インフィニティ・プール
どうも、松本13です。今回は、『インフィニティ・プール』についてです。まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『インフィニティ・プール』は、2024年公開のホラー映画。監督は、ブランドン・クローネンバーグ。
【あらすじ】
スランプ中の作家ジェームズと資産家の娘である妻エムは、高級リゾート地として知られる孤島へバカンスにやって来る。しかしその孤島には恐ろしい「ルール」が存在していた…
この映画、ビジュアルからしてめちゃくちゃクローネンバーグっぽいんですよね。
実際、ビジュアル通りクローネンバーグ監督作品なのですが、ただクローネンバーグはクローネンバーグでも、デヴィッド・クローネンバーグの息子であるブランドン・クローネンバーグ監督作品なんです。
めちゃくちゃ父親の遺伝子を受け継いでいるビジュアルなんですよね、この映画。
しかもミア・ゴス出演作品ということで、その時点でちょっと偏った方面の映画が好きな人にとっては、めちゃくちゃ期待値がぶち上がる作品だと思うんですよね。
ただ、実際の内容はかなり微妙でして、ネット上での評価も低評価がかなり目立つ結果となっています。
なんとなく、父親のデヴィッド・クローネンバーグ作品の影響で、この映画のビジュアルのイメージから「ぬるぬるねばねばなグロシーン満載な人喰いプールの映画」と思ってしまいがちなのですが、実際の内容は全くそんな内容ではないんですよね。
とはいえ、父親のようなクローネンバーグのエッセンスが皆無かと思ったら、全然そういうわけではなく、そこかしこにセンスは光ってはいるんですよね。
実際、序盤はめちゃくちゃ面白そうですし、それ以降も面白くなりそうなシーンは多々あったりするのですが、その部分をうまく拾えていないというか、盛り上がりどころもことごとくスルーしてラストまで行ってしまう、みたいな。
ゆえに、この映画は期待すればするほどに肩透かしだったりします。
逆に、この映画の構成要素に何の期待もしなかった人にとっては、ただ単に面白くない映画として終わってしまった印象です。
ただ、本当に何か一つだけ噛み合えば、めちゃくちゃ面白くなった映画だと思うので、そういう部分では非常に惜しさを感じる作品だったりします。
そのような性質の映画なので過剰な期待は禁物ですが、デヴィッド・クローネンバーグの息子の作品という部分と、ミア・ゴスの圧倒的存在感で、なんやかんやで最後まで退屈せずに見れてはしまうんですよね。
なので、決して傑作ではないものの、諸々の構成要素に魅力を感じられる人にとっては、一度は見ておいても損はない作品なんじゃないかと。
本当にもう一押しって感じの、惜しい映画なんですよね。その惜しさこそがこの映画の一番の魅力ともいえるかもしれません。
というわけで、今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。