泣く男
どうも、松本13です。今回は、『泣く男』についてです。
まずは簡単な概要とあらすじから。
【概要】
『泣く男』は、2014年公開の韓国映画。主演はチャン・ドンゴン。
【概要】
組織によって冷徹な殺人マシーンとして育てられた孤独な殺し屋。そんな彼が、あるミスによって初めて罪の意識と哀しい記憶を呼び覚まし、やがて組織との壮絶な戦いに身を投じていく…
この映画、めちゃくちゃ面白かったです。
アクション映画としてはもうこれ以上にないくらいに最高な映画でした。
本作の監督であるイ・ジョンボムって、前作『アジョシ』についても、訳ありキリングマシーンのちょっとしたあれこれみたいな作品作りがめちゃくちゃうまいと思うんですよね。
アクションシーンに関しては文句なしのクオリティだし、妙に泣ける方向であったり甘ったるい方向に持って行ったりもせず、乾いたトーンで淡々と描くみたいな部分も個人的にはめちゃくちゃ好きです。
前作アジョシについても今作についてもラブロマンス要素は皆無なんですよね。
いくらでもそういう方面に持っていくことはできるかと思うのですが、あえてそういうことはやらずストーリーはドライかつシンプル。
かといって人間を全く描いていないというわけではなく、むしろ今作の主人公である殺し屋、めちゃくちゃ人間らしいんですよね。
一見するとこの手の映画にありがちな無口なキリングマシーンみたいに見えたりするんですけど。
割と感情で突っ走るようなところもあったり、情緒やば目なところもあったりと、精神的にはかなり不安定。
映画のキャラクターとしてはめちゃくちゃ魅力的なんですよね。
敵についても同様。かなりいい味出してるんですよね。単なるかませ犬ではなく。
ドライかつシンプルな作りの映画ながら魅せるところはしっかり魅せる、その部分の取捨選択が本当にうまくめちゃくちゃバランスのとれている映画だなと思いました。
アクション映画としては抜群に素晴らしい内容ながら、サスペンス要素はエグくはなりすぎない程度、胸糞にはならない程度、その部分の塩梅もかなり絶妙。
この手の韓国サスペンス映画って、割とぶち抜けたエグさや胸糞さみたいなのが大きな魅力だったりするのですが。
今作は良くも悪くもそういうぶち抜けた要素は控えめだったりします。
ただ全ての要素がかなり高水準でうまいことまとまっているので見ていて退屈はしないんじゃないかと。
そもそも改心した殺し屋って時点で死亡フラグ立ちまくりですし、もうオチは読めちゃったりするのですが。
そんなよくあるストーリーで最後まで手に汗握る状態で見せるって相当すごいことだと思うんですよね。
個人的にはめちゃくちゃおすすめの映画です。
というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。