ターミネーター



どうも、松本13です。今回は、『ターミネーター』についてです。


まずは簡単な概要とあらすじから。


【概要】

『ターミネーター』は、1984年公開のアメリカのSFアクション映画。監督はジェームズ・キャメロン。


【あらすじ】

未来で繰り広げられている、人類vs機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく、1984年のロサンゼルスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込む…


言わずと知れたSFアクション映画の金字塔。


しかしながら同じくジェームズ・キャメロンが監督した『エイリアン2』と同様、2があまりにも名作すぎて、意外と知名度の低いオリジン作品だったりするかと思います。


知名度が低いというのは表現としてちょっと適切ではないかもしれませんが。


とはいえふわっとしたイメージでこの作品を覚えていたり、以前見たことはあっても、この作品を頻繁に見るという人はそこまで多くはないんじゃないかと。


実際私としてもこの作品は、ターミネーターシリーズとしてはそこまで視聴回数が多い方ではないのですが、ただ忘れた頃に見てみると他のシリーズにはない、ある種新鮮な面白さがあったりします。


ターミネーターは続編が多く作られ、原点回帰ももう何度も試みられていることだとは思いますが、その原点というか、大元の基準になるのって今作ではなく2だったりすると思うんですよね。


歴史的大傑作と言われる2以降のターミネーターには明確な成功を納めた作品は1作もなく、どこかに賛否両論がついて回ったり、穿った見方をすれば失敗続きとも言えるかと思います。


個人的にターミネーターは6までにすでに残弾を使い切ってしまった感があるように思います。


できることってもう全部やり尽くした感があると思うんですよね。


あれこれ試みるも不振。ならばとシュワちゃんを復帰させても駄目。ならばとシュワちゃんに加えてリンダ・ハミルトンとジェームズ・キャメロンも復帰。それでもだめだったのだからもう何をやってもダメなんじゃないかと。


個人的にはどの作品も好きだったりするのですが。



とはいえすでに時代が設定に追いつき、要素によっては追い越してしまっている感もあるので、しょうがない部分も多々あると思うんですよね。


個人的にターミネーターシリーズについてはそう前向きに諦めていたのですが、久しぶりに第1作である今作を見た際に、もう一度この路線に戻すことができたらワンチャンあるのでは?と思ったりしました。


原点回帰やらなんやと言いつつ、これまで重要視されたのは2であって、多少のオマージュはあれど第1作目の路線を完全に踏襲した作品ってこれまでなかったと思うんですよね。


今の技術で今作のような路線で作ったらめちゃくちゃ面白くなるんじゃないかと。


もちろんそれは簡単なことではないかと思うのですが。


多くの派生作品が生まれ、多くの人に親しまれ、それゆえに内容がちょっとマイルドになったりキャラクターがポップ化したりアイコン化したり、といった作品やキャラクターを原点に戻すのってめちゃくちゃ大変なことだと思うんですよね。


あのゴジラでさえ70年以上の長い歴史の中で明確な原点回帰に成功した作品って数えるほどしかないと思いますし。


ただゴジラはそれがめちゃくちゃ大当たりしたんですよね。だったらターミネーターにだってワンチャンあるんじゃないかと。


私個人としても世間的にもターミネーターと言ったら2のイメージが強いかと思うのですが、改めて1を見てみると普通に怖いんですよね。


しかも結構グロいシーンもありますし。


そういえばターミネーターって2が出るまではかなり怖い映画のイメージだったんですよね。


当時はまだ子供だったということもあり余計に。


よくよく考えると私にとってアーノルド・シュワルツェネッガーという俳優が、シュワちゃんという今のような筋肉俳優のヒーローとなったのはターミネーター2以降だったりします。


それ以前のシュワちゃんの映画って個人的には痛快な筋肉映画というより、子供の目から見たらちょっと怖いものが多かった印象です。


『ターミネーター』しかり、『プレデター』しかり、『トータル・リコール』しかり。


シリーズの原点である今作を改めて見てみると、そういう新鮮な発見が結構あるんですよね。


ターミネーターと言うと短髪にサングラスのシュワちゃんが皮ジャンを着て、どでかい銃を持っている、私の中でデザートイーグルなイメージだったりするのですが。


今作前半のシュワちゃんは短髪ではなくもっさり七三分け、サングラスもかけておらず、皮ジャンすら着ていません。


作品前半の服装は冒頭のチンピラから奪ったパンクファッションなんですよね。


銃もデザートイーグルではなく、バカでかいレーザーサイトをつけたAMTハードボーラーだったりします。


当時はかなり未来的に感じられたその銃も今から見るとかなりレトロに感じられたり。


そんなシュワちゃん演じるT800が出てきた時の安心感って、結局2以降のもので、今作の頃は本当に絶望以外の何物でもなかったんですよね。


一応こっちにも未来戦士のカイル・リースがいるっちゃいるのですが、生身の人間ゆえに戦闘能力は段違い。


頼りにならないとまではいかないかもしれませんが、とはいえ鋼鉄製のゴリマッチョと渡り合うにはかなり心もとない。


結局できても足止め程度。最終的には逃げるしかないみたいな絶望的な圧倒的戦力差は本当にオリジンであるこの作品ならではのものだと思います。


そしてこの作品の後に2を見るとめちゃくちゃ面白いんですよね。


そもそも2が衝撃的だったのって、絶望的なまでに戦力差のある鋼鉄ゴリラが、今度は味方になるという部分で。


2は普通に見ても十分に面白いのですが、1を見た後に見てみるとその面白さは段違いだったりします。


上述のようなその後のシリーズのイメージに上書きされて忘れているような要素も多々あるかと思いますし、久しぶりに見てみると本当に新鮮な発見がたくさんあったりします。


そんな御託抜きにしても普通に面白い映画だと思うので、未見な方はもちろん、ご無沙汰の方にもめちゃくちゃおすすめな作品です。


私にとっても久方ぶりの再視聴は、本当にもう一度この路線に戻ることができたらターミネーターシリーズにもワンチャンあるんじゃないかと、そんな希望が持てた、とても有意義な映像体験でもありました。


ターミネーターシリーズに薄っすらと感じていたコレジャナイ感の答えを見つけられたというか。


それと、意外と忘れがちなところではありますがシリーズおなじみのデデンデンデデンのテーマも今作から。


ターミネーターシリーズへの評価は作品毎に色々あったり、その時々によって上がったり下がったりする部分もあるのですが、ひとまずテーマソングについては間違いなくオリジンである今作が個人的には一番好きです。


後のテーマほどの重厚感のない、ちょっと時代を感じさせるペラいノリがめちゃくちゃいいんですよね。


そういう部分も含め、本当に何度見ておいても損はない名作なんじゃないかと思います。


というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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