ミスターノーバディ2
どうも、松本13です。今回は、『Mr.ノーバディ2』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『Mr.ノーバディ2』は、2025年のアメリカのアクション映画。2021年公開の『Mr.ノーバディ』の続編となる。
【あらすじ】
ロシアンマフィアとの壮絶な死闘から4年。死闘で生じた借金を返済するため、ハッチ・マンセルは休日も返上し、昼夜を問わず任務をこなしていた。その結果、家庭は崩壊寸前になってしまう。ハッチは妻や子どもたちとの関係を修復するため、バカンスを計画するのだが…
家族からも愛想をつかされた、ぱっとしない中年男が、実は凄腕だったという前作は、まさに「舐めてたやつが実はクソ強だった」映画の典型のような作品でした。
そんな傑作であった前作の続編となる今作。主人公がすでにクソ強だということは、前作で明らかになっているので、「舐めてたやつが実はクソ強だった」的な魅力も多々ありつつも、少し趣が違う作品となっています。
前作ですでに種明かしがされているので、今作はまるで開き直ったかのように、序盤から暴力全開。個人的な印象としては、今作は「舐めてたやつが実はクソ強だった」映画というより、「凶暴なおっさんが大暴れする」タイプの作品に感じられました。
「舐めてたやつが実はクソ強だった」映画ってかなりの激戦区だと思うのですが、私の中では「凶暴なおっさんが大暴れする」映画というのも、かなりの激戦区でして。その中でも、この作品はかなりの傑作に入るのではないかと。ただし、その手の映画にありがちな主人公のサイコパス度合いは控えめではありますが。
ただ、その部分は逆に、主人公がある程度見ている側にも理解可能な常識人である故に、見やすさにもつながっているかと思います。
同じく凄腕が主人公である『ジョン・ウィック』の監督、デヴィッド・リーチ参加作品ということもあり、何かと比較されたりする今作ですが、とはいえジョン・ウィックはレジェンド級。
一方のこちらはジョン・ウィックほどは神がかっていない、あくまでも人間レベルという部分で差別化がなされていますし、ジョン・ウィックが基本的に単独行動であるのに比べ、こちらはちょっとしたファミリー物みたいな部分もあったり。
基本的には孤軍奮闘しつつ、時と場合によっては家族と「持ちつ持たれつ」みたいな部分は、ジョン・ウィックと差別化されてていいんじゃないかと。そのようなちょっとしたファミリームービー的な魅力は前作にもありましたが、今作はよりその魅力が際立った作品となっています。
言ってしまえば『スパイ・キッズ』とはちょっと違った暴力ファミリームービーみたいな、そんな魅力のある作品だったりします。
とにかく、あれこれ高望みせずに、シンプルな娯楽映画として見るのであれば、間違いなく楽しめる作品かと思います。
続編を作ろうと思えばいくらでも作れると思うので、個人的にはこの路線で永く続いてほしいシリーズだったりします。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。