リボルバー・リリー
どうも、松本13です。今回は『リボルバー・リリー』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『リボルバー・リリー』は、長浦京の同名小説を原作とした2023年の日本映画。監督は行定勲、主演は綾瀬はるか。
【あらすじ】
小曾根百合は、かつて『リボルバーリリー』と異名を取る腕利きの女スパイだったが、10年以上前に姿を消していた。しかしある事件をきっかけに再び銃をとり、表舞台に姿を現すことになる…
この映画、ビジュアルに関してもあらすじに関しても、めちゃくちゃ面白そうなんですよね。
ちょっと偏った感じのアクション映画が好きな人の琴線にはビンビンに触れてくる作品なんじゃないかと。
ただ一旦冷静になってみると、監督の行定勲にしても、主演の綾瀬はるかにしても、全くアクション方面の人ではないんですよね。
なのでビジュアルやあらすじに関しては100点満点なのだけれど、期待に関しては控えめの方がいいかなと思っていたら、その通りの内容でした。
小説原作ということもあり、基本的なストーリーはしっかりしているものの、作品全体としてはちょっともっさりした仕上がりになっています。
仮にこの映画に諸々の大味な部分を補填できるくらいのアクション要素があったら、めちゃくちゃ面白くなったと思うので、そういう意味ではかなり惜しい作品でもあるかと。
なんか与謝野晶子みたいな髪型をした綾瀬はるかのクソ強メスゴリラ映画なんてもう最高じゃないですか。
ただ残念なことに、今作のアクションについてはかなりもっさり。とにかく、ビジュアルにしても『リボルバー・リリー』というタイトルにしても、めちゃくちゃガンアクションを期待してしまいがちですが、その手のアクション要素については期待しない方がいいかと。
ただ大正を舞台にした世界観は素晴らしく、脇役にもかなり絵になる実力派な名優が多々いたりするので、その部分の補正込みの大味な雰囲気映画くらいの感覚で見るのであれば、結構楽しめるんじゃないかと思います。
本当にあともう少しぶち抜けた要素があれば、かなりの傑作になった可能性があるだけに、本当に惜しい作品だなと思いました。
この手の雑な映画って、リボルバーを使っているにも関わらず、めちゃくちゃ連射が効いたりするのですが、今作においてもリロードシーンは本当に数えるほどしかありません。
ただ6連射以上のシーンがないという点に関しては個人的には評価したいなと。6発以上撃つシーンは必ずリロードをしたと言い訳がきくようなそれなりの空白が入るんですよね。
そんな最低限のラインは守っているものの、実質的には無限弾倉ではありますが。
そんな大味な部分も含め、期待値控えめなポップコーン映画くらいの感覚で見るのであれば、この映画、傑作まではいかずとも誰にとっても良作の範囲には収まる作品かと思います。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。