬正敏。
【あらすじ】
私立探偵濱マイクは、雀荘で知り合った台湾人青年から兄を捜して欲しいとの依頼を受ける。早速調査に出た彼は、やがてアジア系マフィア同士の抗争に巻き込まれていく…
後に続編2作、ドラマ1本という作品展開を見せる私立探偵濱マイクシリーズ。今作は、その第1作となります。
日本映画界のダメな部分だけを凝縮した映画に『デビルマン』という映画があるのですが、浜マイクシリーズってむしろ日本映画界のいいところだけが集まっている、いわば逆デビルマンみたいな、私の中ではそんな存在です。
粋でいなせで、スネにちょっと傷を持つ感じ。だけど憎めなくてめちゃくちゃスタイリッシュな、ある種昭和エッセンス満載な名探偵である浜マイク。
今作をどれだけ楽しめるかって、そんな濱マイクというキャラクターや世界観をどれだけ楽しめるかだと思うんですよね。
今作は横浜の黄金町を舞台としており、時代は90年代。
今から考えるとかなりレトロではあるのですが、ただ、黄金町ってかなり昭和エッセンスを残した独特な街でありまして。
今作の映像をリアルタイムで見たとしてもかなりレトロではあったんですよね。
そんな町のディープな部分を切り取り、なおかつ白黒フィルムで撮影ということで、レトロにレトロが重なった、今見るともはやちょっとした異世界のように感じられたりする部分もあると思うんですよね。
そういう部分も、今作の魅力の一つかと。
今作は探偵ものではあるものの、路線としてはハードボイルド方面。
ストーリー重視の大どんでん返し系ではないので、本当にキャラクターや世界観をどれだけ楽しめるか。
逆に言うと、その部分の刺さり具合で評価が変わってくる作品でもあるかと思うのですが、ただ刺さる人には果てしなくぶっ刺さるかと思いますし、キャラクターとしても、ひとつの作品としても、一度は触れておいても損はないかと思うんですよね。
探偵に限らず、この手のスタイリッシュかつハードボイルドなレトロ味溢れる世界観みたいなのって、実際なかなか難しいと思うんですよね。
この手の世界観やキャラクターって、映画に限らず、あらゆる作品で試みられては大抵が滑って終わっているので。
その部分がバシッと決まっている今作、個人的にはめちゃくちゃおすすめだったりします。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。