ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2
どうも、松本13です。
今回は、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』についてです。まずは、簡単な概要とあらすじから
【概要】
『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』は、同名ゲームを原作とした2025年のアメリカのホラー映画。2023年公開の第一作の続編となる。
【あらすじ】
廃墟と化したピザレストランで起きた悪夢のような出来事から1年。当時の警備員だったマイクは日常を取り戻しつつあった。しかし彼の娘がきっかけとなって再び封印されていた恐怖が呼び覚まされる事になる…
個人的に「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」シリーズについては、めちゃくちゃ過大評価されているといった印象です。
前作においてもそこまでピンと来なかったというのが本音です。
名作ホラーを多々世に送り出しているブラムハウス史上最大のヒットを記録したと言われても、いまいち腑に落ちないんですよね。それこそ「過大評価されすぎなのでは?」といったところでして。
それゆえに、今作においても期待値は世間一般より相当に控えめであったのですが、実際に見てみると、そんな控えめな期待値すら下回る内容の駄作であったと言わざるを得ないかと。
個人的に映画においては、極力いい部分を拾っていきたいタイプなので、良作の範囲を広く取り、駄作認定はそこまで積極的に行わないタイプなのですが。
今作においては相当に脚本に難があり、とにかく圧倒的に退屈で、伏線回収要素もほとんどない「ぶん投げ展開」の連続。
それでもホラーって、そういうノリが一周回って面白かったりするのですが、今作は登場人物の多くに圧倒的に魅力がなく、言動にも難あり。かつ、アニマトロニクスによる殺戮劇みたいな部分も終盤までほとんどなく、全年齢対応ゆえ過激描写もほぼなし。視覚的な部分はもちろんのこと、ホラーとしての怖さもないという。
にもかかわらず、ストーリー的に前作の予習は必須。普通に見ても面白くないし、かといって頭を空っぽにして見れるタイプのポップコーン・ムービーでもないという、何とも救いがない内容になってしまっています。
個人的に、前作はそこまでピンと来る作品ではなかったものの、とはいえ良作のラインを割り込むことはありませんでした。その手のある種の無難な作品の続編って、特にホラーというジャンルにおいては、魔改造されてめちゃくちゃ面白くなって帰ってくるみたいなパターンもあったわけでして。
それゆえに、続編である今作は「もしかしたら化けるのでは?」みたいな期待もそれなりにあったのですが、まさか前作すら大きく下回る作品になるとは思ってもみませんでした。
個人的にアニマトロニクス系ホラーに関しては、同じく今作のように殺人アニマトロニクスが登場するも、そこに何故か居合わせたニコラス・ケイジが謎に無双する『ウィリーズ・ワンダーランド』がめちゃくちゃ傑作なので、それと比べても今作はお世辞にも褒められた作品ではないんじゃないかと。
にもかかわらず、今作に関しては全米でナンバーワンヒットを記録しており、前作は前述のように過大評価されまくりな作品ゆえ、相当な期待値を持って今作を見て、壮大な肩透かしを喰らってしまう犠牲者がかなり出てしまうのではないかと。
本当に本シリーズのように、批評面はともかく、興行面での評価と実際の内容が乖離している作品というのは滅多にないと思うので、そういう意味ではかなり貴重な作品かと思います。
どう考えたって、今作は全米ナンバーワン作品とは思えない内容ですし、名作ホラーの宝庫であるブラムハウス史上ナンバーワンの看板を掲げられるほどのシリーズでもないと思うのですが。
とにもかくにも、今作は予習が必須の作品なので、鑑賞前に前作は見ておいた方がいいかと。そして、前作の感触がどうであったにせよ、それを超える続編ではないということは念頭に置いておくべきかと。
むしろこの映画に関しては「駄作」くらいの前提で見た方が、まだ楽しめるんじゃないかと。映画としてのあらゆる期待を排し、最大級の警戒心を持って見ることをおすすめします。それくらいのスタンスで見るのであれば、それなりには楽しめる作品かと。
とにかく今作、映画としては非常に難ありな作品かつ、その手の作品にありがちな「一周回って面白い」みたいな楽しみ方もできません。ただ、「史上最高クラスに過大評価されている作品」として見るのであれば、それなりのおもしろみを見出すこともできなくはない、というのが個人的な結論です。
ということで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました。